![]() | 「ザ・マジックアワー」 オフィシャルブック (ぴあMOOK)ぴあこのアイテムの詳細を見る |
三谷幸喜の作品と云うことで期待して観てきました。
マジックアワーって、映画の専門用語で夕暮れのほんの一瞬、一日の内で世界が一番輝いて見えるときってことらしいです。
誰の人生にも、輝く瞬間「マジックアワー」がある、って云うのがこの映画のテーマみたいですね。
まあ、コメディですから面白かったですよ。
佐藤浩市の売れない役者の過剰演技、深津絵里の我が儘振り、ホテルのマダム戸田恵子が良かったな。
上映中に近くの席の人が、あれ柳澤愼一だよって小声でおしゃべりしているのが聞こえてきた。
老人役の柳澤愼一が、マジックアワーを撮り逃がしたらどうするかと売れない役者佐藤浩市に聞く。
その答は、今日撮れなかったら、明日撮れば良いだった。
有りそうもない世界を、有りそうもないように描きながら、勘違いの可笑しさや人生を考えさせられる場面なんかも有ったりで。★★★(5★満点で星3つです)