Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間10傑シリーズ:(3)映画の胸

2016-04-30 00:10:00 | コラム
いわゆる「おっぱい星人」ではないが、おっぱいはヒトナミに好きだ。

嫌いな男子が居たら会ってみたいくらいだが、会った時点でそのひとを嫌いになりそう。

そのくらい、おっぱいはスンバラシイものだと思う。

べつに女子のおっぱい「限定」というわけではない。

自分にアッチの趣味はないよ、
ないが、鍛え抜かれた男子の大胸筋は、男子から見たってドキドキするもので。

ときどき自分は「映画とハダカ」を語るが、「そんな見かたはしたくない」というひとも居る。

それはそれで構わないが、こっちが「構わない」といっているのだから、そっちもナンヤカンヤいわないでほしい。


映画に出てくるハダカでワーキャーいえる状態は、とても健全だと思うから。


以下が、自分が印象に残る「映画のなかのおっぱい」である。


(1)『チ・ン・ピ・ラ』(84)

石田えり、高樹沙耶の二大ヌードが拝める。

まだ10歳のガキだったから、それを期待して観にいってなかった・・・ので、たいへん驚いた。

そしておそらく、これが自分の初勃起だったんだ。

(2)『ヘルタースケルター』(2012…トップ画像)

映画としては「どうかな・・・」だが、沢尻エリカの脱いだタイミングは抜群だった。

これ目的で観にいった男子、多かったことだろう。

うん、映画への興味は「ただ、それだけ」であっても「ぜんぜん」いいのだ。

(3)『テルマ&ルイーズ』(91)

男でもザワザワしてしまう、ブラッド・ピットの完璧な胸板。



(4)『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(94)

高岡早紀のおっぱいは、パイナップルのようだった。

はい、いちおう、褒めことばです。

(5)『パルプ・フィクション』(94)

これは、べつの意味でオドロキ。

なにがって、ジョン・トラボルタの「だっるだる」の身体に。

すげー脂肪がついている・・・にも関わらず、キレのいいダンスを披露するのだから不思議よね。

(6)『完全なる飼育』(99)

ぜんぜん鍛えていない小島聖の身体が、妙にエロかった。

しかし、映画の内容はひどかったなぁ。

(7)『アメリカン・ビューティー』(99)

男にハダカを見せるソーラ・バーチ。
男はそれをカメラで撮る。



いまでいうリベンジポルノ・・・になりかねないが、若い男女なんて、そんなものでしょう。

(8)『甘い鞭』(2013)

壇蜜が本気を出している。

いや、ふつうに美しい身体だと思ってゾクゾクした。




(9)『TOKYO FIST』(95)

藤井かほり、乳首にピアスまでして大熱演。

石井隆と塚本晋也、このふたりに撮られる女優さんは真に幸福だと思う。

(10)『ブギーナイツ』(97)

ポルノ業界を描いた作品なので、新・旧? 女優のハダカが拝める。



若い子のほうが好きなはずなのに。
ヘザー・グラハムは可愛くて好みのはずなのに。
ジュリアン・ムーアの胸のほうが、グッとくるんだよなぁ!!

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『5月は映画まつり + 4月コラムの目次』
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黄金週間10傑シリーズ:(2)映画の手

2016-04-29 00:10:00 | コラム
映画における印象的な「身体の部位」の描きかた、その10傑シリーズの第2弾は「手」。

「拳」でも「指」でもいいけど。

手をつなぐことが好きだ。

いちいち「女子と」と強調する必要もないだろう。
場合によっては「ちゅ~」や「エッチそのもの」よりも、手をつなぐことのほうが好きだったりする。

ん?

やせ我慢?

そうともいうが。
なんというか、掌から体温を感じるときに、幸福を思うというかね。

らしくない?

まぁ、そうだわな。

所詮はザーメン野郎なんだ、無理せず「エッチのほうが好きだ」といっておこうか。


以下が、自分にとって印象に残る「映画の手」である。


(1)『クライング・ゲーム』(92…トップ画像)

振り付けで強調される、指の動き。




(2)『やわらかい手』(2007)

「あの」マリアンヌ・フェイスフルが、風俗嬢に。

このキャスティングの時点で、成功は決まった。

日本の女優さんで強引に例えれば、原日出子がピンサロに勤めるようなものでしょう。

(3)『街の灯』(31)

触れた手で、恩人であることを悟るヒロイン。



残酷・・・。

(4)『レイジング・ブル』(80)

凶暴なファイターは、しかし、拳の小ささを嘆く。

「ほれ、俺の拳を見てくれ。すごく小さい。女の子みたいだ。だから俺は、チャンプにはなれない」

(5)『キャリー』(76)

墓場から、にょきっ!!



