Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

あとは・・・アメフトだけかな(^^;)(^^;)

2024-06-30 00:10:00 | コラム
「観て楽しめる」という視点だけでいうと、
20年前の自分は、ほとんどのスポーツを「楽しめる」ものの、ゴルフと(スポーツといっていいかは置いておいて)競馬、そしてアメフトだけは否だった。

面白さが分からない、、、というか。

それがシブコさんのおかげでゴルフが、
※きのうホールインワン達成、すげい!!

藤田菜七子さんのおかげで競馬が楽しめるようになった。


彼女らの成績が気になって、いつもニュースを検索する感じ―やっぱり、スターって必要なんだねとあらためて。

チンプンカンプンだったルールも詳しくなり、
あとは、う~んアメフトか(^^;)

①前述したように、日本人にも分かり易いスターが出てくれれば。

出てくれれば、
②自ずとルールを覚えるようになると。

しかし、道は険しそう。

アル・パチーノが出ていようが、オリバー・ストーンが監督していようが、アメフトを題材としている、、、というだけで乗れなかった映画が『エニイ・ギブン・サンデー』(99)だったのだもの、

ランジェリーフットボールは楽しめるが笑


映画小僧が、映画の題材になっても興味を持てなかったのだからねぇ、、、




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明日のコラムは・・・

『ほぼほぼ海水浴スタイル^^ + 2024年06月コラムの目次』
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令和版・海外俳優列伝(147)ジョン・タトゥーロ

2024-06-29 03:11:21 | コラム
57年2月28日生まれ・67歳。
アメリカ出身。

やや狂気的な作家を演じたり。
狂気を内に秘めるチェスプレイヤーを演じたり。
「まんま」狂人なボウリングマニアを演じたり。

とにかく狂気が似合う(^^;) タトゥーロさん。

大活躍だった90~2000年代に比べると露出度は減っていますが、このひと出てきたら喜ぶ映画ファンは沢山居るはず。

鬼才たち、みんなでこのひと起用しようぜ!!



<経歴>

生粋のニューヨークっ子。
イエール・スクール・オブ・ドラマ卒業。

実質的な映画俳優デビュー作は、84年の『フラミンゴキッド』。

『マドンナのスーザンを探して』(85)や『L.A.大捜査線/狼たちの街』(85)、『ハンナとその姉妹』(86)、スコセッシの『ハスラー2』(86)などで端役を経た89年、スパイク・リーの『ドゥ・ザ・ライト・シング』でピザ屋・店長の息子を好演し初めて注目を受ける。


デニス・ホッパーによる『ハートに火をつけて』(90)、
再びリーと組んだ『モ'・ベター・ブルース』(90)や『ジャングル・フィーバー』(91)、
コーエン兄弟にも気に入られ『ミラーズ・クロッシング』(90)と初タッグを組み、翌年の『バートン・フィンク』(91)でカンヌ主演賞を受賞、


旬の俳優となったころに『マック/約束の大地』(92)で監督デビューも果たし、これがカンヌでカメラドール(=新人監督賞)に輝く。

残念だったのが、これほど話題になっていたひとなのに、本作が日本公開されなかったこと。
なにやってんだ配給会社さんよ!当時はミニシアターブームでもあったのに!!

とはいえ、タトゥーロの名はこの時点では映画マニアにしか届いていなかったはず。
一般層にまで浸透するのは、レッドフォードによる知性的なメディア考察映画『クイズ・ショウ』(94)から、、、だったかも。



スコセッシがプロデュースしたふたつの映画『サーチ&デストロイ』(95)と『グレイス・オブ・マイ・ハート』(96)、
リーの『クロッカーズ』(95)、
コーエン兄弟の『ビッグ・リボウスキ』(98)と『オー・ブラザー!』(2000)などで安定の「ちょっとした狂気演技」を披露しつつ、
監督2作目『天井桟敷のみだらな人々』(98)を発表。
うん、乗りに乗ってます^^

そのほかの出演作に・・・
狂気のおんな笑、エミリー・ワトソンと共演した佳作『愛のエチュード』(2000)、


シュワ氏の『コラテラル・ダメージ』(2002)、『シークレット ウインドウ』(2004)、
面白いのが『トランスフォーマー』のシリーズ(2007~)と『セントアンナの奇跡』(2008)、『サブウェイ123 激突』(2009)では「すべて刑事役」というところ。
狂人なのに!!

