ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

ボクの町

2008-03-11 21:20:44 | 日記・エッセイ・コラム

医者から出されていた宿題がやっと出来上がった。
3日間の食事の内容を記入しておくように言われていたのである。
およそ2ヶ月かかって書けたわけである。
その、なんだ、正直に書いてしまって良いのか?
それはお医者さんにとって反逆罪だろう!という気もするし
だから、嘘は書けないなぁと思い
正直に書ける日をチョイスしていたら今日になったわけである。
嘘はついた事はほとんど無いけど
言わなくても良い事と判断して言わない事は結構ある。
なんとなく、その時、『自分、ずるいなぁ』って思う。

今日読み終わった本は乃南アサ『ボクの町』である。
以前読んだ『駆けこみ交番』の前作になるようで主役の高木聖大は
警察学校の卒業前の見習いの時の話しだ。
この主人公、短気で浅はかでお調子者で単純な奴なんだけど
何故かかまいたくなる、何か助言したくなるカワイイ奴なんです。
時として人は相手をエスパーだと勘違いして
『ありがとう』の言葉を言わないで済ましてしまう事がある。
充分感謝の気持ちが相手に伝わっていると思ってしまうのだ。
でも、『ありがとう』って言われたら、もっと幸せな気持ちになる。
良い言葉、感謝の言葉や朝の何気ない挨拶だって
声に出すか出さないかでは全然違うものだ。
私の今の職場のメンバーは、そういう事があたり前に出来る
気持ちの良い仲間である。

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