ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

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★★★ お見舞い~リハビリ開始の木曜日・・・

2009年06月25日 | トリプルスターの日常


暑い日になりました。
犬舎は朝6時半にはエアコンが入り、室温26度・湿度50%の状態を維持。
午前中の診療が終わる頃を見計らって、手術の終わった「箱入り娘」を見舞いに行きました。
26か月の箱入り娘は、今月12日頃ひょんな事から左膝の前十字靱帯(ACL)を断裂してしまいました。


     
◇23日に内視鏡検査~手術(脛骨粗面前進術・TTA)を行った箱入り娘の術後はとても安定していました。
障害を負った後の正しい処置(絶対安静)を励行して頂いた為、関節内の半月板は無傷の状態で、手術はほぼ完璧に終わったそうです。
     
◇手術には、「続発半月板損傷、脛骨骨折、移植失敗、感染、舐性肉芽腫、切開性外傷、膝蓋骨内方脱臼」等の合併症が起こる事も
考えられる為、術後の管理と患犬の観察はとても重要となります。
幸い初期診断が正確であった事と、手術前の管理が適切に行われたため心配された半月板損傷に至る事も無く、手術の成功により
「箱入り娘」の回復~リハビリは順調に行くものと思われます。
     
◇今回の手術で目新しい事と言えば、術後の疼痛緩和に径皮フェンタニルパッチ(経皮吸収型持続性(ガン)疼痛治療剤フェンタニル)
が使われた事ぐらいでしょうか、。(モルヒネの筋肉注射に比べてより良い鎮痛効果をもたらすと言われていますが、注射に比べて高価
であります。)
     
◇フェンタニルパッチが貼られていたと思われる個所を舐める「箱入り娘」。
術後間もない為、まだ患部は腫れています。(定期的なアイシングなどが行われています。)
リハビリを考えた場合、ゆくゆく~「変性性関節疾患」等に至らせない為にも手術後間もない頃の「面会と歩行訓練」は大事です。
患犬の精神的な面からも、毎日の面会は回復を助長するものであり、回復後の精神的安定度のコントロールを容易にします。
     
◇10分程の歩行訓練が終わり、喉の渇きをいやすために水道水をじかに飲む、普段のお行儀を忘れた「箱入り娘」。
気晴らしのひと時が終わって院内に戻る「箱入り娘」、出る時は急ぎ足になりがちですが、帰る時にはなかなか足が前に進みません。
長い時間の面会は避けなければならず、別れる時はポンコツとしても申しわけない様な気持になってしまいます。
     
◇約一週間~10日間の入院となります。退院後すぐにリハビリが進められるように、毎日の面会とスキンシップは欠かせません。
早くその日が来る事を願って、病院を後にしました。


 


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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