舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

USJ新エリア「ウィザーディングワールド・オブ・ハリーポッター」

2015-03-11 05:08:09 | おでかけ
今回のUSJ訪問の目玉は、何と言っても映画「ハリーポッター」シリーズの世界を舞台にした「ウィザーディングワールド・オブ・ハリーポッター」であります
以前からスリザリンがどうとかスネイプ様がどうとか言いまくっている事からもお分りいただけるとおり、私はハリーポッターが大好き
その世界が非常に忠実に再現されていると聞き、これは馳せ参じねばと思っていたのでございます。


そして、それに乗って来たのが流行りモノ好きのマミちゃん。
彼女はすべてにおいて最先端が好きです。自分には基本操作すらままならぬ電化製品でも一番新しいのを欲しがるレベルです。
我が家のボスである彼女の賛同を得て、めでたくUSJ行きが実現しました


調子づいた私は早速映画第1作目のDVDを家族に見せました。
そしたらあの二人、開始十数分で撃沈しよったのです
寝るなーー!!!(怒)


なんということでしょう、ハリーのもとに魔法学校からの手紙が届いたり、ダイアゴン横町で入学準備をしたり、最初からネチネチオーラ全開の素敵すぎるスネイプ様と邂逅したりと、名シーンが目白押しだというのに~~~!!!
っていうか夢中になって観ろとは言わないからBGM程度にだけでもチラ見してくれよおぉ

今思えばここですでに十分ダメなフラグが立ちまくっていたのでありますなぁ。
しかしその辺は都合よく無視し、USJ行き当日を迎えたのでありました。


今更私が説明するまでもない事ですが、ハリポタエリアは他のエリアのように自由に出入りする事が出来ません。
特に混雑日の場合、朝早いうちに(おそらく一定の人数が入場したところで)制限がかかり、以降は先着順の入場券(無料)を取った人か、有料のエクスプレス・パスなどのうち入場券が付いている物を持っている人のみしか入れないようになります。
そこで我々は、USJオーソリティの方々のアドバイスもあり、朝イチでまずこのエリアに行く事にしました。


JTBのアーリーパークインで15分前に入場すると、ストレートにハリポタエリアへ入る事が出来ます。
アホな私はその仕組みがギリギリまで理解できず、「入ったらまず入場券取りに行かなくちゃならないのかなぁ」などと考えていたんですが、その必要は一切無いらしい(もちろん、敢えて朝イチではなく午後に入りたいとかなら別ですが)。
15分前に入場して人の流れにそって右方向に進んで行ったら、実にアッサリ入る事が出来ました。
途中500人くらいのランナーに抜かされたような気がするけど(マラソンかよ)、それでも余裕で入れました。


【ホグズミード】




森の中の小道をひたすら進んで遂に辿り着いたハリポタエリア。
見出し画像のホグワーツ特急の向こうには、うおおおお、映画の中そのもののホグズミードが広がっているううう!!!
これは絶対に映画を観てから行った方が良いですね出来ればホグズミードが登場する3以降ね!

よく見るとなんでオリバンダーの店がホグズミードにあるんだとか重箱の隅をつつくツッコミを入れたくなりますが(※注:オリバンダー杖店はホグズミードではなくダイアゴン横町にあります)、これだけ完成度が高ければ野暮な指摘はよしましょう!!




ちなみにホグズミードを上から見るとこんな感じです。
屋根の上に積もった雪が良いですね~
おりよく我々の行った日はいかにも英国らしいグレイの空模様で、この景観にピッタリの色でした。
一日中雨だった土曜日、より一層リアリティを増す雨の中のハリポタエリアに歓喜していたのは私くらいのもんでしょう(笑)。




ホグズミード名物、バタービールもゲットしました
ビールっつっても残念ながらアルコールは皆無です(笑)。
映画の中では主人公達(※学生)も飲んでいる、至って健全な飲物です。
原作でButterbeerなる魅惑的な響きに初めて出会ってウットリしてから十数年、是非とも飲んでみたいと思っていた夢が遂にココで叶いました

