今日は昼御飯はパスタ。『焼き鳥と大根おろし』という和風。
私は焼き鳥というか焼きトンも好きである。
赤提灯の焼き鳥ばかりか、コンビニの105円の焼き鳥も。
デパ地下の閉店間際の8本千円よりか美味いと思う。
デパ地下の閉店間際の焼き鳥は売れ残りであり
侘しく固くなっている。うらぶれた金持ちの末路みたいだ。
一時期は200円近い立場に君臨しアスパラとかシメジとか
巻いちゃったりして人生を謳歌していたが
その気位が災いして、値崩れしても100円を切らない。
何が寂しいかって、食べ物であるのに食べられないまま一生を終る。
それに比べコンビニの焼き鳥は常にスタンバイOKだ。
表舞台に登場する串数は決められているが
その人生は食べられて終るのである。
どちらが幸せかといえば、コンビニの焼き鳥に決まっている。
何にせよ、人の為になる事を行うのは尊いものなのだ。
今日読み終わった本は大崎梢『片耳うさぎ』である。
大崎梢といえば成風堂書店事件メモシリーズの作者だ。
初めてのシリーズ外の作品となったものだ。
相変わらずのノホホンとした心地よい作品である。
私は書店つまり本屋さんに、ほとんど毎日行く。
ただし、購入するのは、かなりの確率で低い。
昔は買っていたけど、本っていうのは溜まっていくと困った存在。
図書館に寄付したりした事もあるけど、面倒が多い
何しろチリも積もれば山となる。チリと呼ぶには本は重い。
乱読ともいえる量を読む者としては図書館のお世話になった方が
かなり楽(ラク)であり楽しいものである。
どうしても早く読もうという作品は清水の舞台から飛び降りる
くらいの気持ちで買うけど、年々そういう気は薄れてきた。
なのに、何故本屋に行くかといえば
そこに本があるからだ。(何を言っているのか)
まぁ、読みたいなぁくらいの軽い気持ちでいると
どういうわけか、しばらくすると図書館で出逢うワケです。
そう『縁(えにし)』は本と私の間にもある。
片耳うさぎ 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2007-08 |