Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(320)

2020-02-29 00:10:00 | コラム
れん「だん」→「だん」みつ

壇蜜(だんみつ)って、いわゆる初出が分からないというか、ふと気づいたらそこに居て、人気を集めていた感じ。
そんなタレントさん。

39歳。
幸福者の旦那は、漫画家の清野とおる。
昭和女子大を卒業後に調理師免許を取ったり、銀座でホステスやったり、冠婚葬祭の専門学校へ進学したりしながら、いつの間にかグラビアの世界へ。

面白いなぁ! と思うのは、男からの人気は「とーぜん理解出来る」のだけれど、女子の支持率もけっして低くはない、、、というか、かなり高いと。

早い段階から脱いでいたのに、早い段階からNHKに起用されていたし、
だからか、スクール水着で始球式も許される。



声は、異様に小さい。
高めだが、歌うとき以外の中森明菜の発声にちかいのかもしれない。

たびたび、バラエティ番組でその小ささをいじられる。

声が小さい時点で女優向きではないのかもしれないが、そのぶん雰囲気はバツグンだし必然性があれば脱いでくれるので、意外と映画女優向き。だったりする。

『私の奴隷になりなさい』(2012)で俳優デビュー後、
バーダンサー役の『体脂肪計タニタの社員食堂』(2013)、SM嬢役の『サンブンノイチ』(2014)などなど、自分の売りを活かしたキャラクターで好演。

現時点における代表作は、石井隆の『甘い鞭』(2013)で決まり! かな。




ん?

ロリ好きのオメーは、興味ないだろ。って??

んなこと、ありません。

黒髪だし。
フツーに美人だし。
エロいし。

興味なんかない…なんていっている男は、単にやせ我慢しているだけですよ。


次回のしりとりは・・・
だんみ「つ」→「つ」んでれ。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『ガラガラの映画館でも。。。 + 02月コラムの目次』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シネマしりとり「薀蓄篇」(319)

2020-02-28 00:10:00 | コラム
てぃっぴへど「れん」→「れん」だん(連弾)

そもそも、どんな楽器もモノにすることが出来ていない。
さらにいえば。
個人でしか能力を発揮出来ない―という特質を自覚しているからモノカキになったり、団体競技が苦手だから格闘技を選んだりしている。
のだから、連弾なんて夢のまた夢。

でも、見ていてすごくかっけー! と思う。
あんな風に出来たらな、、、とか、ちょっと思ったりもする。

連弾とは、1台の鍵盤楽器を複数人で同時に演奏すること。

こんな感じ。

美女とカオナシの連弾



映画のなかの連弾。

タイトルがそのものずばり、竹中直人の『連弾』(2001)は、母と娘の連弾が描かれる。




去年スマッシュヒットを記録した『蜜蜂と遠雷』(2019)の連弾は、なんかエロティック。




外国映画では『愛情物語』(56)の一本指連弾、『スーパーマン リターンズ』(2006)の正義と悪の連弾が印象的、
広義の意味でいえば、『ビッグ』(88)の足で弾くシーンも連弾ですね。


※映画ではないけど、好きな連弾なので…かっけー!!



あすのしりとりは…
れん「だん」→「だん」みつ。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(320)』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外国女優別キャリア10傑(6)ウィノナ・ライダー

2020-02-27 00:58:41 | コラム
~ウィノナ・ライダーのキャリア10傑~

絶頂期に「やらかしてしまった」がために、それまで持っていた溢れんばかりの、、、というか溢れていた女優としての「きらきら」まで消え失せてしまい、ほとんどの映画ファンが口々に「もったいない…」と呟いていたっけ。

しかし。
時間が経過して思うに、ノニー(愛称ね)がやらかしたのはクスリでも暴行でもなく「金があったのに窃盗」だったわけで、ほんとうに病んでいたのかもしれない。
擁護はしないが充分に社会的制裁を受けており、あそこで躓いていなければ、ジュリアン・ムーアあたりと役の取り合いっこをしていたのかもなぁ、、、などと想像してしまう。

自分はそんな、ノニーの魅力にノックアウトされた直撃世代なのでした。


(1)『ヘザース/ベロニカの熱い日』(89)

独特な世界観を持った、学園ブラックコメディ。

共演のクリスチャン・スレーターも輝いていて、きらきらの二乗。




(2)『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』(93)

スコセッシ組に初参加。



こんなあどけない感じだけど、夫の情事を把握し、裏でいろいろと画策していたっぽい―ことが、最後の最後で明かされる。


(3)『ドラキュラ』(92)

『ゴッドファーザー PART III』(90)でソフィア・コッポラの役を演じるはずだったが病気のために降板、
それでもどうしてもノニーを起用したかったコッポラが次作のヒロインに抜擢。

溺愛ショット。だなぁ。


キアヌとは本作で初共演、互いに歳を取ってからのショット悪くないね。



(4)『スクエアダンス』(87)

ロブ・ロウと共演した青春映画。

まだ無名だが、逸材感は映画初心者でも「発見」出来るはず。


(5)『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』(89)

『火の玉ロック』をヒットさせたジェリー・リー・ルイスの物語。

ノニーは、22歳の主人公と恋愛関係を築き世間を騒がせる「13歳の少女」を好演。


(6)『シザーハンズ』(90)

ティム・バートン、第一次絶頂期の傑作。

なぜ雪が降るかの問いに対し、完璧過ぎる回答を提示してくれた。




(7)『ルーカスの初恋メモリー』(86)

初々しいデビュー作。

ドラマ上のヒロインはケリー・グリーンだが、映画ファンのほとんどがボーイッシュなノニーに注目した。


(8)『悲しみよさようなら』(90)