時期的にホットとコールドの両方出ていて、私は迷わず冷たいのをゲット。いうまでもなくスーベニアビアマグ付き一択です。
夏場はフローズンなるモノもあるらしい。しかし私はコールドくらいがちょうど良いかな。

味としては「甘めの炭酸飲料」で、よく考えるとチューハイだのスパークリングワインだの好物の飲物がことごとく「甘めの炭酸飲料」な私にとってはストライクの味でした。だから塩辛いおつまみが好きなんだねえ。ってココでは関係ない。
ただし辛口のジンジャーエールくらいならともかく甘い炭酸は無理な方、私の酒を味見して「甘ッ!」と叫んだ事のある方(笑)にはこの甘さ&量はちとキツいかもしれないです。


バタービールは原作や映画のファンなら一度は飲みたくなるでしょうし、ハリポタエリアの紹介には大抵コレが載っているからそれで飲もうと思う人もいるでしょうし、何だか知らないけど行列だから飲んでみようという人も出て来るでしょうし、そんなこんなで私が行った時もだいたいいつも混んでました。
ハリポタエリア入口近くともうちょい奥の広場の所の2ヶ所に設置されたバタービールカートは大抵長蛇の列でしたね。ただ奥にある広場側の方が少しマシかもしれません。
また、ハリポタエリア内の他のお店やアトラクション同様、バタービールカートもまだ入場者が膨れ上がっていない朝のうちはほとんど混んでませんでした。


【フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ】



映画内に出て来るヒッポグリフという不思議な生物に乗って空を飛ぶ体験が出来るというアトラクション。
ヒッポグリフは原作でもワイルドな飛行生物です。したがって、このアトラクションも完全なジェットコースターです。
乗る際に荷物はすべて乗場の横の棚に預けます。なんとネックストラップもダメらしい。一瞬で棚に収納しなければならないのが、荷物の多い方にはキツいです。

開園1~2時間くらいはほとんどガラガラでした。
並ぶ事になっても、映画でお馴染みハグリッドさんの小屋があったり、彼らの喋る声が聞こえたりして楽しめます。

並んでる最中に流れている劇中人物の声を聞いていると、どうも我々が乗るのは本物のヒッポグリフではなく、枝で編んだ模型で飛行体験をするもの(という設定)です。
本物のヒッポグリフは乗ってすぐ、上り坂のスタート地点の巣にいましたね。

まあ、そういう映画状の設定は置いといて、普通にジェットコースターとして楽しいです。
私はそもそもジェットコースターが好きなのですよ。我が家には誰一人賛同者がいないので、いつも一人で乗ってます

今回、せっかく四代目が規定身長(92cm)をクリアしたので、ジェットコースター仲間を増やすべく乗せてみたのですが、残念ながら失敗に終わりました
アトラクションを外から見ている間や並んでる最中は「かたっかたっかたっかたっ………きゃーーー!!!」(←上まで上がって行って急降下するところらしい)を連発してテンション上がっていたというのに、イザ乗ったら態度が豹変。
「たすけて~」などと叫んで激しい拒否反応を示しました。
わかった、わかったよキミがあんがい臆病だってことは。


【ハリーポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー】




いよいよエリア最奥の地、ホグワーツ城内部にあるアトラクションです。
CMでSMAPの皆さんも乗ってるアレですね。
アレは誇大広告でもなんでもなく、本当に爽快感と臨場感を楽しめる非常にクオリティの高いアトラクションでした

今回の滞在で我々は3回乗りました。
うち2回は金・土それぞれの朝イチに乗り、1回はエクスプレス・パス的な物を使用。
3回乗っても全く感動が衰える事の無い、素晴らしい出来でした。


