舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ボリウッドとは...?

2006-11-19 23:00:18 | ダンス話&スタジオM
今日は久々にワインなぞ頂いてしまいました。
もともとベイリーズやカルアミルクごときではビクともしない私。唯一飲むお酒らしいお酒がワインなのですが、マミちゃんがワインをまったく飲めないこともあり(※ただしウイスキーはザルです)、日常的に飲む機会はめったにないんですね。
だから底の有無が不明な私も、ワインを頂くと酔っぱらってしまいますえへらえへら(←相当やばくないか)。

さて、酔っぱらった私は「酔っ払いラナちゃん」と「ノーマルラナちゃん」にすぱッと分裂し、気持ち良く酔っぱらってたしょう口数が増え笑い上戸になっている(←しかし幼少のみぎりからお酒の席に行くとこうなるのでどこまでがアルコール効果かは不明)私のことを「あぁーあ、また喋りが止まらなくなったよ」とか「おいおい飲み過ぎじゃないの」などと冷静に観察し脳に記録してゆくもう一人の私が出現します。

このもう一人の私のせいで、自分の底を知らないまま今日まで来ているわけですが、逆にいえばそのおかげで今まで前後不覚に陥らずに済んでいるのでしょう。
したがいまして、学生時代に東京でゼミの飲み会に出席し心行くまでワインをいただいても、「もう一人の私」のナビゲートにより平穏無事に日光の実家まで電車を乗り継いで帰り着いております。
帰り着く頃には酔いも跡形もなく消えてまして、そのくせ酒の勢いでグダグダと喋ったこととかは一語一句漏らさず覚えているものですから「つまらん、こんなことならもうちょっと飲んでくりゃよかった」とか思ったりもしますが、まあそのせいで帰れなくなったら大変だったものねえ(笑)。
「もう一人の私」が失踪する前に止めておいたのは賢明であったといえましょう。


あああ、うっかり酒ネタに終始してしまうとこでした。
こないだ話題に出た「ボリウッド」の話をしようと思っていたのでしたっけ。

これは「ボリウッドダンス」のことで、インドの「ボリウッド映画」(ボンベイとハリウッドをかけてこう呼ばれます)のダンスシーンに出てくる踊りをいいます。
ちょっと前に長谷川京子さんが出ていたプリンタのCM、あのようなイメージの音楽や衣装ですね。

インド映画では無意味にいきなりダンスシーンが登場し、あのように美しく着飾った女優が優雅にシャラララ~ンと踊る...のではなく、けっこう激しいリズムに合わせて思いっきり踊りまくります。
これがまたエレガントでゴージャスな服装とは激しく隔たった、そうとう思い切りのいい踊りなんですよね。
フラでもベリーダンスでも、例えば腰を動かすときは頭が動かないようにするなどある程度の「抑え」が求められますが、ボリウッドはそれらに比べてかなり動きが激しく、思いっきり踊っちゃってオーライな踊りですから、そういう意味でストレス解消には最適のダンスといえるかもしれません。
ただし、動きの種類としてはジャズダンスとかよりベリーダンスなどに近いですね。もとはインド舞踊ですから、地域的に考えても共通する部分があるのでしょう。
恩師であるジプシーダンスの第一人者といわれるニューヨーク在住の先生も、やはりボリウッドを踊ってらっしゃいます(彼女から習ったことはありませんが)。

そんなわけでウチでは数年前からボリウッドに手を出しております。
画像のブルーの衣装で踊っているのが、今年の骨髄バンクでのボリウッドの模様です。
このブルーはインドの染料と気候がなければ出ないといわれている色で、どうしてもこの色でいきたかったため、インドから直接取り寄せたのです。

そういえば、金城武さん主演の映画「ウィンター・ソング」では、ボリウッド界で大家といわれている振り付け師のカーン氏がダンスシーンの振り付けを担当しているとか。
彼の振り付けたダンスが入ったボリウッド映画を見た記憶がありますが、どう思い返してもベタなボリウッドダンスだった筈です。
ということは、中国(台湾?)映画なのにボリウッド映画さながらにいきなり群舞シーンが始まり、何の脈略もなく皆で踊り出すんでしょうか。激しく気になる映画です。

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