正直、物語は「さっぱり」忘れてしまった。

が、当時、このポスターに魅かれて初日に観にいったんだよなぁ。。。




(9)『クルーシブル』(96)

ノニーの芸達者ぶりが堪能出来る怪作。

いわゆる「魔女狩り」を描いているが、デイ=ルイス様を相手にしても引けを取らないのは素晴らしい。


(10)『恋する人魚たち』(90)

シェール、クリスティーナ・リッチ(デビュー作)と共演した家族の物語。

親子役としては顔は似てないが、なんか雰囲気は似ているからOK。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(319)』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気づけばキャッシュレス

2020-02-26 00:10:00 | コラム
タイトルのとおりの話です。

15年ほど前は多重債務者の身、クレジットカードさえ持てなかった。

信用機関に照会してみても信用がないわけで、ケータイも分割が組めず一括払いしか道はないのだった。

そんなロクデナシがですよ、
今じゃスマホのアプリでキャッシュレス決済、コンビニでは財布を開いて紙幣貨幣を取り出すことはなく、スマホをかざしてピッで終わり。
ただ過去の悪夢が蘇ることがあるので限度額は増やさず、そしてクレジットカードは「デビットカードだけ」利用可能にしておいた。

基本、自分の経済観念を信用していないのでね。

じゃあ「デビットも持つなよ」と突っ込まれるかもしれないが、それはほら、映画のチケット事前購入にしてもNetflixにしても「クレジットカードのみ受け付け」だったりするから。


さて、自分がマネージャーを務めるホテルでも当然のようにキャッシュレス決済を導入している。

基本アナログなホテルなので、オープン当時は「現金のみ」だったんですよ。

しかしAirペイのCMじゃないけど「カード使えないなら、いいや」と帰ってしまうお客さんがあまりにも多く、これはまずいなと。

現在、多い日ではお客さんの3割がキャッシュレス決済を選択している。

導入してよかった! と。

ただ、対マシーンであることは忘れてはいけないよね。

ヒトのエラーは釣り銭の間違いくらいなものだから「申し訳ありません」で済むが、
マシーンのエラーは「決済そのものが出来なくなる」ってことだからね、
先日もJRで決済出来ないエラーがあったでしょう、端末を叩いたところで直るはずもなく、ただただ復旧を待つほかないっていう。

お客さんのなかには「そもそも現金を持ち歩かない」というひとも居て、マシーンエラーのため、せっかく予約してくれたのに宿泊出来なかった、、、なんて日も出てきた。

正直、極端だと思うけどな~。
基本はキャッシュレスでいいけど、「なにかあったときのため」財布に1万円くらい入れておいたっていいでしょ。


バランス。
すべては、バランスということか―っていう当たり前のオチを、バランス感覚がない自分がいってみました。。。




…………………………………………

明日のコラムは・・・

『外国女優別キャリア10傑(6)ウィノナ・ライダー』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にっぽん女優列伝(169)高梨臨

2020-02-25 00:10:00 | コラム
88年12月17日生まれ・31歳。
千葉出身。

公式プロフィール


古くは、さとう珠緒。秋山莉奈に小池里奈、そして高梨臨(たかなし・りん)さん。

「出たてのころにヒーロー物のテレビドラマに出演する女優さん」ウォッチャーというのがこの世には存在していまして、
まぁそれは自分のことなのですが笑、
その後、人気を維持するかどうかは本人にかかっていますが、こうしたキャリアを持つ女優さんは、一瞬であっても大注目を受けます。

臨さんの場合、大注目を受けてからの伸びがウォッチャーの想像をはるかに超えていました。
外国映画、しかもキアロスタミの作品に出るとは、ほんとうにびっくりです。




<経歴>

夫は、サッカー選手の槙野智章。



2005年―『アイドル道』における「世界制服計画 FINAL」(フジテレビ主催)のオーディションでグランプリを受賞、アイドルグループ「ピンクジャムプリンセス」の一員になる。
このグループ自体はたいした活躍もなく、1年ほどで「解体」されてしまいますが、
2009年、特撮ドラマ『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日)の白石茉子役(=変身後はシンケンピンク)に抜擢され脚光を浴びます。

実質的な映画俳優デビュー作は、その1年前に発表された『GOTH』(2008)。
乙一のベストセラーを映画化したものですが、観た記憶を消したいくらい「…」な出来でした。
ふつうに捉えるだけで「ある程度、魅力的に映る」はずの「新人、臨さん」も美しく捉えられていません。

テレビドラマの好評を受けて制作された映画版『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』(2009)、『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』(2010)、『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』(2011)などに出演したのち、
『ライク・サムワン・イン・ラブ』(2012)でいきなりキアロスタミ映画のヒロインを演じる。

デートクラブに在籍する、明子という陰のあるキャラクター…どういう経緯か分かりません、おそらくキアロスタミが見初めたのでしょう、日本にもキアロスタミのファンは多いですから、臨さんは映画ファンのあいだで広く認識されるようになりました。


『今日、恋をはじめます』(2012)、『すべては君に逢えたから』(2013)、『醒めながら見る夢』(2014)、『KILLERS キラーズ』(2014)、『わたしのハワイの歩きかた』(2014)、『種まく旅人 ―夢のつぎ木―』(2016)。

キアロスタミ・ショックを上回る作品に出会う前に結婚、あまりにも惜し過ぎるので、しばらくしたら復活してくれませんかね。。。





次回のにっぽん女優列伝は、高橋かおりさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『気づけばキャッシュレス』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする