舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

のだめ!!!

2006-11-20 23:59:45 | 徒然話
きょうも観ました、『のだめカンタービレ』!!
『のだめ』とは毎週月曜9時からフジテレビで放映されている、大人気漫画が原作のドラマです。
といっても原作は見てないんですけどね(私が読んでる漫画といえば『銀魂』と『王家の紋章』だけですから)。
先々週、偶然このドラマを目撃して以来思いがけなくハマってしまったという、『カウボーイビバップ』と同じ一目惚れシリーズでございます。

何が面白いって、このドラマの世界観が最高です。
いや「世界観」なんて大げさなものじゃないんですけどね。もうとにかく現実感完全無視でぶっ飛び過ます。ぶっ飛ぶあまりコタツまでぶっ飛ぶ勢いです
ある新聞であまりの現実味のなさを批判する投稿が載っていましたが、あぁた、ドラマが非現実的で何が悪いの。

この激しい雰囲気をかもし出しているのは、これでもかとばかりに濃ゆ~い面々が揃った登場人物たちです。
主人公の「のだめ」こと野田恵ちゃんからして、生活能力は私並み(=片付け能力ゼロ)のボケキャラなくせにピアノの腕は天才。
ボケキャラがいるということは当然ツッコミ担当もいるわけで、それはのだめが盲目的に恋する千秋先輩です(っつーか、彼以外全員ボケキャラという説もありますが)。
ヒロインがクールな先輩にベタ惚れというのは少女漫画にありがちなパターンですが、のだめは凡百のヒロインたちの轍は踏みません。
なんと彼女、先輩を恋する挙げ句に先輩の家に転がり込んだ(withコタツ)のです。
当然のように着替えを置きっぱなしにする(確信犯的行為というよりは単にだらしないだけと見える)のだめものだめですが、そんな彼女にそんじょそこらのシェフも真っ青の料理をこしらえてやる先輩も先輩です(※注:現時点で先輩側に恋愛感情はなし)。

主役からして既に激しいですが、脇を固める人々も完全に飛んでます。
何しろ竹中直人asドイツ人天才指揮者シュトレーゼマンですのよ。
なんかもう、こう文章に書いただけでフォアグラの天麩羅にマヨネーズとオタフクのお好みソースをつけて食べているかのような濃ゆさが漂って参りますが、ベートーベンみたいなヅラを振り乱してうさんくさい外国語訛りの日本語を喋る竹中さんの凄まじさは、字面の印象を遥かに凌駕しております。

ほかの登場人物も「ティンパニー奏者のアフロのオカマちゃん(※しかも名前は真澄)」をはじめ、全員紹介したいくらい素敵なキャラばかりなのですが、音大の学生が中心というだけあり、あいにく私の好みはいません(どういう意味かお分かりですね。若すぎるんですよ)。
まあ、ドラマが面白いのですから、べつにいちいち好みのタイプがいなくたっていいのですけどね。


あ。いましたいました、好みのタイプ!!
それはオーケストラ団員の一人がつれてるカエルくんです。

実はこのドラマ、登場人物の中に一人カエルマニアが混じっているのです。
彼女はいつもカエル柄のトレーナーなどを着ているばかりでなく、あたかも私がかえるちゃんを連れているのと同じように、いつもお洋服を着たカエルくんと一緒なのです

カエルくんは演奏中も必ず譜面台に座っています。
飲み会では、千秋先輩の隣に座ってお相伴しています。

萌え~~~~~

た、たたた、たまりません。ハァハァ(←ほとんど変態)。
いやほんと、鼻息を荒くしつつ画面ににじり寄り、ほとんど寄り目になりそうな近さまで迫ってカエルくんの姿を探しまくっておりますです。

相棒のかえるちゃんはかえるネットワークの使い手なので、これを駆使して画面越しに彼とコンタクトを取ったそうです。
かえるちゃんによれば、『のだめ』のカエルくんは自分を立派なオーケストラの一員と考えていて、お役目に誇りを感じているのだとか。
かえるちゃんはいたく感銘を受け、「ぼくもダンス屋のかえるとしてがんばる!!」と宣言し、最近よく踊ってみせてくれます。
こないだの文化祭のフィナーレ曲なんて、完璧に覚えてましたよ。

しかし、いいよなあかえるネットワーク。
なんで私は使えないんだろう。生物学的にカエルでないと使えないんですって。深い愛だけじゃダメなのね...。
私も『のだめ』のカエルくんやスティッチが助けたカウアイ島のカエルさんとお話ししたいよう。

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。