舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

北海道物産展

2006-09-21 00:58:17 | 美食礼讃
日曜日の東武イベントの際には、なんとシルバー大中央校の全クラスのメンバーが来てくださっていたそうです
中にはクラスのほとんどの方が駆け付けてくださったところもあって、大勢の皆さんに応援していただき、ホント心強かったです

さて、本日よりあのときの会場は北海道物産展に大変身です
もちろん我々は初日から早速行って参りましたよ~。

初日に買ったのは以下の品々です:
・白い恋人(30周年記念セット)
・旭川駅弁「まんざいどん」
・フォーシーズン「デラックスステーキ弁当」
・牛乳(1.5リットルパック&テトラパック)
・ミルクソフトクリーム
・マルセイバターサンド10個入り2箱
・「すみれ」醤油ラーメン
・コロッケ(肉じゃが、じゃがバター、カニクリーム他)計7個
・ほたて貝柱串焼き


まぁ、初日ですので少しにしておきました(※どこがだ!!!)

白い恋人は30周年ということで限定セットが出てるんですが、なんとオリジナル黒猫ストラップが付いてくるんですよううう
「ラングドシャ(=猫の舌)」だから猫ちゃんの絵が描いてありますものねえ、そういえば。
しかもこの子、あたまを押すと「みぃ~~~~」(←わりかし長い)って鳴くんですよ!!!でへでへ。た、たまりません。
ほんとはホワイトのみを過剰に消費するマミちゃんのせいでいつもブラックは買わないのですが、この猫ちゃんに誘惑されてホワイト・ブラック同数のセットを買い求めてしまいました。

そしてマルセイバターサンド。
遅いと売り切れてしまいますが、今日は幸い間に合いました。私は室温であったまってふにゃっとしたのが好きですが、マミちゃんは冷凍庫で凍らせたのをちょっと溶かしたくらいの冷たいバターサンドが好きです。いずれにしても二人揃って好きなので、今回冷蔵庫のキャパの問題もあり20個にとどめておきましたが、後半また買いに行きますぞ。

店頭でいただいたのはラーメン、牛乳、そしてソフトクリームです。
ラーメンは行列のできる人気店(こないだお世話になった催事場のSさんが「ここが最後尾」の札を持ってらっしゃいました)「すみれ」の醤油味です。
ちなみに私はラーメンが嫌いで、今回生まれて初めてラーメンに胡椒を振ったところを見ると軽く10年は食べてなかったと思うのですが、店員さんがものすごく親切なのにほだされて入ってみたところ、結構美味しかったですよ。
麺(焼そばっぽい)もスープも普通のラーメンとは違う感じです。だから美味しかったのかな。
あまりにもラーメンと縁遠い暮らしをしているので、ラーメン好きの方のご判断は分かりませんが...。

食後にテトラパック牛乳を一本。
牛乳はですね、ワタクシ大好物なんですのよ。本当は一日牛乳パック一本半いけます。私の理性が引き止めるから飲まないですけどね。
だからテトラパックなんて一息で飲めるんですが、せっかくの北海道牛乳なのでチマチマと堪能しました。やはり北海道牛乳はいいです。
でも、私は明治おいしい牛乳を飲んでも毎日軽く感動している牛乳狂ですから、あまり言ってることは信用できないかもしれません。
どうやら「好きでも嫌いでもない」くらいのレベルの食品の方が冷静に判断できるかもしれませんね。

ソフトクリームもまったりしてて美味しかったです。
席が混んでて荷物も置けないから、座って召し上がりたいなら、何か買う前に堪能しておくことをお勧めします。
椅子のあるエリアは人口密度が高いうえ、みんなして飲食してますので、近くの子供がジュース引っくり返したりするとモロ被害に遭います。気をつけましょう。

そんなわけで今夜の食事は、マミちゃんが「まんざいどん」、私が「ステーキ弁当」でした。
しかしこれが思いがけず問題だったのです。
いずれも食べ慣れている品で信用して並んでゲットしてきたのに、どうも二つとも前回より味が落ちている気配が感じられます。
マミちゃんのは前回より値段が高い割に中身の品質が下がったようですし、私のステーキに至っては、噛み切れないお肉で食べるのが大変でした。しばらく顎が痛かったほどです

