会員の総数は何人くらいだったのだろう。ヒロムの指導から変化していく「ベース」の様相についてはまたの機会にするとして、ヒロムが抱え込んだコンプレクスについて少し話しておこう。
ミサキとのことは誰にも言えないことだった。ミサキがヒカルに話すか、それも心配だった。ヒデオに、ヒカルはどうしてると探りを入れると、頑張っているとしか返事がないことが安心できる返事ではあるのだが、性的なコンプレクスからはなかなか抜け出せなかった。
ミサキとのことは誰にも言えないことだった。ミサキがヒカルに話すか、それも心配だった。ヒデオに、ヒカルはどうしてると探りを入れると、頑張っているとしか返事がないことが安心できる返事ではあるのだが、性的なコンプレクスからはなかなか抜け出せなかった。