ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

手強いぞ、ベトナム -4-

2011年02月23日 | ベトナム2011
MYさんにもらった導眠剤のおかげで列車の揺れも感じず、さわやかな朝を迎えた。
皆で買い込んできたパンとコーヒーなどで朝食。
少し雨模様だがこれもまたいいかなどと思いきや、列車が急ブレーキ。
嫌な予感がする。5,6年前のベトナムの旅の時の列車でもこういうことがあった。
列車が停まる。もちろん駅ではない。ずっと後方を見ると踏切がある。
やがて人が集まり始め、救急車が来る。やはり踏切事故のようだ。
しばらく停車の後、30分足らずに列車は出発する。


途中の駅でゆで卵を買う。

この事故のせいか、フエ駅には30分以上遅れて到着。
駅の出口には、予約していたアミーゴホテルの青年が迎えに来ていて、
彼が6人乗りのタクシーを呼んで、自分はバイクでホテルへ。タクシー代はホテル持ちだ。
フエは雨で、そのせいか体感温度はかなり低い。


アミーゴホテル。宿のスタッフはフレンドリーだが、エレベーターがないのは辛い。

チェックイン後、明日の市内ツアーを予約する。
ランドリーサービスが1㎏2万ドン(約90円)というので、下着もすべて廊下に出しておく。
その後雨の中傘を差しながら昼食へ。
数年前美味くて安くて、毎食のように通ったスアンチャン食堂に行く、
店はその当時から移転いていて、ずいぶん立派なレストラン風になっていた。
あの安食堂の風情の方がよかったのだが、仕方ない、時代の流れは速い。


フエビア-というローカルビア。

昼食ではこちらのオーダーミスを相手のミスだと言って、一皿返却したが、
後で気づいてひたすらに謝り、その皿の分も計算に入れてもらった。
次からはオーダーはノートに控えようという反省につながる。
料理はいずれも美味しく、ただ昔ほど安くなかった。


エビ料理。なかなか美味。いささか洒落た料理になってしまったようだ。

昼食後はそのまま旧市街のドンバ市場へ行く。
市場はテトが近いせいか、ものすごい人出で賑わっている。
ここで、MYさんが時計を買いたいというので、入り口付近の時計屋へ。
ロレックスやイブサンローランの時計が(もちろん偽物)当たり前のように並んでいて、
その一つを値段交渉。言い値は20$。
とんでもないと、10$から始める。粘れば10$になったのだろうが、12$で交渉成立。
さて、その時計は今でも動いて時を刻んでいるのでしょうか。


時計の値段交渉中。ベトナムの市場等では、原則半額以上で買ってはいけない。

次の近くのスーパーに寄り、YUさんはシャツを1枚購入。
女性陣が1階の食料品売り場でいろいろと取りそろえて、今夜は部屋食にしようということになる。
帰ると、既に洗濯はできあがっていて、廊下に置いてあった。
休憩後、YUさんの部屋に集まり、買って帰った食材やビールなどで部屋食。


YUさんの部屋で部屋食。結構いけましたね。

いい気持ちなって部屋に帰り風呂に入り、寝る。
しかし夜中に寒くなって、何回か目が覚める。
翌朝聞いたら、上さんや他の人たちも寒くてズボンをはいたりジャンパーを着て寝たそうだ。
エアコンの暖房がほとんど効かないので、毛布をもらわんと眠れんという結論に達する。

何もなかったような1日のようだが、
列車の踏切事故や、そのための遅延、寒さで眠り難い夜など、無事では済まないのです。
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