※本日で最終回!
41年2月8日生まれ・84歳。
アメリカ出身。
ガタイがたいへんよろしいノルティさんは、その見た目のとおり「THE男!」なキャラクターがよく似合います。
これは何遍も記したことですが・・・
エリア・カザンがオスカー特別賞を受賞したとき、(赤狩りの協力者であったことから)拍手さえ拒んだのはエド・ハリス&エイミー・マディガン夫妻、そしてノルティさんでした。
プレゼンターがスコセッシだし、実際スコセッシとも組んでいるひとだからファンとしては複雑な思いも抱くのですが、主義主張をきちんと表明出来るところはハリウッドのよさなのかなぁ、、、と思ったり。
※編集マンも大忙し…スタンディングオベーションするひと、拍手はするけれど立たないひと、拍手も拒否するひと
※※前衛芸術家も似合う…ここで『青い影』をぶつけるところが、スコセッシ!!
<経歴>
映画俳優デビュー作は、自分の生まれ年74年の『連続殺人・恐怖のスキー場』。
これは観てないですなぁ、次の『ザ・ディープ』(77)は観てますが。
初めて注目を受けたのが、82年のウォルター・ヒル監督作『48時間』。
いわゆるバディ物の古典、軽快なエディ・マーフィとの対比を狙ってかノルティさんは「どっしり」構えたキャラクターで、前述した「THE男!」のイメージはキャリア初期からだったのですね。

ニカラグア内戦を背景に展開される政治アクション『アンダー・ファイア』(83)、
『りんご白書』(84)、
ホームレスを悲哀たっぷりに演じた『ビバリーヒルズ・バム』(86)、『ダブルボーダー』(87)など、出演作選びも独特。
スコセッシ好きとしては、89年のニューヨーク派・オムニバス『ニューヨーク・ストーリー』の一篇「ライフ・レッスン」の出演がうれしかったです^^
『Q&A』(90)、
8年ぶりの続編『48時間PART2/帰って来たふたり』(90)は、前作に比べ(見た目が)少し洗練された感じもよかった。

91年―再びスコセッシ組に参加、逆恨み、、、ともいえない犯罪者マックス(デ・ニーロ)に復讐される弁護士を演じた『ケープ・フィアー』に出演。
「(娘が)ドラッグ程度で停学?ウチらだってマリファナくらい吸ってたじゃないか」

同年、『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』(91)の演技でも高評価を受け、絶頂期だった気もします。
その極めつけが、92年の『ロレンツォのオイル/命の詩』でしょうか。
マッドなマックスのシリーズで有名な豪州のジョージ・ミラーが演出、難病副腎白質ジストロフィーを患う息子を救うため独自に解決策を探っていく夫婦を描いています。
そのほかの出演作に・・・
『ジェファソン・イン・パリ/若き大統領の恋』(95)、
男くっさい物語で窒息しそうになるタイミングでジェニファー・コネリーが出てきてホッとする笑『狼たちの街』(96)、
オリバー・ストーンの傑作『Uターン』(97)、
ジェームズ・コバーンと共演、強烈な演技対決が展開されるポール・シュレイダー監督作『白い刻印』(98)、

テレンス・マリックの『シン・レッド・ライン』(98)、
硬派なキャリアでは唯一「意外!」だった『ハルク』(2003)は、おそらく監督がアン・リーだったから出演したのでしょう、
『ホテル・ルワンダ』(2004)、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)、
『L.A. ギャング ストーリー』(2013)、『ノア 約束の舟』(2014)、『エンド・オブ・ステイツ』(2019)などなど。
もう高齢ですから、最近は露出も控え気味。
しかしもういちどくらい、スコセッシの作品に出演してほしいですね。
以上で、列伝は終了です。
なにかの参考になった、、、かなぁ^^
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『MEGAは自分のためのもの^^』
41年2月8日生まれ・84歳。
アメリカ出身。
ガタイがたいへんよろしいノルティさんは、その見た目のとおり「THE男!」なキャラクターがよく似合います。
これは何遍も記したことですが・・・
エリア・カザンがオスカー特別賞を受賞したとき、(赤狩りの協力者であったことから)拍手さえ拒んだのはエド・ハリス&エイミー・マディガン夫妻、そしてノルティさんでした。
プレゼンターがスコセッシだし、実際スコセッシとも組んでいるひとだからファンとしては複雑な思いも抱くのですが、主義主張をきちんと表明出来るところはハリウッドのよさなのかなぁ、、、と思ったり。
※編集マンも大忙し…スタンディングオベーションするひと、拍手はするけれど立たないひと、拍手も拒否するひと
※※前衛芸術家も似合う…ここで『青い影』をぶつけるところが、スコセッシ!!
<経歴>
映画俳優デビュー作は、自分の生まれ年74年の『連続殺人・恐怖のスキー場』。
これは観てないですなぁ、次の『ザ・ディープ』(77)は観てますが。
初めて注目を受けたのが、82年のウォルター・ヒル監督作『48時間』。
いわゆるバディ物の古典、軽快なエディ・マーフィとの対比を狙ってかノルティさんは「どっしり」構えたキャラクターで、前述した「THE男!」のイメージはキャリア初期からだったのですね。

ニカラグア内戦を背景に展開される政治アクション『アンダー・ファイア』(83)、
『りんご白書』(84)、
ホームレスを悲哀たっぷりに演じた『ビバリーヒルズ・バム』(86)、『ダブルボーダー』(87)など、出演作選びも独特。
スコセッシ好きとしては、89年のニューヨーク派・オムニバス『ニューヨーク・ストーリー』の一篇「ライフ・レッスン」の出演がうれしかったです^^
『Q&A』(90)、
8年ぶりの続編『48時間PART2/帰って来たふたり』(90)は、前作に比べ(見た目が)少し洗練された感じもよかった。

91年―再びスコセッシ組に参加、逆恨み、、、ともいえない犯罪者マックス(デ・ニーロ)に復讐される弁護士を演じた『ケープ・フィアー』に出演。
「(娘が)ドラッグ程度で停学?ウチらだってマリファナくらい吸ってたじゃないか」

同年、『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』(91)の演技でも高評価を受け、絶頂期だった気もします。
その極めつけが、92年の『ロレンツォのオイル/命の詩』でしょうか。
マッドなマックスのシリーズで有名な豪州のジョージ・ミラーが演出、難病副腎白質ジストロフィーを患う息子を救うため独自に解決策を探っていく夫婦を描いています。
そのほかの出演作に・・・
『ジェファソン・イン・パリ/若き大統領の恋』(95)、
男くっさい物語で窒息しそうになるタイミングでジェニファー・コネリーが出てきてホッとする笑『狼たちの街』(96)、
オリバー・ストーンの傑作『Uターン』(97)、
ジェームズ・コバーンと共演、強烈な演技対決が展開されるポール・シュレイダー監督作『白い刻印』(98)、

テレンス・マリックの『シン・レッド・ライン』(98)、
硬派なキャリアでは唯一「意外!」だった『ハルク』(2003)は、おそらく監督がアン・リーだったから出演したのでしょう、
『ホテル・ルワンダ』(2004)、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)、
『L.A. ギャング ストーリー』(2013)、『ノア 約束の舟』(2014)、『エンド・オブ・ステイツ』(2019)などなど。
もう高齢ですから、最近は露出も控え気味。
しかしもういちどくらい、スコセッシの作品に出演してほしいですね。
以上で、列伝は終了です。
なにかの参考になった、、、かなぁ^^
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明日のコラムは・・・
『MEGAは自分のためのもの^^』