別れの3月が過ぎ、出会いの4月がやってくる―ということで、自己紹介について書いてみたい。
いま現在は満面の笑みを湛えて「牧野です、よろしく」というだけにしているが、
もっと若いころは、インパクトを与えたいからとナンヤカンヤ付け加えていたような気がする。
で、相手は苦笑い、、、みたいな。
ただ良い悪いはべつにしてインパクトだけは残せたので、結果オーライだったのかもしれないが。
相原コージの漫画『コージ苑』で、転校生の「小野敦子」(だったかな)さんが、「はじめまして、小野敦子です。略して"のあ"と呼んでください」と自己紹介し、「―のあさんは、結局、卒業までひとりも友達が出来なかった」というシュールなオチがあって爆笑したことがある。
第一印象よりファーストコンタクトといったほうがいいのかな、自己紹介って、その後の関係性にも影響を及ぼすほど大事なんだよね。
まぁ自分はこんなヤツだから、良い方向にいったためしがないけれど。
映画のなかにおける自己紹介。
クールなものもあれば、真似したら大惨事になりそうなものもある。
ただインパクトという点では、いずれも合格。
参考には出来ないが、映画だからこそ大成功している自己紹介の10パターンを挙げてみよう。
(1)『椿三十郎』(62…トップ画像)
「―俺の名前は、……椿、、、椿、三十郎。もうすぐ四十郎だがな」
前作の「桑畑三十郎」より、洒落た名前だよね。
(2)『メジャーリーグ』(89)
「俺はウィリー・メイズ・ヘイズ。よろしくな」
自分で名乗っているにも関わらず、「メイズ・ヘイズ」がちゃんと発音出来ないのが面白い。
(3)『007シリーズ』(62~)
「ボンド。ジェームズ・ボンド」
これがいちばん真似出来ない。
「光永。牧野光永」って、なんか格好良くないものねぇ。
(4)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)
「俺はアムステルダム」
「アムステルダム? じゃあ俺は、ニューヨークだ」
相手の自己紹介を受けて―だから、これは高等テクニック。
(5)『太陽を盗んだ男』(79)
「俺は9番」
「なんだ、また野球か」
(6)『ニキータ』(90)
(7)『キック・アス』(2010)
キック・アスやレッド・ミスト、そしてヒット・ガール。
この映画は、ネーミングでも大成功している。
(8)『パルプ・フィクション』(94)
「あなたの名前は?」
「ブッチ」
「ブッチ。由来は?」
「この国の名前に由来なんてない」
クールな返し。
(9)『ツイン・ピークス』(90~91)
「こちら、デイル・クーパー」
「ゲイリー・クーパー?」
「デイル・クーパー、捜査官」
「あぁ、FBIね」
FBIはエリートだが、基本、嫌われているんだよねぇ。
(10)『フォレスト・ガンプ』(94)
「ボクはフォレスト・ガンプ、よろしくね」
「あなた、バカなの?」
「バカなことをするヤツがバカだって、ママがいっていたよ」
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『じゃあね!! + 3月コラムの目次』
いま現在は満面の笑みを湛えて「牧野です、よろしく」というだけにしているが、
もっと若いころは、インパクトを与えたいからとナンヤカンヤ付け加えていたような気がする。
で、相手は苦笑い、、、みたいな。
ただ良い悪いはべつにしてインパクトだけは残せたので、結果オーライだったのかもしれないが。
相原コージの漫画『コージ苑』で、転校生の「小野敦子」(だったかな)さんが、「はじめまして、小野敦子です。略して"のあ"と呼んでください」と自己紹介し、「―のあさんは、結局、卒業までひとりも友達が出来なかった」というシュールなオチがあって爆笑したことがある。
第一印象よりファーストコンタクトといったほうがいいのかな、自己紹介って、その後の関係性にも影響を及ぼすほど大事なんだよね。
まぁ自分はこんなヤツだから、良い方向にいったためしがないけれど。
映画のなかにおける自己紹介。
クールなものもあれば、真似したら大惨事になりそうなものもある。
ただインパクトという点では、いずれも合格。
参考には出来ないが、映画だからこそ大成功している自己紹介の10パターンを挙げてみよう。
(1)『椿三十郎』(62…トップ画像)
「―俺の名前は、……椿、、、椿、三十郎。もうすぐ四十郎だがな」
前作の「桑畑三十郎」より、洒落た名前だよね。
(2)『メジャーリーグ』(89)
「俺はウィリー・メイズ・ヘイズ。よろしくな」
自分で名乗っているにも関わらず、「メイズ・ヘイズ」がちゃんと発音出来ないのが面白い。
(3)『007シリーズ』(62~)
「ボンド。ジェームズ・ボンド」
これがいちばん真似出来ない。
「光永。牧野光永」って、なんか格好良くないものねぇ。
(4)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)
「俺はアムステルダム」
「アムステルダム? じゃあ俺は、ニューヨークだ」
相手の自己紹介を受けて―だから、これは高等テクニック。
(5)『太陽を盗んだ男』(79)
「俺は9番」
「なんだ、また野球か」
(6)『ニキータ』(90)
(7)『キック・アス』(2010)
キック・アスやレッド・ミスト、そしてヒット・ガール。
この映画は、ネーミングでも大成功している。
(8)『パルプ・フィクション』(94)
「あなたの名前は?」
「ブッチ」
「ブッチ。由来は?」
「この国の名前に由来なんてない」
クールな返し。
(9)『ツイン・ピークス』(90~91)
「こちら、デイル・クーパー」
「ゲイリー・クーパー?」
「デイル・クーパー、捜査官」
「あぁ、FBIね」
FBIはエリートだが、基本、嫌われているんだよねぇ。
(10)『フォレスト・ガンプ』(94)
「ボクはフォレスト・ガンプ、よろしくね」
「あなた、バカなの?」
「バカなことをするヤツがバカだって、ママがいっていたよ」
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『じゃあね!! + 3月コラムの目次』