ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

謎解きはディナーのあとで

2012-11-05 21:43:01 | 本と雑誌

謎解きはディナーのあとで 謎解きはディナーのあとで
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2010-09-02

今日読み終わった本は東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』。
前に続編の2を読んでいたけど、あまり順番は関係なく読める
あまりではなく、全然読めてしまう。
短編だし、前作の流れとか書いてないから違和感はない。
主人公は大金持ちの令嬢なんだけど
大金持ちって、なった事がないけど
どんな感じなのかなぁって思うわけだ。
なんだか、私の今抱えている問題みたいな物に
悩んだ事が無いに違いない。
悩み無き人生だとは思わないけど、どういう事に悩むのだろう?
やはり、金持ちだったら、我慢とかしなくて良さそうだものなぁ。
バブル時代の金持ちは、貧乏人が金を持ってしまったから
使い方が実に無駄使いであるし
恥ずかしいお金の使い方だったように思う。
貧乏人が金を急に持つと
本来は持つべきである貴賓という物がないよなぁ。
そう思うと、金持ちになった事が無い私も
持ちなれない金を持ってしまったらどうなるかわからない。
どうなるか、判らないから
なってみたいと思うわけだけど
どうしても品が邪魔をしてしまうのだ。
ゴルフって遊びは貧乏人が始めると、どうも余裕が無いというか
平日ゴルフが安いとか、酒の場ではゴルフの話ばかりになる。
貴族の遊びっていうのは、そういうもんじゃないだろう?
心に余裕を持たないとね。
人の気持ちを考えたり、周りの状況をみたりと
いろいろ気を使うものなんじゃないかと思うのだ。
ようはさぁ、お金が無いという悩みが無い代わりに
周りにより気を使うって事になるんじゃないだろうか。
『金も使わない、気も使わない人って嫌われちゃうもんね』