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out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

平林 第3回草取り (7月26日)

2009年08月07日 11時52分40秒 | 平林の棚田 米づくり


 昨日(8月6日)はkuronekoさんと平林方面へドライブに行ってきました。 その記事も書きたいんですが、まずは7月26日の草取りの記事をあげないことにはどうも頭の整理がつかなくて。 いつもいつも「十日の菊」ですみません。(Kiyoさんのブログで知った表現。トホホw)

 と、言うわけで。 7月26日(晴れ時々曇り)

 長靴も農業用のみのる君に変え、はりきって臨んだ三回目の草取りです。 こちら田植え後の遠景と比べると随分成長した様子がわかります。 上から2段目が私たちの田んぼです。 田植えから9週間たっています。


 この日田んぼについて気づいたことが2点。 「トンボが多いなー!」「田んぼの水が少なくなっているー。」ということです。

 トンボはさておいて。 この時期田んぼは中干しと言って、水を抜き根をしっかり地中に張らせるのだそうです。 
 水中にあった草が顔を出し見つけやすいのですが、とたんに増えた気がします。 また、土が湿っているところは抜きやすいのですが、固まりかけている所はグイッと引っ張らなければとれません。 なかなかに重労働です。 しかし、このチャンスに一掃するぞ、という意気込みです。


 稲の丈も随分と高くなり、かがんで草取りをするとすっかり顔が稲の葉の先に当たります。 
 なので、左手で稲の茎の根元を少しよけるようにして、右手で草を抜きます。 でも、抜いた草が左手にたまってくると、稲をよける作業がしづらいです。 ビニール袋でも腰からぶら下げておこうか、とも思いましたが、とりあえず採った草は根元の土を水の中でよく洗い、畦に投げておきます。 そしてあとから回収したりしなかったり。w 


 稲の葉にこんなまゆのような物がついていました。 何でしょうね。 かわいらしい。
 けど、稲の葉を食べて育ったのかも。(^o^;


 たくさんのクモが地面と平行に巣を張っているのがおもしろかったです。 なるほど田の中に入って来る者、出てゆく物が一網打尽です。 


 トンボがとにかくたくさんいます。

 茶色い地味な物が多かったですが、茶色い物だけでも2種類は見ました。


 一匹ずつ撮っていたのでは、たくさんいるのかどうかわかりませんね。


 トンボになったヤゴの抜け殻です。 背中がまさに空洞です。 これは初めて見ました。 ビックリです。 でも、そこら中の葉にくっついているんですよ。


 こちらは抜けてないヤゴです。w

 草取りをしていると土の中でうごめいています。 

 これがあのスリムな身体になって空をスイィ~と飛ぶわけですから、不思議ですね。

十郎梅 天日干し

2009年08月04日 00時22分50秒 | 梅しごと
 なんだか梅雨が明けたんだか明けてないんだか。 良くわからない天気が続くもので、梅の天日干しがのびのびになってしまいました。
 まぁ、昇珠園さんによると、いつまで漬けておいても構わないそうなのですが、昨日の天気予報ではなんとなく今日あたりから晴れるような感じだったので、出しては見たものの。。。

 今天気予報を見たら、明日も明後日も雨マークだよ。。。(´・ω・`)

 お天気の良い日に三日三晩と聞いていますが、あー。。。どうしよぅ。

 塩漬けからあげた後、お天気が悪いとカビが生えたりするのかな?

 まぁ、しょうがないです。 あげちゃったんだから。


 今年は昨年の三倍量、3kgの梅を漬けたので、上のような平たいザルを買ってみました。 それに、梅がザルにくっつかないよう、作業効率アップのため、「梅布」なるものも買ってみました。 量が多くて手間取るのはイヤでしたので買ったわけですが、写真下の小さいザルが平でなく丸みを帯びているので、梅が転がってくっついてしまうのを防ぐ為に、梅と梅の間にギャザーを入れてみたら、これが案外よさげ。 

 夜は家の中に入れていますが、その時にザルの周りに余っている布をパタパタと中央に寄せ、梅の上にかけてやっています。 ホコリ除けにもいい感じ。

 後はお天気さえ良ければバッチリなんだけどな。。。


農作業用品ヴァージョンアップ

2009年08月01日 19時06分10秒 | 平林の棚田 米づくり
 さて。 7月21日の草取りで稲の成長とともに農作業用品も新たな物が欲しいという要求がメリメリと湧いてきました。 

 まずは以前の服装ですが。 左の写真は5月初旬、自分達の田んぼの田植え前に練習をしておきたい、と「NPO法人棚田ネットワーク」が主催する田植え体験に参加した時の物です。

 中央、水色の雨具を着て一生懸命に田植えをしているのが私です。 この田植え体験に参加するに当たり、後々自分達の田んぼにも使うわけだからとあれこれ農作業用品を購入しました。

