舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

場当たり

2007-05-22 23:01:36 | ダンス話&スタジオM
いつもご覧くださっている皆様、ありがとうございます。
折角頂いたコメントへのお返事もままならず、失礼いたしております。

ここのところ、忙しいかコンピュータを起ち上げる力も残っていないかのどちらかでして、毎日更新もおぼつかない有様。我ながら情けないことです。
書きたいネタはたまってるんですが、今はとりあえずさしあたっての骨髄バンクのことを書くので精一杯...ということで、今日は昨夜行われた場当たりのお話です。

日曜日にやったのはリハーサルで、これは私たちが個人的に会場を借りまして、日頃一緒にレッスンしてないメンバーが合同で踊る日光スタジオや読売の生徒さんの出演曲を練習したものでした。
で、月曜の場当たりというのは主催者である骨髄バンクがすべての出演グループ向けに本番の場所である県総合文化センターのメインホールを借りて行われます。

つまり、我々以外の団体さんも参加するわけで、一団体にいただける時間はほんのわずか。ほんとの場所確認しかできません。
とはいえ、総合文化センターのメインホールのステージの広さは半端じゃないので、この場所確認がかなり重要なのです。
だからこの時間にほとんどのメンバーが会場に集まれて、なおかつ普段の練習場所に充分な面積がないクラスの生徒さんたちには、場当たりに参加することをお勧めしております。
普段から広いところで練習できるクラスや遠方の皆さん、それに一部の人しか集まれないような場合はもちろん無理して来なくてもいいのですが、宇都宮のメンバーはいつもけっこうたくさん参加してくれまして、皆勤という偉いクラスもありました。

日光スタジオ&宇都宮のほとんどのメンバーが来て、全員で客席に集合するとどうなるか。
うちのメンバーだけでメインホールの前半分が埋まりました。
でも、前半分に集結してくれたのは私にとってはありがたいことです。なぜなら、マミちゃんが舞台上で場当たりをしている間、各グループを回って場当たりの順番を案内するのは私の役目なので...。

有難いことにどのグループの方も優秀で、自分の出番の前にはスチャッと袖でスタンバイしておいてくれたおかげで、リハーサルは滞りなく進行しました。
それでもけっきょくは時間いっぱいいっぱいになってしまい、最後の方はけっこう駆け足になってしまいましたが...。
まあ、しょうがない。なにしろうちの発表会じゃないんで。

骨髄バンクと発表会は、発表の形式が似ていることから混同されやすいイベントですが、なかなかどうして違います。
その最たるものがこの場当たりなのですね。
うちのスタジオの発表会のときは、まず前日夜(舞台仕込みと平行して)宇都宮や日光スタジオのリハーサル(場当たりじゃなくてちゃんと曲もかける)を行います。
矢板など遠方のグループに関しては、当日開演前にリハーサルします。
いずれも本番にきょくりょく近い入念なもので、衣装もほぼ本番どおりに着用します。
だから「リハーサル終わるともう出演が終わったような気がしちゃう」なんて声も(笑)。しかし、これだけ入念にやっておけば、本番の時いきなり慣れない場所に放り込まれてワケ分かんなくなっちゃう、ということはまずありません。

あと意外と侮れないのは、いろんな点での自由度の違いです。
たとえば楽屋の割り当ても、割り当て数が少ないだけでなく使用可能時間も限られているし、どこをどのクラスが使うかを当方で決めるわけにもいきません。
(ちなみに発表会のときは、人数などのバランスを考えてマミちゃんと私が割り振ってます。)
第一、発表会と違ってバックステージパスがあるわけではなく、あらゆる人が出入りしますから荷物を置いておくわけにもいきません。
出演する方はこの点、充分ご注意くださいね。

本番の出演時間も決められていて、交渉の結果1分の融通も利かないみたいですが(笑)、まあそこは我々がなんとか枠内でおさめますから無問題としましょう。

それと照明や音響なんかの質ですね。
これもまあ、チャリティコンサートの性質を考えればしかたのないことです。なにしろ、事前にするのは場当たりだけなので、照明さんは衣装の色も知らされず、本番中にその場その場で対応しなきゃならないのですから。こりゃ大変だよね。それぞれの舞台に最適の照明をなんて、そうそういってられないでしょう。
昔は細かく照明の指定をしたりもしましたが、守られたことは皆無といっていいので今は特に高望みしてません(笑)。

でももちろんうちの発表会ともなれば別です。もう高望みしまくりで、業者さんにリハーサルの段階から見ていていただき、衣装の色や演出に相応しい照明をお願いしています。
そんな果てしない高望みにもしっかり応えてくれる業者さん、さすがプロですな。あとからビデオや写真を見るとけっこう感動します。
舞台写真を見比べてもらうと、同じ舞台や衣装でもいかに照明によって違ってくるか一目瞭然のはず。

うちの発表会の場合、そういう融通が利く分ありとあらゆることを自分たちで準備しなきゃならないという大変さもありますが...。

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