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食の安全

2006年01月26日 | 私しゃ、こう思う!
今日、何気なく読んでいた、「WiLL2月号」の記事が気になり調べてみた。
それは、輸入食品の安全性についての記事だった。
厚生労働省のHP輸入食品監視業務ホームページと云うのがある。そこの(8)輸入届出における食品衛生法違反事例を見ると、抜き取り検査で見つかった違反品目、違反理由、輸出国、輸入業者が解るようになっている。

三百人足らずの検査員が、アトランダムに行っている検査実施率は輸入件数の6%未満だとか。94%以上が無検査で輸入されているのが実態だとのこと。
因みに、「WiLL2月号」の記事によると、2005年の1~7月合計違反数は447件、その中の178件が中国産品の違反件数だとか。
実際にHPを見てみて気になったのは、8月に検査を受けた中国から輸入の「うなぎ蒲焼き」だった。
これには、マラカイトグリーンという、合成抗菌剤が検出されたが、これは、発ガン性・催奇形性があり、法律上検出されてはならないものでした。
検疫所で見つかったのは2件で、その後、国内におけるマラカイトグリーン検出事例は14件でした。
輸入していたのは、複数の企業ですが、その中には大手商社や某GMSもありました。
この件は、幸い検疫所で2件発見されたから良かったのですが、この発見が無ければ、この危険なマラカイトグリーン入りの「うなぎ蒲焼き」を多くの人が食べるところでした。
そして、更に驚いたのは、この危険なマラカイトグリーンの入った原因が、未だに「調査中」になっていたことです。
過ぎ去ってしまったことは、「調査中」で終わりにしようと云う事だったら許せませんね。

BSE問題でもそうですが、輸入食材を使って商売をしている方々は、輸入食品の安全性をキチンと確認してから、自らの責任で、店頭や食卓に並ぶようにしてもらいたいものですな。

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