 基本的には昔クラブ活動で使っていたジャージやTシャツ(何十年前だ。。。w)を内側に着て、外側は買い揃えようという感じでした。
 特に長靴にはこだわりました。 なにしろ、こんなに田んぼ、田んぼと言っていても素足で田んぼに入る勇気はなく、長靴だけは膝まで長さのあるいい物がほしかったのです。

 近所のホームセンター、ワークマンを見て回りましたが、どうもいいものがない。。。
 そんな時、下の娘と銀座に買い物に出かける用事ができました。 「最近はレインブーツが流行っているからいいものがあるかも。」という気持ちでいましたが、まさか田んぼで履く長靴を銀座で買うとは。 ええ。 プランタン銀座で買いました。w 結構いい値がしましたが、犬の散歩に履いてもおしゃれな感じだし、タウン履きもできそうだし、これはいいわ、と即買い。

 その他には、近所のホームセンターで、日差しからお顔の日焼けを守るよう、農家の奥様達が被っているような布のついた麦藁帽子、軍手、割ぽう着、腕カバーを買いました。
 当初は暑さ、日差しから身を守ることばかり考えていて、七部そでの割ぽう着に腕カバー、軍手は最強だろうと考えていましたが、実際には梅雨に入り、田植え体験の日も雨の予報でしたので、雨具(合羽?)も買いました。 雨具は高いというイメージがあったのですが、ホームセンターでセール品のもので、なかなか機能的なものが買えました。 2,890円くらいだったでしょうか。

 準備万端で田植え体験に向かったのですが、一番上の写真を見てください。 手前三人の若者がとてもカッコいいですよね。 やっぱ、こんなのが良かったかも。
 まぁ、でもちょっと私にはムリがありそうです。 安全性を考えてもこの雨具が良かったと思います。 けれど、私の手前2人のカップルさんがはいている黒い長いもの。 実はこれ、地下足袋のように親指がついた長ぐつなんです。 「これはとても機能的で履きやすそう。 どこに売っていたのかしら。」 と、この時から気になっていました。。。

 ちなみに2番目の写真は仕事もせずにカエルを追いかけている私です。w

 ちなみにこちらはその時撮られたカエルくんです。


 というわけで、2回目の草取り(7/21)後、気に入っていた長靴をあきらめ、地下足袋風長靴を探し当て購入してしまいました。 

 この長靴は「農用長靴」ということで、やはり田んぼで履くには機能性が全然違います。 まず、やや薄めのゴムで出来ているため軽い、親指がついていることも含め、足さばきが良い、履き口にリブがついており、キュッとしまるようになっている。 最初からこれがあると知っていれば、お店の人に尋ねて注文をすればよかったのですが、知らなかったのですからしょうがない。 
 ちなみにこの商品、「軽快ソフトみのる君 楽長」はワークマンに箱に入って置いてありました。(展示がなかった) お値段は 1,250円。 超お買い得だと思います。

 みのる君の左にあるのはゴム製の長手袋です。 田植えの時は素手で作業をしていました。 が、草取りの段になると、草についている虫とか、土の中にいる何かをつかんではイヤだな、と思い始め一回目の草取りは軍手をつけました。
 軍手はご存知の通り網目が粗く、水に浸かると重くなります。 そして泥まで吸い込み、使用後に洗うのが大変です。しかも、細かい作業には向きません。  そう言いつつ2回目の草取りまでは軍手を使用しましたが、みのる君を買いに行く際このゴム長手袋を見つけ試しに買ってみました。 これはいいっ! ゴムの薄さも程よく、袖口の汚れを気にすることもない。 「天然ゴム長手袋」は 198円です。

 みのる君の右側は日よけ付麦藁帽です。 この麦藁帽は頭の頂点から後ろ部分が布しかなく、「これで落ちないのか?」と思ったのですが、内側にゴムバンドが着いており、後頭部をしっかりキャッチ。 麦わらのさわやかさと、ほほから首の後ろをすっかりガードしてくれる布のおかげで、かなり日差しから守られている気がします。 これはホームセンターで298円くらいだったかな。w


 以上を着用して臨んだ三回目の草取り時の写真です。
 すばらしく作業効率がアップしましたー。(本当か?w)
 
 今ではこの3点を「三種の神器」とも呼びたいほどですが、麦藁帽はもしかすると新しい物を購入するかもしれません。 日よけ布をアゴの下で結ぶ為、草取り中、長く伸びてきた稲の葉が頬にツンツンと当たり痛いのです。 ホームセンターでは他に、目の部分だけを残して顔全体を覆い、マジックテープで左右の布を付け合わせるタイプの麦藁帽(布製の帽子)がありました。 ことによるとそれを購入するかも。

 すっかりお気に入りの用品が揃いましたが、稲刈りまであと何回草取りに行けるだろう? 最近は大雨や冷夏も心配で、すぐにでも行きたい気持ちですが、農業は天候まかせで、いくらこちらが心配しても何もならないもどかしさがあります。
 そろそろ日差しの強い夏に来てもらいたいところです。