仁、そして、皆へ

そこから 聞こえる声
そして 今

nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.27

2016年04月06日 15時44分14秒 | Weblog
4月1日

計画された事物を我々はたどっているだけなのだ。

あの日から数えて、後2年。

全てはその方向へ進んでいる。

憂うべきは己が存在の事実だ。

浄化されたその地に立てる者の中に帰依できることはない。

統一と解脱。

見よ。

この醜き肌を。

見よ。

この醜き瞳を。

見よ。

この醜き肢体を。

誰が祖をいにしえより選ばれたものと言えようか。

その末裔と言えようか。

全ては消え、すべては終わるのだ。

さあ、目覚めよ。

すぐに、目覚めるのだ。

せめて、その礎となるために。

美しき生贄の羊となるために。



・・・ねえ、いるんでしょ。

・・・でなさいよ。

・・・電話。

・・・ねえ。

・・・何やっているのよ。

全てが宙に浮いたままだ。

魂など、信じれるはずもない。