昨日はふくを満喫したわけだけど
アンキモだとか鯨ベーコンだとか、通が喜ぶ肴が出た。
私は既にヒレ酒を堪能していたたわけで、勿論喜ばしい肴であった。
昔は『鯨の竜田揚げ』などはどちらかといえば
普通の日のおかずであったけど、しかも少々お手軽風というか
さげすんだ目で見られる事もあったクジラだけど
今や御馳走の仲間入りをしたわけだ。
私は幼い頃というか子供の頃というか
弁当箱を持って学校に行ってた頃はクジラベーコンって
ちょっと寂しいおかずだった。美味しさなど判らなかったけど
久々に、しかも、奇麗な器(うつわ)に盛られた姿は
珍味というか、なんか、かなり高い地位を築いたようだ。
私はちょっとした恐縮ぶりで、お上品に食べた。
気持ちのせいか本当に上品な味がした。また、これがヒレ酒に合う。
美味しい物を前にするとみんな、笑顔になるものだ。
昨日は笑顔笑顔、楽しい嬉しい一日となりました。
今日は、爽やかに朝早く起きて、今日返す本を読んだ。
中野南台図書館→渋谷西ヶ原図書館→新中野パチンコ屋→
プロ仕様の店『ハナマサ』→自宅→方南町
中野南台図書館には9時前に着いたので借りた本は
返却ボックスに入れた。図書館の前にはちょっとネジの外れた風の
男がニヤニヤしていたのが不気味だった。
偏見でモノを見てはいけないけど、でも、ちょっとコワイ。
西ヶ原図書館では瀬尾まいこの本を3冊借りた。
新中野パチンコに行ったのは、近所で『ヱヴァンゲリオンの新台』は
そこにしか無いからなんだけど、10時丁度位に着いたけど
すでに長蛇の列が出来ていた。案の定ヱヴァの空き台はなく
がら空きのシマの海物語をやった。全然面白く無い。
噂のスーパーリーチがかからない。ガッカリした。
でも、宮村優子が2月9日に再来日するという情報を得た。
アスカの『あんたって、ばか』というのフレーズを
パチンコで負けてる時に言って欲しいものである。
ハナマサではドリップ珈琲を購入した。
プロ仕様50袋で1000円しないけど、結構美味しいです。
自宅に荷物を置き、方南町駅に行った。
中野富士見町駅には定期券を売っていないので隣の方南町へ
行ったわけだけど、方南町でも定期券は売っていなかった。
中野坂上、新宿、荻窪が最寄の駅で売っている場所らしい。
ちょっと不便だ。
☆
今日、読み終わった本は大沢在昌『新宿鮫Ⅸ狼花』である。
何しろ厚い本である。新宿鮫は好きなシリーズであるけど
今回は、どうも、説明部分が多過ぎてくどい、
せっかくだいぶ前の作品から伏線的に登場していた仙田とか
鮫島のライバル警察キャリアの香田だとか登場してくるので
肉厚なストーリーを期待していた分だけ
期待が大きすぎた分だけ薄ペラになってしまった。
なにより、ヒロイン的な書かれ方をする明蘭という中国女性が
女としても人間としても魅力が感じられない。
作品の失敗はそこにあるような気がする。
読者が魅力を全然感じない女に仙田やヤクザのトップが
振り回されるのは、読んでいて喜劇に思える。
唯一、このシリーズは図書館で読んだ本だって
いままで全部購入していたけど、今回の作品は購入する意志は無い。
5年も経ってしまうと、作者と読者の気持ちが
これだけずれちゃうのかな?次回に期待したい。
狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2006-09-21 |