愛らしいのか、恐ろしいのか。
アーティストが創造してみせる「実在しないイキモノ」に中間はなく、そのどちらかになるのだろう。
そりゃそうか。
実在しないイキモノなんだもの、実在するものに近づけても面白くはない。
左右どちらかに振り切ってしまったほうが、映像的なインパクトを期待出来るというものだ。
でもね。
ヘビやイグアナを可愛いというひとも居れば、映像でさえ顔を背けるほど苦手なひとも居て。
怖がらせよう・震わせようと思って創造したキャラクターが「かわいい♪」なんて評価されたら、アーティストはずっこけちゃうよね。
しかし制作意図とは逆の現象が起こってしまうのも充分にあり得ることで、ホラー映画の裏主人公? たちも頭を悩ませていることだろう。
以下の10人・匹・頭? のキャラクターにしたって、ひとによって「かわいい♪」「キモい!」と意見が分かれるはず、
難しい時代だなぁ、、、なんて思うのだ。
(1)ギズモ…『グレムリン』(84)
そりゃあ、ワンちゃんも驚くよな
(2)エイリアン・クイーン…『エイリアン2』(86…トップ画像)
美しさとおぞましさが同居している!!
デザインは、アーティスト志望の若者たちから絶大な支持を集めるH・R・ギーガー。
(3)タールマン…『バタリアン』(85)
「タールだらけ」だからタールマン、
緑色したオバサン風? ゾンビだから、オバンバ。
日本が勝手につけた「トンデモ」ネーミングではあるが、この作品の性質上、それも「あり」か。
(4)ゴジラ…『ゴジラ』(54)
日本が誇る怪物。
本年夏、オリジナル作品のデジタルリマスター版が公開され、
さらに、米国版『GODZILLA』が上陸する。
名前は「呉爾羅」に由来するとされているが、アルファベットで「GOD」だもんね、いろいろ想像出来て面白い。
(5)チューバッカ…『スターウォーズ』シリーズ(77~)
年齢200歳、身長2m以上の毛むくじゃらのイキモノ。
でもなぜか憎めず、向こうが嫌いだったとしても、なんとかして仲良くなりたいと思わせる魅力がある。
(6)ジャック…『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(93)
キャラクター化され易いガイコツのなかで、おそらく最も長身で、最もスマート、最も歌が巧く、そして、最もイケメン。
つぎはぎ人形サリーと幸福な人生を送ってほしいが、こういう男はじっとしていられない性なんだよねぇ。
(7)ハワード…『ハワード・ザ・ダッグ』(86)
ラジー賞(最低映画賞)に輝くSFの駄作といわれているが、主演のリー・トンプソンは可愛いし、アヒルっぽい(というか、アヒル?)メインキャラは愛嬌があるし、それほどひどいとは思わない。
日本ではまったく知られていないが、『スパイダーマン』同様、この作品もまた原作はマーベル・コミックスなのだった。
(8)プレデター…『プレデター』(87)
頭がいいのに容姿はカブトガニ、なんだか可哀想にも思えるプレデちゃん。
1作目の主役はあくまでもシュワ氏であったが、続編以降の主役は「完全に」プレデちゃんだよね?
(9)テッド…『テッド』(2012)
命が宿ったテディ・ベア。
「小」生意気、いや生意気な彼は助平だが生殖器がない―クドくなり過ぎなかったのは、この体質? が要因だろうか。
(10)ねこバス…『となりのトトロ』(88)
トトロも小トトロも「まっくろくろすけ」もいいが、ふわふわな乗り心地は想像するだけで気持ちよさそうなので、ぜひ乗りたい。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『5月は、カンヌの月。 + 4月コラムの目次』
アーティストが創造してみせる「実在しないイキモノ」に中間はなく、そのどちらかになるのだろう。
そりゃそうか。
実在しないイキモノなんだもの、実在するものに近づけても面白くはない。
左右どちらかに振り切ってしまったほうが、映像的なインパクトを期待出来るというものだ。
でもね。
ヘビやイグアナを可愛いというひとも居れば、映像でさえ顔を背けるほど苦手なひとも居て。
怖がらせよう・震わせようと思って創造したキャラクターが「かわいい♪」なんて評価されたら、アーティストはずっこけちゃうよね。
しかし制作意図とは逆の現象が起こってしまうのも充分にあり得ることで、ホラー映画の裏主人公? たちも頭を悩ませていることだろう。
以下の10人・匹・頭? のキャラクターにしたって、ひとによって「かわいい♪」「キモい!」と意見が分かれるはず、
難しい時代だなぁ、、、なんて思うのだ。
(1)ギズモ…『グレムリン』(84)
そりゃあ、ワンちゃんも驚くよな
(2)エイリアン・クイーン…『エイリアン2』(86…トップ画像)
美しさとおぞましさが同居している!!
デザインは、アーティスト志望の若者たちから絶大な支持を集めるH・R・ギーガー。
(3)タールマン…『バタリアン』(85)
「タールだらけ」だからタールマン、
緑色したオバサン風? ゾンビだから、オバンバ。
日本が勝手につけた「トンデモ」ネーミングではあるが、この作品の性質上、それも「あり」か。
(4)ゴジラ…『ゴジラ』(54)
日本が誇る怪物。
本年夏、オリジナル作品のデジタルリマスター版が公開され、
さらに、米国版『GODZILLA』が上陸する。
名前は「呉爾羅」に由来するとされているが、アルファベットで「GOD」だもんね、いろいろ想像出来て面白い。
(5)チューバッカ…『スターウォーズ』シリーズ(77~)
年齢200歳、身長2m以上の毛むくじゃらのイキモノ。
でもなぜか憎めず、向こうが嫌いだったとしても、なんとかして仲良くなりたいと思わせる魅力がある。
(6)ジャック…『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(93)
キャラクター化され易いガイコツのなかで、おそらく最も長身で、最もスマート、最も歌が巧く、そして、最もイケメン。
つぎはぎ人形サリーと幸福な人生を送ってほしいが、こういう男はじっとしていられない性なんだよねぇ。
(7)ハワード…『ハワード・ザ・ダッグ』(86)
ラジー賞(最低映画賞)に輝くSFの駄作といわれているが、主演のリー・トンプソンは可愛いし、アヒルっぽい(というか、アヒル?)メインキャラは愛嬌があるし、それほどひどいとは思わない。
日本ではまったく知られていないが、『スパイダーマン』同様、この作品もまた原作はマーベル・コミックスなのだった。
(8)プレデター…『プレデター』(87)
頭がいいのに容姿はカブトガニ、なんだか可哀想にも思えるプレデちゃん。
1作目の主役はあくまでもシュワ氏であったが、続編以降の主役は「完全に」プレデちゃんだよね?
(9)テッド…『テッド』(2012)
命が宿ったテディ・ベア。
「小」生意気、いや生意気な彼は助平だが生殖器がない―クドくなり過ぎなかったのは、この体質? が要因だろうか。
(10)ねこバス…『となりのトトロ』(88)
トトロも小トトロも「まっくろくろすけ」もいいが、ふわふわな乗り心地は想像するだけで気持ちよさそうなので、ぜひ乗りたい。
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