1月29日(日)、日光は霧降アイスアリーナへバックス対チャイナラゴンズ戦を見に行ってまいりました。 年末は韓国旅行に行きましたので年始すぐの八戸での試合観戦は控えておき、この時の1月29日が新年初のバックス観戦となりました。
で、その試合前に、かねてより拝見したいと思っていた日光の天然氷切り出しを拝見させていただくことができました。
皆さん天然氷のかき氷を召しあがったことがありますか? 最近はテレビなどでも時折レポートされていますが、ふわふわで食べても頭がキーンとしない絶品のかき氷を作るもとの天然氷を作る池を拝見してきた、ということです。
それが上の写真なのですが、天然に作る氷なのですから今の時期さむ~い山の中で作られているわけです。
今回お邪魔したのはタイトルにもあります、「四代目徳次郎」さんの氷池です。 私は以前日光で天然氷のかき氷を食べたことがありとてもおいしかったので単に「天然氷ってどんな所でどういう風に作られるのかしら。 見てみた~い(^O^)」という軽い気持ちだったのですが、訪ねてビックリ。 こちらの天然氷には感動の歴史がありました。
現在日本全国で天然氷を作っている氷屋さんはたった5軒しかありません。 埼玉県の長瀞にある阿左美冷蔵、長野県軽井沢の渡辺商店、そして残りはすべて日光にあり、こちらの四代目徳次郎、松月氷室、三ツ星氷室の3軒となります。 5件中3軒が日光にあると言うのですから、すごくないですか!?
もちろん日本でたった5軒しかないと言うのには理由があります。 製作過程が重労働である、生産者の高齢化、採算が合わない、などでしょう。 そんな中、2006年の秋に日光にある貴重な3軒の中の一軒、三代目徳次郎さん(当時のお名前は吉新氷室)が廃業を決意しました。 その時、「この文化を絶やしてはいけない!」と立ち上がったのが現在の四代目徳次郎、「チロリン村」オーナーの山本雄一郎さんでした。 さらには地元日光の有志の方たちもこれに賛同し、氷の製造、販売などに協力。 当初色々な面で大変なご苦労はあったようですが、現在はNHKほか各局のメディアにも取り上げられ、四代目徳次郎の天然氷は大変な人気商品となりました。
四代目徳次郎 山本雄一郎さん
このようなお話と、当日の作業のお話など全ては「ふぃふぁさん」に伺うことができました。 ありがとうございました。 リンク先は四代目徳次郎が初めて商品として氷を切り出した日の様子です。
四代目徳次郎さんのブログもふぃふぁさんのブログも読めば読むほど天然氷作りの大変さが伝わってきます。 また、ふぃふぁさん以外にも大勢の有志の方がこの氷作りに携わっていらっしゃるのですが、どの方のお話も働きっぷりも大変さ以上の情熱が感じられ、なんだか本当に魅力的、応援したくなってしまいます!
いろいろ書いてはみましたが、こちら4代目徳次郎の山本さんが「ざぶん賞」の表彰式の際にお話しされた内容が書かれたブログアップを読むと、一番伝わるものがあると思います。 私は感動してしまいました。
どうぞ皆さんも読んでみてください。 → 「山本さんのお話」
失われかけた氷屋さんをみんなの情熱で後世に引き継いでゆくよう再生した。 この栃木県民たちはすごいなー。(栃木県民じゃない人もいらっしゃいますがw) なんだかそれは、今のバックスが生まれた話にそっくりじゃないか、などと思うのは私だけでしょうか?www(バックスも古河アイスホッケー部廃部の折、栃木県民の力によりクラブチームとして再生しましたからね。)
ところが番屋でお話を伺うと、あまりバックスの話が盛り上がらず「好きな人は好きらしいけどなー」って。(^o^; まー、いいんです。 そう言いつつ、四代目徳次郎さん、ちゃんとバックスを見てくれていましたから。
ほら → これこれ!!
ということで、夏に日光に行かれる際は是非霧降アイスアリーナからも近い『チロリン村』で四代目徳次郎の天然氷のかき氷を召し上がってみてくださいね!! シロップは四代目の奥さま手作りですよ!