出店企業の皆さん、いくら黙っててもお客さまが集まるからといって、いや集まるからこそ、品質だけは下げちゃダメですよ。
そもそも「黙っててもお客さまが来る」なんてことはあり得ないんです。不断の努力なくして発展はありません。「東武の北海道物産展」のブランドに恥じぬよう、ぜひ現状に驕らずに努力を続けていただきたい。今度アンケートに書いときますね。もちろん記名で。

『あなたもフラガール』

2006-09-20 01:08:02 | ぼくはこんな本を読んできた
『あなたもフラガール~DVDで学ぶはじめてのフラレッスン』
カレイナニ早川 監修
2006年 実業之日本社


本日は、映画『フラガール』にあやかって出版されたフラ本のご紹介です。
紹介されている曲は "Puamana" ・ "To You Sweetheart, Aloha" ・ "Blue Hawaii" ・ "Tahuwahuwai" の4曲です。
劇中でもこの曲が踊られているようですね。
ちなみに、今ちょうどプアマナをやっているクラスのA子さんからいただいた情報ですが、プアマナは映画予告にも使われてました

まずはこの本の68ページ、に注目です
監修の早川先生が何人かのお名前に謝辞を述べられているのですが、そこに早川先生と並ぶマミちゃんの恩師、佐竹先生のお名前が挙げられているのです
そして、イリマフラスタジオのクム・ルカ&ルイス・カレイキのお名前もあります。このお二人こそマミちゃんがハワイでお世話になった先生方なのです。

ですから、この本に書かれているフラはかなりのところでウチのそれと共通点が見られます。
ハワイのクムは数十年前に亡くなってしまっていても、学んだフラの根本はいつまでも生徒の中で生きているのですねえ。ちょっと感動します。
基本ステップの解釈もかなり近いですし(注:ただし早川先生とマミちゃんが同じクムに学んだ時には、カホロはバンプ、レレはスウェイ、コアカはクォーターターンと呼ばれていて、ハワイ語では呼ばれていませんでしたが)、プアマナの振付けなどはだいぶ似てます。

本には付録DVDも付いていて、基本のレッスンシーンに始まり、デモンストレーション、『フラガール』映像資料までなかなか盛り沢山です。
マミちゃんによれば、レッスン場面で解説なさっているのが早川先生ご本人だそうです。

なお、デモを担当しているハワイアンズのダンサーさんたちのダンスの腕前に関しては...ええと、ご自身でご覧になって確かめるのが一番よろしいかと思います。
スパリゾートでのショーは大人数ですし照明などの演出が入ってますので、たった二人の踊りをシンプルに大写しにしているこのDVDの方が、ダンサーさんの踊り自体、つまり表情とか手の使い方などをジックリ見られます。

また『フラガール』のダンスシーンもタファファイだけですが一曲全部見られますし、他の踊りも少しずつ見ることができますので、劇場に行く前にチェックすることをお勧めいたします。

マサラムービー三昧

2006-09-19 03:08:19 | 徒然話
昨日、我が家に新しいかえるさんがやってきました
ステージを観に来てくださった生徒さんたちからのプレゼントです
かえるちゃんと似た皮膚(パイル地に酷似)をしてますが、このとおり体型はまるで違いますね。
もう少し親しくならないと性格まではわかりませんが、二人はだいぶ仲良しらしく、夜は一緒のタオルにくるまって寝てました。双子なのかな。
かえるちゃんも盛んに話しかけているようです。さすがかえる同士だけあって、私より意思の疎通がスムーズなのかも。仲良くなれてよかったね。

さて、3人がソファに腰掛けて観ていたのはインド映画です。
ううむ、慣れてるかえるちゃんはともかく、新しい二人にはしょっぱなから刺激が強かったかな。
ちなみにインド映画にもいろいろなジャンルがあって、今回観たのはタミル語の映画で「ボリウッド」とは別物です。
ボリウッドは「ボンベイ(現ムンバイ)のハリウッド」からきていて、ヒンディー語で作られています。たぶんそうだと思う。不勉強だけど。
確かにスタッフロールなどを見ていると文字が違います。タミル後はヒンディー語よりクルンとした感じで可愛い文字なんですね。
うおう、文字を見るとコーフンして勉強したくなっちゃうよ。でもインドは言葉の数も文字の数もハンパじゃないからキリがなさそうで止めときます。

