2020年3月15日
金沢市野町
ピエール・ロゼ ブラン・ド・ブラン(ノンアルコールスパークリング)800円、トラウベンサフト(ぶどうジュース)800円。最初に出て来たのはいろいろ野菜の鶏そぼろみそかけ。揚げた人参やグリーンアスパラ、じゃが芋など。東京が本店、板長が名古屋店から来られたせいかやや濃いめの味付け。大根餅風のキャベツ餅と一度煮た蛸のビール揚げを塩で。えび真丈を若竹煮風に。目の前でさばかれるお造りは笠原さんが好んで使うと言う鯛と季節の蛍烏賊を筍醤油と卸したての本わさびで。焼き物は牛蒡焼きの銀だらを黒大根の卸しと菜の花の辛し和えを添えて。蒸し物が貝柱と白きくらげの茶碗蒸しで上には新玉葱のすり流し。お食事はそれぞれの客の進み具合に合わせて炊き上げたしらすとグリンピースの土鍋ご飯。巻き麩とセリのみそ汁、いぶりがっこと昆布の佃煮。デザートは3種からチョイスできて、柑橘のグラタンといちごのパフェをお願いした。パティシエールがいらっしゃってバーナーで炙ったグラタンときれいなグラスに盛り付けた女性受けするパフェ。最後の棒茶とほろりと口の中で崩れるクッキー。お店は細長いカウンターが中心で2階もあるようだけど、驚いたのはトイレへは中庭を通って行かなくてはならない構造。雨の日用に番傘が用意されていたけれど、さすがに名古屋から板長を訪ねてきたお客さん、アルコールも入って食事中2度3度と席を立つのはとても大変そう。都会からの出店の印象が強く、食材チョイスに金沢らしさが出て来るのはこれからかなと。
2020年3月14日
金沢市野田
フルール1650円、オレンジのパンナコッタ450円、クロッカン120円。いちごのパフェはいちごのソースの上にチョコレートのムース、ソフトクリームのようなアイスクリームの中にいちごとガトーショコラの刻んだものが混ざってくる。ビスキュイ、生クリームといちごで飾ったうえにはホワイトチョコレートで作られた蝶々。パフェの組み合わせとしてはオーソドックスだけど、爽やかなゼリーでも入っているとおいしいのになと。パンナコッタの間にはオレンジの果実とゼリー、パンナコッタの上にもオレンジ果実がトッピング。甘さは控えめのパンナコッタ。クロッカンはナッツが入ったクィーニーアマンのようなデニッシュ生地。