~鈴木京香のキャリア10傑~
京香さん54歳、
自分がバイトしていた多摩カリヨンシアターに、ひとりで『アポロ13』(95)を観にきたのは、約30年前というわけか。
好きでも嫌いでもないし、演技巧いとも巧くないとも思わない、自分のなかでは「割と宙ぶらりん」な評価しかしていないひと。
デビュー時とイメージがぜんぜんちがうし、
でも有吉ちゃんが毎年Twitterで「京香さん、誕生日おめでとう」と祝っていたら(じつは両者の誕生日は一緒)、最初はスルーしていたものの「最近は」反応するようになった、、、ということは、意外とユーモアを解すひとなのかもしれない。とかね。
(1)『血と骨』(2004)
キャリアベストは文句なくコレかなと。
相乗効果というのか、ビートたけしの迫力に振り落とされぬよう…にしていたら、いつもの演技の「向こう側」に行けた、、、そんな感じがする。
(2)『39 刑法第三十九条』(99)
天才モリタ、後期キャリアの傑作。
未だ話題になることが多い、加害者が「心神喪失者」だったケースの問題点を突く。
(3)『BULLET BALLET バレット・バレエ』(2000)
塚本晋也によるインディーズにも参加。
主人公が銃の魅力に取り憑つかれる「きっかけ」になるひとを演じた。
(4)『ゼブラーマン』(2004)
2004年はアタリ年。
本人もイメージを覆したかったのかもしれない、ゼブラナースをじつに楽しそうに演じている。
(5)『沈まぬ太陽』(2009)
恩地元(渡辺謙)の妻を好演。
苦難の人生を歩む夫を献身的に支えるが、彼女だっていつ爆発するか分からない。
(6)『重力ピエロ』(2009)
伊坂幸太郎の人気小説を映画化、兄弟(加瀬亮×岡田将生)の母親を演じる。
旦那役は小日向文世で、ふたりの演技は息がぴったりだった。
(7)『ラヂオの時間』(97)
何遍もいっているが、基本的に「三谷幸喜の映画」は大の苦手。
いちばんマシなのがこの監督デビュー作であり、それは三谷の演出がどうこうというより、俳優陣の好演に助けられているという感じかと。
(8)『食べる女』(2018)
映画における最近作。
「食と女」を主題とし、キョンキョン・前田あっちゃん・沢尻エリカ・広瀬アリスらと共演した。
(9)『ぼくとママの黄色い自転車』(2009)
小豆島周辺を舞台とした観光+家族の映画。
小品だが、後味がよくて好き。
(10)『サイドウェイズ』(2009)
ワインをめぐる男女4人の物語―米産映画を和風リメイクした佳作。好きです。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『4月から始まるカレンダー + 03月コラムの目次』
京香さん54歳、
自分がバイトしていた多摩カリヨンシアターに、ひとりで『アポロ13』(95)を観にきたのは、約30年前というわけか。
好きでも嫌いでもないし、演技巧いとも巧くないとも思わない、自分のなかでは「割と宙ぶらりん」な評価しかしていないひと。
デビュー時とイメージがぜんぜんちがうし、
でも有吉ちゃんが毎年Twitterで「京香さん、誕生日おめでとう」と祝っていたら(じつは両者の誕生日は一緒)、最初はスルーしていたものの「最近は」反応するようになった、、、ということは、意外とユーモアを解すひとなのかもしれない。とかね。
(1)『血と骨』(2004)
キャリアベストは文句なくコレかなと。
相乗効果というのか、ビートたけしの迫力に振り落とされぬよう…にしていたら、いつもの演技の「向こう側」に行けた、、、そんな感じがする。
(2)『39 刑法第三十九条』(99)
天才モリタ、後期キャリアの傑作。
未だ話題になることが多い、加害者が「心神喪失者」だったケースの問題点を突く。
(3)『BULLET BALLET バレット・バレエ』(2000)
塚本晋也によるインディーズにも参加。
主人公が銃の魅力に取り憑つかれる「きっかけ」になるひとを演じた。
(4)『ゼブラーマン』(2004)
2004年はアタリ年。
本人もイメージを覆したかったのかもしれない、ゼブラナースをじつに楽しそうに演じている。
(5)『沈まぬ太陽』(2009)
恩地元(渡辺謙)の妻を好演。
苦難の人生を歩む夫を献身的に支えるが、彼女だっていつ爆発するか分からない。
(6)『重力ピエロ』(2009)
伊坂幸太郎の人気小説を映画化、兄弟(加瀬亮×岡田将生)の母親を演じる。
旦那役は小日向文世で、ふたりの演技は息がぴったりだった。
(7)『ラヂオの時間』(97)
何遍もいっているが、基本的に「三谷幸喜の映画」は大の苦手。
いちばんマシなのがこの監督デビュー作であり、それは三谷の演出がどうこうというより、俳優陣の好演に助けられているという感じかと。
(8)『食べる女』(2018)
映画における最近作。
「食と女」を主題とし、キョンキョン・前田あっちゃん・沢尻エリカ・広瀬アリスらと共演した。
(9)『ぼくとママの黄色い自転車』(2009)
小豆島周辺を舞台とした観光+家族の映画。
小品だが、後味がよくて好き。
(10)『サイドウェイズ』(2009)
ワインをめぐる男女4人の物語―米産映画を和風リメイクした佳作。好きです。
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