ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

テレビドラマ

2008年05月12日 | 日記(?)
仕事を辞めてから、日常生活の中で自分に課していることがある。
一つは、平日は7:30までには必ず起きること。
もう一つは、これも平日は、昼食時以外、夕食まではテレビを見ないこと。
要約すれば、ダラダラとした生活を送らない、ということに尽きる。

自然、本を読むことが多くなるし、
ほかにすることを見つけて、何かを始めることも多い。
このブログもそうか・・。

そんなテレビのことだが、
最近の番組には、昔ほどドラマが占める割合が、かなり少なくなっているように思う。
毎週ある、いわゆる連ドラは、今ひとつだけ見ている。
というより、ハマッている。

その連ドラは、「おせん」。
原作はコミックらしいが、読んだことはない。
わたしは、「美味しんぼ」を初め、料理ものにはからっきし弱いが、
なかでも「おせん」はいい。

料理をどんなものにするかという、その技は料理人の感性によるが、
生産者に作ってもらった恵みである材料と、どう向き合うか、
食べる人のことをどれだけ思い遣るか、
これは創る側の感性ではなく、思想であるといっていい。
そういったことが染み渡ってくるドラマである。
たかだかドラマと侮るなかれ。
同じもったいないでも、客の食べ残しを使い回すような、どこかの老舗料亭とは、天と地ほども思想が違う。

視聴率はあまりよくないようだが、
主人公、半田 仙の着物姿もまたいいので、
是非たくさんの人に見て欲しいと思っている。
それに、「おせん」の酒好きなところがまたいい。
久々に、毎週欠かさず見ているドラマができた。

そういえば、第2話で放送のあった、「鍋焼き味噌汁」を作ってみた。
かなりいける味だった。
具は、長ネギの刻んだものだけ。
皆さんお試しあれ。

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