冬でも今市の「日光珈琲」さんでいただけるみたいです。 また、ロックでお酒を飲む時用の袋入り天然氷の通販もおこなっています。 硬く溶けにくい天然氷はロックに最適だそうですよ。
通販はこちら → 栃木逸品屋
この氷池での氷製造は年末から今頃までの期間でだいたい2回くらいしかできないのだそうです。 徳次郎さんの氷池はこの場所に2つあり、それぞれで2回と言うことは切り出しはシーズンに4回しかありません。 今回私はふぃふぁさんに氷池を見学だけでも、とお願いしていたのですが、大変運よく日曜日、それもバックスの試合の日に切り出しを拝見することができました。
氷の上に乗せてもらったり、すこしお手伝いもさせていただきましたが、できることなら来シーズンはバックスの試合ではない日に、一日お手伝いをさせていただきたいな、と思います。
さて、氷切り出しの工程や、夏過ぎまでこの氷を蓄えておく氷室の写真もあります。 そのうちにアップしますので。。。
わたくし、珈茶話さんのサイトを拝見していて、
マスターがお二人いらっしゃることに気づいておらず、
大変ご無礼をいたしました。
ちびマスターさんには大変驚かれたことだろうと思いますが、
当日はとても良くしていただきました。
お昼ごはんもおいしく、かき氷のころにはまたお邪魔させていただきます。
先日の日光の旅行記はこの天然氷切り出しのエントリーが終わり次第アップする予定です。
その際には今市でのショッピング、珈茶話さんでの食事のことなど
書かせていただきますので、よろしくお願いいたします。
今年は缶バッジとかもらえていいですね。w
M&ちゅうさん、もちろん毎日拝見していますよ。
ご紹介の動画は206作品中30作品の入賞に選ばれたのですね。
来年度は天然氷作りが選ばれるのでしょうか?
楽しみですね。
身の回りの小物には べたべた ステッカー
貼って 念を送り 毎日 M& ちゅう を
読ませてもらっています。
動画は 今年のTVF に 「大福と~、、」
で 配信されています。 よかったら
ご覧になってください。
レイラさんのレポートは 短時間でしたのに
きっちり 背景なども調査されていて 大変
勉強に なりました。
動画取材とは!?
ブログとかyoutube とか、どこかで拝見出来るのですか?
教えてください!m(__)m
番屋でバックスファンの方いらっしゃいましたか!?
しかも古河時代からの。
それは失礼いたしました。m(__)m
今度機会がありましたらバックス、アイスホッケーについて教えてください。
バックスが年明けどうしてダメなのか。。。
それは私も知りたいですーっ!(ToT)
全日本がアレでしたから、残るリーグでの戦い、
キチッと切り替えて連勝で終わってほしいですね!!
者です。 タカヒト バックスファン
で ドラゴン戦を観に行く と おっしゃっていましたね。自分は4代目に感心し、動画取材をしていました。その日 ドラゴン戦行きました。
正直 しまりのない試合に 5分前に出てきてしまいました。そして 全日本での連敗。古河時代からのファンですが。どうして年明けはがた落ちになるの?レイラさん 教えてヨ。
お返事遅くなりすみません。m(__)m
◇ことしゃんへ
もちろん電気の冷蔵庫が無い時代にはたくさん天然氷屋さんがあったそうなんですよ。
それが今ではたったの5軒。
天然氷が食べられるチロリン村は霧降高原のキスゲ祭りの中心地です。
是非、キスゲのシーズンにいらしてください!
できれば一緒に行きたいですね!
◇Kiyoさん
天然氷そのものの味の違いは難しいかもしれませんね。
かき氷にすると通常のかき氷とはだいぶ違うのですが。
なんでも、硬い氷なのでうすーく削れる、また薄く削ってもなお溶けにくい、ということらしいんですね。
なのでふわふわの口当たりの良いかき氷になるのだそうです。
お酒のオンザロックにすると透明な天然氷は見た目がきれいで、
硬くて溶けにくいためお酒がうすまりにくい、
らしいです。
まだ続いているんですねえ。
ちょっと食べてみたい気がします。氷の通販があるみたいなので、機会を見て注文してみます。
韓国の釜山の近くですが、夏でも氷のある洞穴があります。TVドラマの中で、主人公の先生の医師が死ぬときにそこで最後を迎え、弟子の主人公に、解剖を薦めるのです。遺体がいたまないように。
あ、すみません、ちょっとショックですね。
美味しそうな氷から連想してしまいました。