Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

アイリッシュマン再びか(^^;)

2025-02-28 00:10:00 | コラム
観ているひとなら分かる表現をすると・・・

アイリッシュマン=部屋のペンキ塗りをして5年が経過、
入居が15年以上前だったから、住み始めて10年以上経ってから「煙草の煙による黄ばみ」が気になって、
また、コロナショックというのもあり時間が出来て、1ヶ月間をかけてぬりぬり。したのであった。







真っ白なお部屋(トップ画像)となり、

※寝室はこんな感じ


とっても気分よく過ごしていたのだけれど・・・

ひとり暮らしゆえ、誰にも遠慮することなく煙草をスパスパやっていたらば、まだ「はっきりとした黄ばみ」は目立たないものの、「やや」気になるようになってきた。

もって、あと2~3年か。
あのときは楽しかったけれど、再度となると・・・(^^;)

かといって禁煙、あるいはベランダのみで吸うという気持ちはないし(^^;)(^^;)


さあて、どうしたものか・・・・・。
(やりゃあいいじゃん!!)




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明日のコラムは・・・

『花粉到来・゚・(ノД`)・゚・。 + 2025年02月コラムの目次』
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とーちゃんは、元気です^^

2025-02-27 00:10:00 | コラム
日曜日、脳梗塞で倒れた父親を見舞う。

11月に倒れ、今回が初のお見舞い。

いかにも遅過ぎるが、もし「それ」を聞いてなかったとするならば、倒れたことさえ想像することも出来なかったろう。

そのくらい元気、
たしかに出てこないことばは多いし、話すスピードだけでなく動作も「ゆっくりめ」。

しかし80代を過ぎれば「そんなものだろう、、、」とも思っちゃうし、なにより血色がよい。

とりあえず、一安心。


でもやっぱり。
こういうことがあると、いろいろ考えるもので。

いや考えておかねばならなかったのでしょう、
いつまでも「当たり前のように」元気だろうと思いがちで、いろんなことを先延ばしにしていた感はある。


なんか自分、ようやく精神に毛が生えてきたような気がするよ。

・・・さすがにそれは遅いって(^^;)


というわけで。
これからは積極的に帰るようにします。。。


※この流れのあとで本作を再見したが、なんだか味わい深さが今までの鑑賞とはちがうものになりました…ひとって、そういうものなのだろうね



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明日のコラムは・・・

『アイリッシュマン再びか(^^;)』
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敵は、転売ヤー( メ`ω´)

2025-02-26 00:10:00 | コラム
先日―大ヒット上映中の香港映画、『トワイライト・ウォリアーズ』の舞台挨拶がおこなわれたのですが・・・

そのチケットは争奪戦が繰り広げられ、自分も参戦し見事に散り、
しかし、その数十分後にはいわゆる転売ヤーが悪質転売を開始、

ほらこの価格を見てよ!


買っちゃダメだ無視しろ!!
といいたいけれど、ほんとうに行きたくて、なおかつそこそこ金銭的な余裕があるひとであれば、

この値でも買ってしまうのが、推しの哀しき性でもあって。。。


格闘技でもアーティストの公演でもこういうことがあるし、
いまなんか米もそうだというじゃない??

ソレを好きでもないひとの掌の上で、ソレを大好きなひとが踊らされている、、、もうこれがたまらなく腹立たしいし悔しいです。

いっちゃいますが、よい死にかたしないよう念じておくこととしよう!!



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明日のコラムは・・・

『とーちゃんは、元気です^^』
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令和版・海外俳優列伝(191)トビー・マグワイア

2025-02-25 00:10:00 | コラム
75年6月27日生まれ・49歳。
アメリカ出身。

似ているといわれることが多いジェイク・ギレンホールとのちがいは、


ジェイクは尖ったイメージ、
トビーさんは柔和なイメージがある、、、ってところでしょうか。

あくまでも演じたキャラクターの話ですし、
後述する父親のことやビーガンとしての主義をきちんと守りつづけているところなどを思えば、そう柔和とはいっていられないのかもしれませんが。。。


※なんといっても、この映画ですよね!!



<経歴>

幼いころに両親が離婚、トビーさんや弟らは父親のもとで暮らすも、そんな大黒柱が銀行強盗を犯し逮捕されてしまいます。
弟たちを養うため、元々子役として活動していたトビーさんは学校を中退して俳優業で稼ぐことを決意。

実質的な映画俳優デビュー作は、89年の『The Wizard』。

レオくんとは親友と呼べる仲らしく、


『ボーイズ・ライフ』(93)や、
『華麗なるギャツビー』(2013)で共演を果たしています。



初めて注目された作品は、97年の『アイス・ストーム』でしょう。


米国の中流家庭が静かに壊れていく(というか、すでに壊れていた!)さまを寒々しい映像で表現した傑作です。

この映画の演技によりオファーが殺到、
ウディ・アレンの『地球は女で回ってる』(97)、『カラー・オブ・ハート』(98)、『楽園をください』(99)、
中絶という難しい問題を青春ドラマに包んだ意義深い作品『サイダーハウス・ルール』(99)、
『ワンダー・ボーイズ』(2000)、『あのころ僕らは』(2001)などの話題作に連続出演。

2002年、『スパイダーマン』で主人公を好演する。



人気のアメリカンコミックを「あの」サム・ライミが手がけると聞いたときは心配したものでしたが、いやぁ素晴らしい出来でしたね。

本作は大ヒットを記録し、2004年には『スパイダーマン2』が、2007年には『スパイダーマン3』の続編が制作されました。


と同時に。
トビーさんは映画制作にも興味があるらしく、2002年の『25時』を皮切りにして・・・
『ロック・オブ・エイジズ』(2012)や『フィフス・ウェイブ』(2016)、『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』(2019)など「主演をせずプロデュースのみ」という役割を積極的に担うようになっていきます。

そのほかの出演作に・・・
『シービスケット』(2003)、楽しそうにカメオ出演している『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)、

演技力が高く評価された『マイ・ブラザー』(2009)、


『とらわれて夏』(2013)、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)など。


最新作は、2022年の『バビロン』。
ほぼほぼの確定事項としては、将来的に監督業に挑戦するのでしょうね。

すっごく楽しみです^^


次回の列伝は、トミー・リー・ジョーンズさんから。

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明日のコラムは・・・

『敵は、転売ヤー( メ`ω´)』
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令和版・海外俳優列伝(190)トニー・レオン

2025-02-24 02:06:26 | コラム
62年6月27日生まれ・62歳。
香港出身。

中国表記は「梁朝偉」、レオンさんはアジア圏の俳優のなかで最も役柄が幅広く、また、演技力もたしかなひとだと思ってます。

アクションも文芸も悪役も出来る、
ウォン・カーワァイとのタッグ作が最も有名ですが、キャリア最高をひとつ選ぶとするならば、やっぱりこれかなぁ!!



<経歴>

奥さんは、同業者のカリーナ・ラウ。


香港・無綫電視の俳優養成所卒。
同級生に、やはり人気者となったチャウ・シンチー。

ドラマからキャリアをスタートさせ、
86年の『地下情 追いつめられた殺意』で映画俳優デビューを飾る。

自分にとっての初レオンは、89年のホウ・シャオシェンによる大傑作『悲情城市』。

レオンさんは聾唖の青年を好演、

背景などはよく分からなかったものの、高校生の自分でも国に歴史に翻弄されていく市井のひとびとの悲哀や業というものが胸に迫ってきて、とても感動した記憶が残っています。


ジョン・ウーの『ワイルド・ブリット』(90)、
初めてカーワァイと組んだ佳作『欲望の翼』(90)、
再びウーと組んだ『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』(92)や『月夜の願い』(93)などで着実にキャリアを築き、

カーワァイの『恋する惑星』(94)で、日本における人気を確実のものとしました。


フェイ・ウォンの恋の相手を、朴訥というか「素っ頓狂」に演じて面白かったですよね。

カーワァイとはほかに・・・
『楽園の瑕』(94)、レスリー・チャンとゲイのカップルを演じた傑作『ブエノスアイレス』(97)、
マギー・チャンと共演、姦通の世界を情緒たっぷりに描いた『花様年華』(2000)でカンヌ主演賞受賞、
『2046』(2004)、『グランド・マスター』(2013)などでタッグを組みつづけます。


かといってカーワァイだけと相性がよいわけではなく・・・

トラン・アン・ユンの『シクロ』(95)、


シャオシェンの『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(98)、
『東京攻略』(2000)、
チャン・イーモウの『HERO』(2002)などなど、沢山の巨匠・俊英がレオンさんを起用したがり、レオンさんもその期待にきちんと応えつづけます。

2002年―『インファナル・アフェア』で潜入捜査官役を演じる。
そりゃケリー・チャンも惚れるだろうという大熱演でした。



そのほかの作品に・・・
アン・リーによる『ラスト、コーション』(2007)、


ウー入魂の二部作『レッドクリフ PartI』(2008)と『レッドクリフ PartII ―未来への最終決戦―』(2009)、
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)、『無名』(2023)など好調をキープ、

最新作は2023年の『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』(2023)。


相手役を引きたて、それでいて自らの個性もちゃんと活きている。
理想的な俳優さんですもの、今後も沢山の傑作力作話題作で魅力的な演技を披露してくれると思います^^

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(191)トビー・マグワイア』
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