舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ぶっかけ女ですみません

2006-11-09 01:50:04 | 美食礼讃
今日のレッスン終了後、初めてのレストランへ行きました。
宇都宮の環状線にあり、メインはお菓子屋さんですが、一角で小さなレストランも開いているお店です。
こないだお菓子を買いにいったらレストランメニューに「前菜5品盛り合わせ」「デザート3品盛り合わせ」とあるのをみて、是非是非行かなきゃと思っていたのです。

セットはメインが選べるようになっていて、マミちゃんはウニのクリームパスタ、私は帆立とサフランのクリームリゾットをチョイス。
一口の3分の1くらいずつの前菜と、試食と見紛うばかりに量の少ないニンジンのポタージュをいただいた後、メインが来るに及んでもちろんタバスコをお借りしました。

私にとって洋食にはタバスコ、アジアンフーズにはコチュジャン、生春巻きや揚げ物にはスウィートチリソースが欠かせません。
そうそう、昨日の夕食「ほっかほっか亭の牛すき重」に七味唐辛子とエリンギキムチとキムチ胡麻をドッサリ入れたら、最高に合いましたよ。色が何かケチャップライスっぽくなったような気もしましたが。

そんな辛いモノ狂歴もだいぶ長くなり、一口食べればタバスコが何滴(あるいは十何滴か何十滴)必要か瞬時にわかるようになってきた今日この頃。
今日も嬉々としてリゾットの表面全体が朱色に染まるまでぶっちゃぶっちゃとタバスコを振り、「うおお、辛いだけでなくこのビネガーがたまらないのよう」等とのたまいながら楽しんでいると、さっきまで片隅に控えていた(狭いお店なのでほとんどお見合い状態)店員さんが突然何やら赤い物体の入ったショットグラスのようなモノを手に我々のテーブルに駆けつけました。
彼女曰く、「あの、タバスコだけだと酸っぱくなっちゃうんで、良かったらコレどうぞ」。
差し出されたのは大量のトウガラシの輪切りでした。

本当は前述の通り、私はあのビネガーからくる酸っぱさも含めてタバスコを愛しています。
タバスコって酸っぱいんですよ。だからかけると「辛そうな香り」より「酸味の香り」を強く感じます。もしかすると私のかけてる量のせいかもしれませんが。
それがまた食欲をそそるわけですが(つまりビビンバに混ぜたキムチや酢大根と同じ効果があるのです)、今日お借りしたタバスコがまた、封を切りたてなのか馥郁たる薫りがことのほか強く、これをほんの2~30滴ほど投入しただけでリゾットが華麗に変身したのですよ。

でも、店員さんの気配りはとても嬉しかったので、遠慮なくいただきました。
ただ私の場合、あんな間近で見てられると見張られてるみたいで辛いんだけどね(笑)。
本当は見ていないようなフリ(できれば存在しないフリ)をしつつ客に気をくばるのが、接客のプロだと思います。
たまに凄いお店がありますよね。例えばお水、最後の一口になった丁度その時に、絶妙のタイミングで汲みに来てくれるところがありました。
なのに普段食べてる間は店員さんの気配を全く感じないのです。大好きでしたね、あのお店。ランチを安くして質を落とすまでは毎週行ってました。
だから安いものは最初から安いとこで食べるからいいんだってば。今日のお昼なんて二人で1,300円でしたぜ。でもちゃんと美味しいです「F亭」の照焼きハンバーグ。

ちなみに一番褒められないのは「ほったらかしなお店」ではなく、「ちょっかい出し過ぎるお店」です。
つまり、食べ終わった食器をいつまでも残しておくお店の方が、食べ終わるや否や飛んできて片付けたり、もっと酷いときは会話とかで食事の最中に箸が止まったと見るや勝手に判断して下げようとしたりするお店よりは、いくぶんマシだと思います。
今日もマミちゃんと「下げるのは次のお皿が来たときで十分だよね」なんて話しておりました。
邪魔だったら、こちらから言って下げてもらえばいいのですしね。

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