今日は通院の後、久しぶりに新宿西口に出てみた。
目的はヨドバシカメラで髭剃りの外刃(そとば)を買うためだ。
髭剃りはブラウンに限る。理由は特に無いけど
ずーっと髭剃りといえばブラウンだ。
新聞で言えば読売だと良く似た理由。
どこが良いのかは説明できないけど、あえていえば馴れだ。
外刃も内刃も既に何回か買っているけど
髭剃りというのは刃が新しければ新品と同じだと思う。
昨日はあまりの体調の悪さに憂鬱な一日だった。
どっかが痛いというのは、まったく面倒なものである。
そういう時だけ、『痛い』に考えが集中してしまうものだ。
人が実際に『集中』出来る時間というのは一日でも短時間らしいが
痛さの集中はかなり長く継続する。
仕事では分散しがちな気持ちを集中するように努力をする物だが
痛さは分散させなければならないという事に集中しなければ
ならない。なんか、集中の矛盾だ。
という事で久々にFMを聴いて分散させていた。
ラジオなど本当に久々に聴いた。
昨日の体調はパソコンもテレビも受け付けない体調だったのだ。
耳で聴くという事は痛さを忘れるのに役立ったような気がする。
なるべくなら、そういう事知りたくはなかったけど。
今日読み終わった本は柴田よしき『やってられない月曜日』。
なんか、題名だけで気持ちが近いと思った。
私は『そのまま眠りたい月曜日』がよくある。
短編連作物である。あれよあれよという感じで読み終わった。
『縁(えにし)』
ほんとうにただの偶然だ、だけどその偶然が重なり合って
知り合ったり、喧嘩したり、飲みに行ったり、好きになったりする。
もし何かほんの些細な事が違ったら
決して出逢う事はなかった者同士が偶然という名の不思議な
もののせいで出逢って、互いの人生を互いに変え合ってゆく
そう思えばなんと『縁』というの神秘的なものだ。
そして、だからこそ大切にしていきたいものだ。
やってられない月曜日 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2007-08 |