最新作は、2022年の『THE BATMAN ―ザ・バットマン―』。

また監督作も拝みたいです。
俳優としての狂気のイメージを消し去り、じつにオトナな映画を撮るひとなので^^


次回の列伝は、ジョン・トラボルタさんから。

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明日のコラムは・・・

『あとは・・・アメフトだけかな(^^;)(^^;)』
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令和版・海外俳優列伝(146)ジョン・C・ライリー

2024-06-28 00:10:00 | コラム
65年5月24日生まれ・59歳。
アメリカ出身。

どことなく「ジーン・ハックマン感」のあるライリーは、きのう登場したグッドマン同様、
主役を張るというよりは、脇で輝くタイプのバイプレーヤー。

PTAことポール・トーマス・アンダーソン、スコセッシが好んで起用するため、そっち系(?)の映画が好きなひとにはお馴染みの名優さんです。
つまりは、自分のようなヤツってことね^^




<経歴>

(ゲイリー・シニーズらが立ち上げた)ステッペンウルフ・シアター・カンパニーのメンバーとしても知られる。
ちなみに・・・ライリーも出演していたのかどうかまでは分からないけれど、ここで春樹さんの『海辺のカフカ』も上演されています。

実質的な映画俳優デビュー作は、89年の『カジュアリティーズ』。
共演したショーン・ペンと縁があったのか、同年の『俺たちは天使じゃない』にも出演。

トム・クルーズの『デイズ・オブ・サンダー』(90)、ジャック・ニコルソンの『ホッファ』(92)、ジョニデ&レオくんの『ギルバート・グレイプ』(93)、メリル・ストリープの『激流』(94)、『黙秘』(95)などなど話題作に多数出演、、、も、この時点でライリーをきちんと認識している映画ファンは少なかったのではないかしら。

96年、『ハードエイト』(96)でPTA組に初参加、
翌年の『ブギーナイツ』(97)では主人公の同僚(ポルノ男優)を好演、


このあたりから「よく見かけるなぁ、このひと」と思い始める映画ファンが増えてきたのだと思われます。

『シン・レッド・ライン』(98)、『25年目のキス』(99)、『マグノリア』(99)、

『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)でスコセッシ組も経験し、


ミュージカル大作『シカゴ』(2002)、文芸映画『めぐりあう時間たち』(2002)、伝記物『アビエイター』(2004)、アルトマンによる群像劇『今宵、フィッツジェラルド劇場で』(2006)、ホラーコメディ『ゾンビランド』(2009)―こんな風に、オールジャンルで臨めるのがこのひとの強みですわね。

そのほかの出演作に・・・
『少年は残酷な弓を射る』(2011)、
『おとなのけんか』(2011)、


『シュガー・ラッシュ』(2012)、『ロブスター』(2015)、『僕たちのラストステージ』(2018)、『リコリス・ピザ』(2021)など。


信頼する監督多し、こういうひとにいち早くオスカー像をあげるところが、あの賞のよいところだったはずなのだけれどな!
(と、ちょっと皮肉を(^^;)(^^;)

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(147)ジョン・タトゥーロ』
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令和版・海外俳優列伝(145)ジョン・グッドマン

2024-06-27 00:10:00 | コラム
52年6月20日生まれ・72歳。
アメリカ出身。

ジョン・キャンディとグッドマン。
80~2000年代を代表する「巨漢」俳優、主役を張ることは滅多にないけれど、印象に残る助演で映画ファンのハートをがっちりつかむ。

そんなひと、、、だったのですが!
なんとまぁ、ライザップのCMみたいだわ!!


なにかを演じるためのダイエットではなく、長生きするため体重管理を徹底した結果だそうです。

特徴がなくなった…なんて悪くいうひとも居るようですが、なにをおっしゃる、演技力が弱まったわけではありませんので!!


