引っ越しじたいしたくない。
引っ越しそのものもたいへん。
ご近所づきあいやら、新たに構築するのもたいへん、
役所、銀行に郵便局、買い物、美容院、病院、
もろもろ、いろんなものを開拓するのもたいへん。
新しい街で新しい生活、とかが好きな人はいいんだろうけど、
とにかく落ち着いていたいタイプなので、
引っ越しなんて苦痛でしかない。
というか、ちっちゃいときに、
親の都合で引っ越し、転校したことが、
すごくトラウマなんだろうな。
兄は就職してから転勤続き。
めい、おいたちは転校続きで、
同じ学校に入学卒業はしてないんじゃないかな。
またこの春、学校を卒業したり、
また進学したりもするみたいだけど、
家族はみんなバラバラになるらしい。
こどものときから引っ越し続きだと、
どこに住んでもあまり抵抗ないのかも。
たくましいなあと思う。
でも、兄も自分と同じように、
引っ越し転校では苦労したはずなんだけど、
転勤や新しい街に住むことも、
それほど苦ではないらしい。
まあ、性格も違うし。
きょうはあったかい。
暖房もつけないで平気。
でも、夕方になるとちょっと冷えてきたかな。
「ふるさとめぐり 日本の昔ばなし」の最終回が、
「安珍清姫」ってなんかすごい。
急に最終回って決まった感じなのかな。
むかしばなしって語り継いで、
残していかないといけないものだと思うから、
まあ、放送自体は続くみたいだし、
とりあえずよかったのかな。
「笑う洋楽園」といい、
かたちが変わってフェイドアウトしていくような、
いやな予感はなくはないけど。
でも「安珍清姫」って、
一方的に好きになってふられて逆恨み。
ストーカーみたいな。
ウソをついたところは、
責められるべきところではあるけれど、
遠まわしにやんわり断るっていうことも、
ないわけじゃないし。
仏教説話で、お坊さんを好きになった娘が、っていうのは、
ほかにも聞いたことがあるような気がするけれど、
これがわりとクローズアップされてるのは、
なんか日本人の琴線に触れるところがあるんだろうな。
ちょっと違うけれど、
「うまい汁を吸おうとして近づいてきた人を、
遠ざけようとしたら、逆恨みされる」
っていうのは、今ちょうどタイムリーなのかも。
意見の違う人はすべてブロックする、
というのはあたりまえの反応ではないし、
支持者のふりをして近づいてくる人を、
簡単に邪険にできるものではないはず。
ちょっとお愛想をしただけでつるしあげられるとか、
これが日本の「不寛容」ってことなんだろうかな。
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