アトラクションはライド形式です。
4人乗りですが飛行機のシェルシートのように十分に仕切られているため、隣人との圧迫感はほとんどありません。
足がブラブラしているので、カカトの無いサンダルをはいてた時は若干不安でした。


内容的には一言で言うとピーターパン空の旅を豪華にした感じです……って他社製品の名前出してどうするんだオイ。
すいません、「スパイダーマンの進化形」とか言うべきなんですけどどうも、あの空を飛んでる感じはどっちかっていうとアッチでして…。

ともあれそんなわけで乗客はハリー達と一緒に空を飛んでいる感覚を味わえます。
途中ドラゴンが逃げ出したり、暴れ柳に捕まったり、ディメンターに襲われたりと色々なハプニングもありますので、そのたびに乗り物がワイルドに揺れたり逆さまになったりしますが、私の感覚ではむしろ爽快な程度で、怖いとか不快な類の感触ではありませんでした(ただし乗り物酔いになる方もいらっしゃるようです)。

とにかく映像・実物・乗り物の動きの三者のシンクロ率が極めて高く、乗り物が移動する部分とスクリーンの前で映像を観る部分の切り替わりもスムーズで、今まで乗った中で最高峰のアトラクションと言えましょう。



【ホグワーツ・キャッスルウォーク】




お城の中を歩いて回れるコースです。
歩くだけですので、待ち時間もほとんどありません。
言ってみればかつてのシンデレラ城ミステリーツアーのセルフサービス版……っていい加減某舞浜を持ち出すのはやめんか、私。


それではさっそく見学用ルートを辿ります。ここはカメラ&ビデオ撮影もオッケー
マンドレイクの叫び声が聞こえてきそうな音質の横を通ってお城の中へ。




お城に入るとすぐにこちらの像が迎えてくれます。早速見覚えありまくりだ~。
この像、もっと大きかったんじゃ?なんて細かい事は気にしない。




コレ、分る人には分るモノですね。
「ハリーポッター」の舞台となる魔法学校には4つの寮があり、毎年得点が競われます。
生徒の学業成績や日頃の行い、スポーツ試合など多方向から点数が加減され、その年の優勝が決められるのですね。
で、現時点での得点状況を表しているのがこちら。
あぁんもう、我らがスリザリンがグリフィンドールなんぞに負けてるじゃないか~!
ったく、あすこはダンブルドア校長の贔屓が激しいからァ!


そんなダンブルドア校長の部屋に通じる螺旋階段(が出て来る像の所)も通り抜け、更に奥へ進みます。




ホグワーツ名物・動く絵画が一面に飾られてます。
絵の中の人物は絵と絵の間を自由に行ったり来たり出来るんだよね。便利だなぁ。
アトラクションのスタンバイエリアには、この学校の創始者である偉大な魔法使い4人(の絵)が会話しているところもあります。
最も偉大(で最も毒舌)なのはサラザール・スリザリン様だがなっ。




さらに進むと主要人物3人にも会えます。
ハーマイオニーのこまっしゃくれた喋り方が好きでたまらん。
ココはアトラクション待機中は一瞬で通り過ぎてしまうので、キャッスルウォークに行った方がゆっくり観られました。




ハリー達がいる教室の様子。
ロンがイタズラで雪を降らせる事もあります。
しかしロンは作者の別れた夫がモデルというのは本当なのか…。本当だとすると、あの色々ボロクソな書かれ方にも納得がいきます(汗)。
もっとも私だったら別れた夫を自分の作品に出そうという発想自体しませんが。




グリフィンドールの入口の門番、「太った婦人」にも会えました。
まぁ…実際問題私がハリポタ関連のコスプレをするならこの人しか居ないよなぁ。
もし自分の体重が半分だったらベラトリックス様とか、男装が似合えばルシウス様とか夢は無限に膨らむんですが、現実を見ないとね。


出口はアトラクションの出口とほとんど同じ、お店のところに出てきました。
キャッスルウォーク、次の機会があれば是非また行きたいですね。




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