TBA

(仮)

複数性

2017-09-26 | テレビ番組

きょうも暑い。

というか、きのうより暑かったかも。

あしたはいつごろから雨降るんだろうか。

で、雨が上がったら急に冬がきたりして。


一日のあいだでの温度差が激しくて、

やっぱりしんどい。




おはぎが食べたいねっていう話をしてたときに、

ちょうどお客さんが来られて、

「おはぎとお饅頭とどっちが好き?」って聞かれて、

反射的に「おはぎっ」って答えたら、

パックごと、おはぎをいただいてしまった。


なんかすっごいはずかしかった。

こどもか。


でも、とってもおいしかったです。

ありがとうございました。


なんか最近いただきもので生きている…




「100分de名著」最終回。

もっとあれな感じになるかと思ったら、ちょっと意外な感じで終わった。


結局、アーレント自身もはっきりとした結論は出せなかったのかもしれない。

認めたくはなかったのかもしれないけれど、

彼は未開の野蛮人でも異常者でもない、

命令に従うことで出世を望んだただの小役人でしかなく、

あたえられた法の秩序を守った、いち「市民」でしかなかったのだろうし。


で、そういうことを書き記したアーレントを、

よってたかって非難した人たちこそ、

「複数性」を認めない全体主義だったのではないのかな。


その「複数性」っていうのをちゃんと強調したのはよかったと思う。

『自分と異なる思考をする人間の存在を認めること』

『敵対する意見がどういう意見なのか向こう側の論理を把握する』

『そして、もう一回自分の意見を考え直す』

それができてない人が多すぎるような。


少し前には、御用マスコミにしか出ないと言われていた安倍さんが、

きのうほぼアウェイの、NHKや朝日・毎日に生で出演、

堂々と質問に答えて自分の考えを話されてたけど、

ホストのほうが話をさえぎったり、

聞きたいことしかしゃべらせないようにしているように感じた。


陰謀論でわかりやすい「世界観」を提示して、

「大衆」を煽動しようとしてるのはどっちなんだろうなあ、と。


たしかに、いま取り上げるべき本だったんだな。
コメント
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