タミル語映画のスーパースターといえばご存じラジニカーント
数年前に流行ったインド映画『ムトゥ踊るマハラジャ』の主演男優です。
ボリウッドといっても伝わらない場合、この映画を引き合いに出すと良く分かってもらえることが多いので、一般の方にも結構メジャーみたいですね。
とはいえ、くどいですがほんとは「ボリウッド」とは別ジャンルです。だから「フラダンスってほらアレだよ、ミノ着けて腰振るヤツみたいなの」と説明してしまったような居心地の悪さを覚えたりもします。

今回観たのはラジニカーントの『アルナーチャラム 踊るスーパースター』と『ダラパティ 踊るゴッドファーザー』の2本です。
ご存じない方(っていうかほとんどの方はご存じないだろう)のために説明しますと、ラジニカーントはなかなかいい味出してる役者さんですが、如何せん小父さんです。
いえ、小父さんなのはまったく構わないんですよ。私は40歳以下はむしろ男じゃないと思ってるので、日本の好きな役者さんなんかほとんど60代だったりするのですが、この人の場合は見るからに小父さんなのに必ず20~30代の若者の役を演じるんです。
だから、若者に混じって喧嘩を演じてるのを見ても、なんだか若者のリーダーというより頼りになるお父ちゃん状態。感動の母親との再会シーンで女優さんと抱き合えば同世代カップルのラブシーンに見えてしまいます。母親が恋人に見えちゃあまずいですってそれは。
もっとまずいのは「ホントに」恋人役の女優との絡みです。ヒロインも相応の年頃の人を使えばいいのに、インド映画のパターンなのかラジニカーントの好みなのか(←それはまずいだろう)、よりによってなぜか必ずどうしてもティーンエイジャーにしか見えない女優に抱きつき首筋に接吻の嵐...あああ、いやああぁッ、それじゃスーパースターがマイケルジャクソン並のロリコン親父に見えてまううううゥゥゥ!!!

....いやいや、しかしですね、そんな苦悩を感じるのは彼の顔が画面一杯にドアップになったときくらいかもしれません。
ラジニは身体も結構鍛えてるし、ダンスシーンで腰を振る、手ぬぐいを首にかけるといったインド映画独特の決め所もなかなか色気があってサマになり、20代役にもついウッカリ!?納得してしまいます。
そうですね、もう「暴れん坊」っていうには貫禄があり過ぎる気がするのにかっちょいいと思える『暴れん坊将軍』のマツケン的な魅力があるのかもしれません。

魅力といえば、インド映画最大の魅力はなんといっても本筋とは殆ど関係のない突発的ダンスシーンです!!
いきなり画面が切り替わると、数十人(時には数百人)のダンサーと中央に立つ主人公が登場。甲高いインディアンボイスにのせ、所狭しと踊りまくり、腰を振りまくるわけです。
たまにベリーダンス風とかジプシー風などもあって面白いですね。しかし確かなのは、凡そ踊りが上手そうじゃない踊り方だってコトです。
腰を振ると同時に肩だの首だのまで連動しててほとんどフラガール蒼井優さんのタヒチアン状態です(笑)。
でもたぶん、ほかを動かしちゃいけない踊りばかりに慣れてきたからそう感じるのでしょう。インド映画のダンサーたちを見ると、それはそれで絵になっていて、ラジニカーントの演じる20代と同じように、すんなり納得してしまうのですよ。

ってこれ、インド映画の呪力にドップリかかってるってことだろうなあ、きっと。

東武イベント終了!!!

2006-09-18 00:26:14 | ダンス話&スタジオM
無事、東武デパートのイベントが終わりました!!
いやぁ、おかげさまで予想を遥かに超えた大盛況で嬉しかったです
お越しくださいました皆さま、本当にありがとうございました

踊ったのはこちらの5階イベントプラザ入口の特設ステージです。
私達の出演のために、このステージ&照明・スピーカーをわざわざ昨日デパート閉店後に設置してくださったそうです。
舞台のセッティングから当日のMCや音響まで面倒をみてくださった催事担当のSさん&Kさん、いろいろお世話になりました

さて、私達は10時半にこのステージに集合して場当たりを始めました。
すると、メンバー全員衣装フル装備だったためか、まだ開演1時間前だというのに続々とお客さまが集まり出し、あれよあれよというまに満員
うわわわ、場当たりをお見せするなんてお恥ずかしいわッと思いましたが、この人出では確かに1時間前から座ってでもいないと席がなくなってしまうよなあ、と気付きました。

はたして予感は的中。
午前の部が始まる時間になると、開場には既に黒山の人だかりができておりまして、ステージをお客さまが二重三重に取り巻いておりました。
イスが足りなくて座れなかった皆さん、ごめんなさい。そして、あまりに凄まじい混雑で通行に支障をきたしてしまった皆さんもごめんなさい
予想外の混みっぷりに担当のSさんも驚かれたことでしょう、舞台は事前告知よりちょっと早く始まりました。

一曲目は我々二人のデモンストレーションです。
せっかくなので舞台をおりてちょっとだけ出張サービスに出かけたら、皆さん非常に盛り上がってくださったので、調子に乗って「このカラダが~」といってるとこで若干遊んでみました。めっさ受けてもらえて芸人冥利に尽きました

しかし舞台の上から周りを見回しても360°人人人で、周りのお店やすぐそばにある友の会カウンターが見えなくなるほどのいきおいでした!!
ほとんどのお客さまが最後まで見届けてくださったようで、フィナーレのときも同じくらいの人口密度だったため、最終的にどことなく酸素が薄いような気も...(笑)

ともあれ、盛況のうちに1ステージが終わってみると、赤い背広の人たちが私達を待ってました。
やはり東武の方だそうで、ものすごく盛り上がったことをいたく喜んでくださってました

お客さまにはやはりフラ関係者が多かったようで(というよりほとんどウチの関係者だったという説も)、終了後は横のハワイアンショップがメチャクチャ混んでました。
もちろん私達出演者も楽しく見て回りました。衣装のままでです。
「中に何を穿いてるの?」と訊かれて、スカートをめくりアンダーの王子パンツを見せてあげたというメンバーも(笑)。

みんなでお昼をいただいた後、2時半から2ステージが始まりました。
こちらもやっぱり立ち見必至の大混雑。しかも、こちらの回にはなぜか知った顔が一堂に会してました。今回のイベントに出られなかったメンバーが応援にかけつけてくださったのです(さっきもそういうメンバーがチラホラいらっしゃいましたが、なにしろ2ステージはその人数がさらに凄かった!)。
いつも一緒に踊っている顔ぶれに見つめられつつ踊るというのはなんともいえない気分でしたが、きっと見てる方はもっとなんともいえない気分だったろうなあ。次回は一緒に出られるといいですネ

内輪のメンバーに見守られて手とか振り合いつつ2ステージも無事終わり、本日のイベントが終了しました。
ふうぅ、やはりステージ2回は結構疲れますね。マミちゃんなぞもう寝てしまいました(ちなみに、12時台に就寝するというのは私の中では早寝の部類です。10時台とかに寝ようものなら、明日は遠足かなにかがあるか、余程具合が悪いかのどちらかだと思ってしまいます。ていうかわたしゃ小学生の頃も遠足前夜だってそんな早く寝なかったなあ。むむ脱線。閑話休題)。
でも、イベントが終わった後って一日中微妙にハイテンションを引きずってしまいますよね。
さっきもグタグタになって東武のレストランに倒れ込むごとく入ったのに、一緒に出たメンバーとばったり出くわしたとたんなんだか元気がよみがえり、お喋りで盛り上がってしまいました。
帰ってからもテンションが下がらず、スモールヴィル観てB5サイズのカラー絵を一枚仕上げてしまいました。

ああしかし、そんな私のテンションもそろそろさすがに限界です。
ちと早いですがもう寝ましょう。

初ツケマツゲ

2006-09-17 02:38:41 | 徒然話
明日の東武イベントに向けて、不肖ワタクシ、付けマツゲ初装着にめでたく成功しました!!!

...って今更かい!?!?

そうなのです。今更です。かれこれ20年以上も舞台に立ち続けているくせに、23歳になるまで付けマツゲのひとつも付けられないお莫迦さんがいるとはおもいませんでしたよ。あ、ここにいた。
そもそも私は20歳になるまで(ということは3年前まで)自分で化粧をしようなんざこれっぽっちも思ってなかったのです。
でも舞台に出る度にマミちゃんに拝み倒して化粧したり直したりしてもらうなんて弱味を握られててシャクに障る...いえ、ただでさえ忙しいイベントの最中にたいへん時間のむだなので、やむを得ず化粧するようになったのでした。

私は顔の右半分を右手で、左半分を左手で描きます。
これは両利きのマミちゃん譲りですね。残念ながら私は完全なる右利きなので、当初は左手で描いた目が前衛絵画状態になったりもしましたが、今ではけっこう慣れました。

そうしてみて明らかになったのは、化粧のテクニックというのは絵を描く能力とだいぶつながっているということです。
マミちゃんが「アンタは絵が描けるんだから化粧もできる」と無責任にのたまっていたときは絶対に方便だと思っていましたが、どうやら事実のようです。

私は確かに絵を描くのが好きですが、あくまでも得意なのは黒線で平面図を描くのに限られており、色使いや鉛筆の濃淡で立体感を出すのはえらく苦手なのです。
だから自分の絵に色を付けた時まるで幼児の絵のようにベタァーッとひとマス一色で「ぬり絵塗り」してしまうのとおなじく、顔に陰影をつけようとしてもボカシがうまくできず、きまってデーモン小暮閣下御降臨状態になってしまいます
そのかわり線画、つまりアイラインを引くのとかはわりかし得意なんですが。

Showgirls

2006-09-16 01:32:18 | ダンス話&スタジオM
さて、このブログで毎日のように取り上げてきた東武イベントも明後日となりました

ところで、うちのイベントには大きく分けて2種類ありまして、マミちゃんの行っている東西南北ほぼすべてのクラスで出る大規模なイベント(発表会や骨髄バンク)と、今市スタジオのメンバーのみ、あるいは今市プラス宇都宮の読売などのクラスのメンバーだけで出るイベントとがあります。もちろん今度の東武も後者の方ですね。
どちらのタイプであるかによって、プログラムの組み立て方も舞台が目指す方向も全然変わってくるわけですが、今回は小規模なイベントのお話です。

小規模なイベントの場合、大抵時間が限られています。
まぁこないだのいかんべ祭ほど激しい限られ方をすることは滅多にありませんが、たとえ時間に余裕があったとしても、少人数でもそれなりのモノをお見せしなければなりません。つまりは短期集中型なわけですね。

人数にも時間にも限りがあるとなれば、たとえばA班とB班に分かれ、Aメンバーが踊っている間にBメンバーが着替えて次の曲に出てくる...などということをしなければなりません。
どう考えたっておんなじ衣装でダラァ~ッと踊り続けた方が楽に決まっているのですが、見ている人の気持を考えたらそれはムリ。「同じ衣装では2曲が限度」です。
だからといって「それでは只今より着替えのお時間をいただきます」とかいって総出で消えてしまうのはさらに考えものです。いちいちMCでつなぐのにも限りがありまくりますって。

衣装のほかに、曲調も重要事項です。
いくら素敵な曲でも、スローとか似たような曲ばかり続くと(踊ってる本人は気持ちよくても)お客さまが飽きてしまいます。
随所にアップテンポや道具モノを入れるのがミソですね。

その辺りのことも考えてプログラムができたら、あくまでウチの場合ですが、基本的に出演メンバーに出たいものを選んでいただきます。
着替えに要る速度などは個人差があると思うので、早着替えしてフル出演するも余裕を持ってのんびり出るもおまかせ。
だからプログラムを考える時点で、どの曲を何人くらい希望しそうか予測を立てつつ考えます。
とはいえ予想がものの見事に外れることも無きにしもあらず(笑)なので、そういうときは潔くプログラムを考え直します。
なるべく多くの人が希望の曲を踊れるようにしたいですものね。

東武出没情報(笑)

2006-09-15 02:30:56 | 徒然話
え~、東武デパート出演を記念いたしまして(?)、本日は週2~3回は訪れている東武デパートのお勧めグルメスポットをご紹介いたします。ってやっぱりグルメなわけね。


(1) 沈菜(キムチ)館
地下一階レジのそばにあるキムチ・韓国食材のお店です。
チマチョゴリを着た店員さんがいらっしゃるので、遠くからでも分かります。
私達は稀に家で夕食にすることがあるのですが、家ビビンバに際して、必ず入れるのがこちらの白菜&ニンニクキムチです。
キュウリのキムチもおいしいですね。こちらは小腹が空いた時にそのまま食べると美味です。
また、期間限定でエリンギキムチという悩殺必至アイテムがお出ましになることがあるので、定期的チェックが必要です

