out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

千手の森へ

2013年09月02日 22時25分52秒 | お山のツアー

2013年8月24日(土)

 隠れ滝ツアー隠れ滝+β、の続きです。 

 「ツアーはまだ続く~」などとのたまい、なんだか期待を持たせてしまいすみません。 
 千手の森へ満開のマルバダケブキ、アケボノソウ、カリガネソウなどを見に行きました。 木漏れ日の下、シロヨメナの群落も苔生した木々もきれいだったのですが、写真がどれも今ひとつで。。。って、いつものことなんですが、尻つぼみなんですよ。 もうほんとにすみません、と先に誤ってしまいます。
 もうひとつ、ふたつ何かが足りない~、とは思いますけど今後の宿題として。。。
 さらに付け加えるならば、カリガネソウは全滅ですので、ここにはありません。(^o^;





 アケボノソウです。 シロヨメナの中で目立たないのですが、わかり始めるとどんどん見えてくる。


写真 by βさん

 かわいらしいけど変わった柄のお花です。 花びらの先、緑色の二つの丸が蜜腺でここから蜜を出しアブを呼んで受粉させるそうです。 ちょうどアリが蜜腺にいる現場を撮るあたり、さすがプロですねぇ~。


 満開に咲くマルバダケブキはシカが食べないため。 蕾の出だしはちょっと怖いよ~。w

    

 左写真はマルバダケブキの群落。 右はイケマの種です。 昨年はイケマの花をたくさん見たのですが、今年はあまり見なかったなぁ。 けど見たかったタネが見られたのでまぁいいか。

 ということで短い時間で千手まで良く歩き、最後までいろいろ発見できました! やっぱりツアーは一人ではわからない、見つけられない事、物まで知ることができ楽しいです。
 ありがとうございましたぁ~。(^O^)


今森光彦 写真展 昆虫4億年の旅 @ 宇都宮美術館

2013年09月02日 10時23分02秒 | 栃木県他エリア
 8月31日(土)、宇都宮美術館に行ってきました。 

 こんなやっつけのようなお知らせで本当に申し訳ないのですが、とにかく素晴らしかった!!

 期間が今週末、9月8日(日)までなんです!! 皆さん、どうぞ行ってみていらして下さい!!


 ということで、今森先生の写真が素晴らしいなんて当たり前だろう、今さら騒ぐな、と言われてしまいそうなんですが、なんかもう想像以上でした。

 虫の写真は解説付きの本でゆっくりじっくり見る方が良いだろう、写真展ってどうなの?、と実は思わないでもなかったのですが、ほんとうに圧倒されました。

 大きなサイズに引き伸ばされた写真たちはどれも素晴らしくて。 この写真を撮るのにどれだけの時間をかけたのだろう、何度そこに通ったのだろう、何を考えて撮られたのだろう。

 そんなことまで思いめぐらしているとそこが美術館であることを忘れるほどです。

 こんな写真を撮れるようになるために、今森先生は昆虫も、自然のあらゆることも、そしてもちろんカメラ、写真のことも、大変なお勉強をされたのだろうな、と思うのですが。。。

 一緒に展示されてあるフィールドノートが、これがまた本当に素晴らしい。

 というか、こういうことができる方だからこれだけの写真が撮れる機会や技術や眼や心を持つことができるのだろうなぁ。。。と。

 きっとあらゆる知識や経験がす~っとでてきて、すごく瞬間的に自然体で撮られているのかもしれない。。。と思ったりしました。


 なんだかもう、しみじみ感心してしまい、本当に皆さんに行ってもらいたいという気持ちです。

 観賞し美術館を出たあと、駐車場までの森の中を歩く気持ちがなんだか違っている気がしますよ。