吐息がため息に変わるように

大きな悲しみがあるだなあって

人が生まれてくることも死んでいくことも

同じ時の流れのなかで起こることなんだけど

その人の時間はその人が生きているときしかないんだなあって

あの笑顔もあの怒った顔もあの泣いた顔も

その人の時間が終わってしまうともう誰も見れないだなあって

映像も写真もそれは一度見た事のある顔だから

悲しみが大きくなるだけなんだなあって

同じ顔は二度はできないのよね人って

不思議でしょ

生きいるって

エヴァを見てね思ったの

地球が大きな生き物だったらね

人間はそこに寄生する生き物で地球にとって必要なものなのかなあって

でも生きているんだよね

一人一人はみんな別々でしょう

みんな別々の時間をもっているのね

その人が死んでしまうまではその人の時間が流れているから

その人が思う世界はその人が生きている限り存在するんだろうなあって

人が死んでしまうってことは世界が一つなくなるってことなんだなあって

だから

大きな力が押し寄せてきて

もうどうしようもなくなるまでは生きているのよね

生きたいと思うのよ

きっと