(2) アロマテーブル
こちらも地下一階で、お酒屋さんのそば、エスカレーターを降りたところにある比較的新しいお店です。
いつも試食メンチカツが出てますので、一度ぜひお試しを。悶絶するおいしさです。
また、私はこちらの和牛ハンバーグ弁当が大好きで、今日も夕食にしました。
ソースを選べるのですが、私のお勧めは和風です。

(3) 富次郎
またまた地下一階、パン屋さんのそばにあるたこ焼き屋さんです。
私はこのお店を大田原の東武で知りましたが、先日めでたく宇都宮にも登場。
まずお勧めしたいのがやはりたこ焼きで、ジャンクフードと侮るなかれ、これがちょっと贅沢なたこ焼きで、かなりの美味しさなのです。
素材を味わうため、ソースはあえて辛口でなく中辛。マヨネーズをたっぷり頂いて、熱いうちに頬張れば絶品です。
ちなみに、カスタードたい焼きも罪作りなほどイケてます。

(4) アフタヌーンティー ティールーム
2階のバス乗り場の近くににある飲食店で、「アフタヌーンティー」というショップの系列です。
あ、あと、つい名前につられてお茶がおいしいような気がしてしまいますが、思ったほどそうでもないのであしからず(笑)。
ここでのお勧めは食べ物、つまりケーキやパスタです。
ケーキだったらショートケーキとアップルパイがお勧め。お食事メニューでは小エビのグリーンクリームソースパスタ(に色が変わる程大量のタバスコをかけたもの)がいいですね。
しかしッ、真のキング・オブ・パスタは季節限定で出てくる「ポークとエリンギの黒ごまパスタ」に限りますッ。
5階のイタメシ「ジロー」の海老チリパスタがなくなってしまった今、私の最愛のパスタこそこのエリンギパスタ。
冬場になったらゼヒゼヒおためしを
今はアーモンドソースの栗パスタが季節メニューですが、いまいち味が弱いというか、味がないです。
ちなみに私にとっては色が変わるほどタバスコをかけてもなお弱かったので、ほぼ同量を再びかけました。
ただ、栗好きの人や(私などと違って)優しい味が好きな人には、わりかし美味しいかもしれません。

東武のハワイアンショップ

2006-09-14 00:43:27 | ダンス話&スタジオM
今日のレッスンの後、東武デパート5階の催事場に行ってきました♪
まず催事場の手前にハワイアン調インテリアのディスプレイと私たちのステージのお知らせがあり、入ってすぐ左側にハワイアンショップがあります。
思ったより広々としたスペースがハワイアンコーナーになっており、レインスプーナーや日本のピカケなど色々なメーカーのグッズがありました。
種類もワンピースやレッスンで着るようなトップスやハワイアンジュエリー、バッグなど多岐にわたっています。
ワンピースといっても、お馴染みのハワイアンファブリックのものから普段でも着られそうなさり気ないものまでありました。
バッグやお財布の中にはハワイ島の有名デザイナー、シグ・ゼインのファブリックを使ったものもありましたよ。
今後もグッズは入れ替わるそうで、私たちのステージのある週末にはパウスカートが入るのだとか。
しかしちょうど私達の楽屋からステージまでの通り道にあるので、早着替えで往復するあいまにウッカリ魅入ってしまいそうなのがおそろしいといえばおそろしいような(笑)。


そうそう、話は変わりますが、昨日の深夜にもかえるさんが家に入ってきました
2時からの韓国ドラマ(例によって主人公の男女はお互いを探して走り回ってるのにニアミスですれ違い、例のごとくヒロインはライバルより地味なドラマです)を振り切って寝ようとした矢先に何か黒いものが視界の端を横切ったときはお腹の底が冷えましたが、よく見たらかえるさんではないですか。
でもみんないったいどこから入ってくるんでしょう。ともかく、一足先に寝てたマミちゃんを叩き起こし、外に出てもらいました。
マミちゃんによれば、こないだ来た子はふにゃっとしてましたが、昨夜の子はなんだか筋肉質だったとか。
きっと昨夜は寒かったから入りたかったんだろうなあ。それを思うと、仕方ないとはいえ胸が痛みます。