とはいえ代表作は、やっぱりコレかなぁ^^



<経歴>

10代のころはフットボールで活躍、プロを目指すも怪我をして夢を断念。
20代で演劇の世界に魅せられ、俳優業を目指すようになる。

映画俳優デビュー作は、83年の『愛に向って走れ』。

『ナーズの復讐』(84)や『デヴィッド・バーンの トゥルー・ストーリー』(86)を経た87年、コーエン兄弟にとっても出世作となった『赤ちゃん泥棒』で脱獄犯を怪演、


映画ファンの注目を受ける。

トム・ハンクスの『パンチライン』(88)、アル・パチーノの『シー・オブ・ラブ』(89)、リチャード・ドレイファスの『オールウェイズ』(89)、ジェフ・ダニエルズの『アラクノフォビア』(90)などなど、前述したように主演は張らず常に主演者の周囲をウロチョロしているような友人役が多し(^^;)

それでもコメディの快作『ラルフ一世はアメリカン』(91)、
そして『夢を生きた男/ザ・ベーブ』(91)ではベーブ・ルース役で堂々の主演、


この91年にはコーエン兄弟の最高傑作『バートン・フィンク』にも出演しているし、当たり年といっていいでしょう!

以降も「基本」バイプレーヤーとして活躍、
『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』(93)、『ボーン・イエスタデイ』(93)、『未来は今』(94)、『フリントストーン/モダン石器時代』(94)、『悪魔を憐れむ歌』(98)、『ビッグ・リボウスキ』(98)、
スコセッシの『救命士』(99)では主人公ニコラス・ケイジの同僚を好演、


『オー・ブラザー!』(2000)、『ジュエルに気をつけろ!』(2001)のようなスターがメインのメジャーに出演するいっぽう、
『ストーリーテリング』(2001)のような超のつくインディーズにも顔を出し、フットワークの軽さが魅力。

そのほかの出演作に・・・
『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば』(2004)、『狼の死刑宣告』(2007)、
オスカー受賞作『アーティスト』(2011)、
またまたオスカーを取った傑作『アルゴ』(2012)、


『人生の特等席』(2012)、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013)、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(2015)、『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)、『アトミック・ブロンド』(2017)・・・と、かなりバラエティに富んだキャリア構築。

最新作は『囚われた国家』(2019)、
体型が変わっても起用しつづけてくださいね、コーエンさん^^

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いつもどおり、期日前で^^

2024-06-26 00:10:00 | コラム
都知事選の入場整理券が届く。

今回もいつもの選挙同様、投票日に予定があろうがなかろうが「期日前」で。。。


告示日からの狂騒曲がつづく。

元エロ本ライターの経歴ゆえか、あのポスターについてどう思うか…みたいなメールが届いたり。
格闘技に精通しているからか、あのポスタージャックについて意見を聞きたい…みたいなLINEが届いたり。

どの質問に対しても、「放っておけ」とそっけない返信。

放っておかないからつけあがる、、、だから無視するにかぎるのです。

有権者は粛々と投票だけすればいいのだと。


ただひとつ。
後者の「自称」女子格闘家については、心底嫌いになったとだけ。

敢えて差別的な表現をしますが、ここまで知能指数が低かったのかと驚く。

生きてりゃ、いちどくらい躓くこともあるでしょう。
だから詐欺事件でアンチが増えたときだって、カムバックを歓迎していたほうなんですよ。

でもなぁ、これじゃあ。

告示日の翌日、彼女の、SNSのフォローを解除しました。

SNSを始めて4年―初ですよ、フォロー外されることは何度かあったのに、こっちから外すのは。

残念です、ひたすら残念。
もう格闘技には関わってほしくないなぁ、それでも応援するひとが「けっこう」居るっていうのが理解出来ないのですがね。。。


※こちら、「記録」ではなく「観察」の映画。おすすめです。


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『令和版・海外俳優列伝(145)ジョン・グッドマン』
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