今日の午後から芝公園の会社で働いている。
芝公園という駅はとてもつらい駅である。
だいぶ深いのだ。
だから、地上まで上がってくるまでに
永遠と階段を登らなければならない。
まさか、1回だけだろうと今日来たんだけど
一週間くらいは芝公園に通うようである。
心臓破りの階段を登るのは憂鬱だ。
冬なのに汗が出てくるし、心臓がバクバク言っているのが聞こえる。
この一週間を心臓をバクバクさせ終わったら
年内は新宿勤務となるようだ。
なんだか、とても忙しそうな所で
いきなり初日から仕事漬けになったし
帰りがけには、土日出勤のお願いをされた。
今週の土曜日は母の三回忌なので、やんわりと断った。
あまりにガッカリしているので
他の日なら土曜日も日曜日も予定ないですからって言ったら
『日曜日、お願いするかもしれません』と髭面で言って来た。
今週になってから、まだ1度しか帰っていないそうである。
『へぇー』って心の中で思ったけど
『えっ、大変なんですねぇ、私に出来る事でしたら
なんでも、言ってください』と営業スマイルをしたのである。
で、
『言いにくいのですが、16日は会社の人と会う約束があるので
残業できないんです、今月は10日と16日は用事がありまして・・・』
素敵な笑顔で私は自分の意見を通すのである。
忙しかろうが、それは私の責任ではないというか
忙しくなってしまったのは、私が来る前からの事なので
これからの事は出来る限り手助けはするけど
積み残されたような仕事に埋もれてしまうわけにもいかないのだ。