東武チラシ出ました

2006-09-13 01:31:27 | ダンス話&スタジオM
今日(9月12日火曜日)の朝刊のチラシに、東武デパートのイベントのお知らせが載りました
「今週の東武」というオールカラーの大きなチラシで、内側のページ下段にこんなぐあいに載ってます。
しかし、「スタジオMダンスアカデミー(福田真澄)によるショー」との分かりやすい紹介文とともにカラー写真まで載せてくださって、うれしいかぎりです
サイズの割にはドレスの色も綺麗に出てますし。
残念ながら今市の自宅の新聞には入ってこなかったのですが、宇都宮近辺ではかなり広範囲にわたって配られたもようです。

ウチの名刺にも使われているこの写真は、前にもご紹介した2004年に作られたドレスです。
マミちゃんがカムエラのグリーンのドレスにインスパイアされて生まれたものですが、実は衣装屋さんとの間に行き違いがあり、当初思っていたのと若干違うデザインで出来上がってきてしまいました。
いやぁ、最初に到着したときはそれはそれは驚愕しましたよ。
しかし、それが珍しく功を奏し、奇跡的に第一案よりも素敵なドレスが生まれました。
とはいえこの一件で学習(笑)し、以来必ず「試作品」を一度ならず二度三度と作るようにしてます。

マミちゃんの信条は、「踊っているときのシルエットの美しさこそドレスの真骨頂」ですので、見てくれが綺麗なだけじゃダメなのです。マネキンに着せるんじゃないのですから。
だから、試作品を着て踊ってみなければ本当にふさわしいシルエットは望めないというわけですね。

そんなわけで、秋に初披露するドレスも二度の試作を経て今ようやく実際のドレスを頼んだところです
それも思いどおりに仕上がらなかったら容赦なくダメ出しのおそれ大なのですが、今回の場合デザイン的にいつも以上に着て練習する必要があるので、あんまり悠長なこともいってられません。
秋までにドレスと踊りが美しく融合するようにがんばりましょ~

(嗚呼、ま~た目先のイベントが終わってもいないクセに次のコト考えてるよ)

映画『フラガール』

2006-09-12 02:59:42 | 徒然話
今月23日から邦画『フラガール』が公開されます。
以前にもテレビでこの映画が紹介されて驚いた時、このブログに書いた記憶があります。
フラが日本の映画で描かれるようになったのですから、ほんと凄い時代ですなあ
実は先日の書き込みには後日談があり、その後制作スタッフの方から「映画に出ないか」と電話をいただきました。
あいにく東京のアパートの引っ越しと重なったのでお断りしましたけれどね。

きっとこれをご覧になっている方にも、映画館に観に行かれる方がいらっしゃることでしょう

そんなわけで今日はフラガールネタです。
といっても、今いろんな映画雑誌やフラ雑誌、そしてハワイアンズのガイドにまでオフィシャルな映画情報が載ってますので、超個人的な関わりのお話です。

映画で松雪泰子さんが演じる東京から来たダンスの先生には実在のモデルがいらっしゃいまして、カレイナニ早川先生という方です。
しかし実際には東京じゃなくて横浜から来たはずなんだけど...!?とにかく、松雪さん演じる先生は写真で見る限りかなりモガ(モダンガールのことです)っぽいいでたちですが、当時の早川先生も本当にそういう雰囲気だったそうな。

「そうな」というのも、私の母マミちゃんはハワイアンセンター最初期のことをかなりつぶさに見ておりまして、先生方にものすごくお世話になったのです。
とはいえマミちゃんはあすこでダンサーをやっていたわけではありません。当時マミちゃんは中学生というか10代半ば、フラを習おうと考えていた矢先でした。
その頃のあの人にはすでに十数年のダンスのキャリアがあり、東京からこちらに転校してしまった後も、電車で県外まで習いに通っていたのです。
どうも私には考えもつかないほど昔から「一流を目指すには一流の先生に師事するべし」と頑なに信じていたようで、そのためにはどんなに遠方でもすっ飛んでいく所存だったもようです。
そして、ついにはそれが1ドル360円の時代に海外留学するまでにいたりました。
つまり、フラを習おうと思うあまり単身ハワイに留学する気になったのです。む、無謀な。

今では若者が「りゅうがく」と称した単なる長期旅行に出られるようにすらなりましたが、何しろン十年前のこと、義務教育終わりたての子供が一人で留学できるような時代じゃなかったんですよ。
そんなマミちゃんの無謀きわまりない留学時代を支えてくださったのが、早川先生だったというわけです。
実際には当時のハワイアンセンターでは早川先生ともう一人、佐竹先生という方も一緒に教えていらっしゃったのですが、佐竹先生は映画には登場されない模様です。
というのも、佐竹先生はマミちゃんがハワイに住んでる間にハワイアンセンターから退かれてハワイにいらっしゃったからですね。
佐竹先生は親子ほども年の離れた無謀な日本人留学生に対し、食事など(マミちゃんはマックバーガーも買えないほど貧乏だったようですから)さまざまな点で面倒を見てくださったのです。
ホント母がお世話になりました。先生には足を向けて寝ません。
しかし私には足を向けて寝られない方が多すぎて、立って寝なくちゃならなくなる日も近いです。人様にお世話になりっぱなしでなんとしょう。

そしてもう一人、蒼井優さんが演じるダンサーの少女のモデルは小野えみちゃんという方です。
本当は小野恵美子先生とおっしゃって、今やハワイアンズの教授をなさっているほどの方なのですが、マミちゃんときたら自分が知り合った頃の小野先生はいちダンサーでいらしたのと、なおかつ前述のお世話になった先生方がえみちゃんえみちゃんとおっしゃるのに感化され、無礼にも自分までそう呼ぶようになったようです。
あああ、ホントものを知らない母ですみません。何しろダンスしか能がないんです。

そうそう、ハワイアンズではポリネシアショーだけでなく、よくフラメンコも演じられますね。今はシアターでマジックショー形式で踊られているようです。
これは小野先生がもともとフラメンコ出身だからだそうですよ。
なんか映画の蒼井さんの役どころとはイメージが違いますよね。

映画の蒼井さんと言って思い出したので、もうひとつ余談をば。
フラガールなる映画が公開されるといって、何より気になるのはフラの出来栄えではないでしょうか。
私はまだダンスシーンを見てないので確かなことはいえませんが、ふと不安になったのが、蒼井さんの「腰を痛めてマッサージしながらダンスの撮影に臨んだ」というエピソードです。

ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待って。フラ踊って腰が痛くなるのはえっらくマズイぞ.....!?!?

フラは決して腰が痛くなる踊りじゃありません。
一兆歩譲って、彼女の腰痛がダンスのせいじゃなくて撮影の疲れからきているんだとしても、フラを踊れば腰の痛みは(少なくとも恒常的なマッサージが要らなくなるくらいは)むしろ緩和されるはずです。「痛めて」ってことは持病でもなさそうですし。
フラというのはそういう踊りです。
それがアンタ(って美川憲一か)痛くなったとしたら、腰の使い方が悪いからにほかなりません。

そんなことを考えながら画像のポスターの女優さんたちをよく見たら、あああ、やっぱしヘコッと芯が抜けて腰があらぬ方向にイッてる人がたくさんいる...!!!(※例:前列左端の人)
ガニ股の人も多いですが、これも変な腰つきになる一因です。
左から2番目の人および南海キャンディーズのしずちゃん、この二人はおそらくほとんど腰を振ってませんね。
いや、そのほうがいいんです。なまじ無闇に振ろうとして腰を痛めるよりは。
左から3番目のモンキーダンスっぽくなってる人は腰については分かりませんが(隠れているので)、一番問題はその右隣、つまりしずちゃんの左にいる人です。
まず腕、肩を使って振り上げ過ぎです。こういう上げ方をすると首が短く見えてしまいます。
これは楽器を持たないフラでも同じで、肩から上げてはイケマセンぞ。
握り方も怪しい。ウリウリはダンベルじゃないよ。まあしばらく振って踊ってるとダンベルなみの効果があるのは確かですが(笑)。
あと首!!!なしてそない腕にヒッ付けるんや(似而非関西弁)。いやほんと関西の芸人ふうに鋭く突っ込みたくなる首つきです。
先ほど述べたように、いや全てのダンスにおいてそうですが、首は常に長く保ちゃなくちゃダメなんだってばよ(今度はナルトか)。
フラってあまり姿勢をうるさくいわない先生が多いけれど、この画像のようにただでさえ首周りにレイとかかけて短く見えやすい分、首には細心の注意を払わないと美しくなりません。
腕に引っ付けるなんてもってのほかです。正しい腕のあげ方をして、首があるべき方角にのびていれば、腕と首の間にはもっとゆとりがあるはず。
テハニ・ゴンザード(2000年ミスアロハフラ、ポージングの美しさにかけては歴代ミス随一)の映像を観て出直してきなさいッ。




......え、この人が蒼井優さん.......?

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