(6)『ゆきゆきて、神軍』(87)

奥崎氏の、あの四本指。

言動とイキザマに、説得力を与えている。

(7)『アラビアのロレンス』(62)

火のついたマッチを、どれだけ持っていられるか。

なんてことないシーンだが、ロレンスのキャラクター性を端的に表現していて見事。

(8)『ターミネーター2』(91)

似合うねぇ。



(9)『サイコ』(60)

ジャネット・リー、死ぬ間際の手。

あんな風に襲われたら、防ぎようがなくとも、とりあえず手で抑えようとするものだろう。

(10)『羊たちの沈黙』(90)

資料を渡す際、檻に入れられたレクター博士の指と、クラリスの指が「一瞬だけ」触れる。

このワンショットはひじょうに映画的で、ゾクゾクした。

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黄金週間10傑シリーズ:(1)映画の目

2016-04-28 00:10:00 | コラム
本日より「5月1日」を除き、黄金週間が終了する8日まで、映画小僧による「10傑シリーズ」を展開。

共通のテーマは、身体の部位。

部位によっては、かつて取り上げたことがあるかも、、、だけど、そのあたりは突っ込まないでくださいな。

第1日目は、「目」。

俳優さんの印象的な目「だけでなく」、記憶に残る「目の演出」も含めて選出。

ではいくぜ!!


(1)『ブレードランナー』(82…トップ画像)

デッカードの目、なのか。
レプリカントの目、なのか。

いずれにしろ、この映画に勝る目のショットは、未だ生まれていない。

(2)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)

ヴァロン神父(リーアム・ニーソン)の目で始まり、ビル・ザ・ブッチャー(ダニエル・デイ=ルイス)の目(義眼)で終わる物語。

(3)『八月の狂詩曲』(91)

キノコ雲を巨大な目で表現。

好きな映画ではないが、この目と、雨の描写はさすがだった。

※こちら、絵コンテ



(4)『奇跡の海』(96)

エミリー・ワトソンの魅力は、あの目なんだと思う。

(5)『時計じかけのオレンジ』(71)

こええよ。



(6)『バタリアン』(85)

ガイコツに目玉がついているという発想こそ、アメリカン・ホラーの強みなんだ。

(7)『キル・ビルVol.1』(2003)

踏み潰される眼球。

痛さよりも、恐怖が上回っている描写。

(8)『アンダルシアの犬』(28)

ブニュエル×ダリによる、実験映画の記念碑的作品。



映画ファンのすべてが観る必要はないが、小僧を名乗りたいのであれば観なきゃいけない。

(9)『座頭市物語』(62)

勝新の、俳優としてのすごさを堪能出来る。

(10)『トータル・リコール』(90)

重力と気圧? にやられ、シュワ氏の目が飛び出ちゃう、ある意味でスプラッターなシーン。


※武版も、悪くはないんだけどね




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にっぽん男優列伝(324)三田村邦彦

2016-04-27 00:10:00 | コラム
53年10月22日生まれ、62歳。
新潟出身。

(イメージにはない)橋田寿賀子ファミリーの一員だったこともある三田村邦彦(みたむら・くにひこ)さんですが、
若いころは、女子にワーキャー騒がれる存在だったと記憶しています。

テレビドラマの『必殺シリーズ』(72~2009、テレビ朝日)で、「飾り職人の秀」を演じていたころ。
同じくテレビドラマの『太陽にほえろ!』(72~86、日本テレビ)で、ジプシー刑事を演じていたころ。

自分の姉も、きゃー格好いい!! と軽く騒いでいた記憶が。

「飾り職人の秀」は分かるけど、ジプシー刑事はちょっとなぁ・・・というのが本音ですけど。
(所轄署をいろいろ渡り歩くことから、ジプシーと名づけられた。時代ですなぁ!)

前夫人・中山麻理との離婚裁判がワイドショーを賑わせたこともありましたが、そのあたりはよく分かりません。
それよか自分は、モノマネタレント「見た目が邦彦」のイキザマのほうに興味がありますよ。



詳細は、各自で調べてね笑





<経歴>

養成所で演技の基礎を学び、劇団青俳に所属。

映画俳優デビュー作は、79年の『限りなく透明に近いブルー』。

原作者の村上龍が自らメガホンを持って映画化、「他人がやって壊されるより・・・」と思って自分で撮ったのかもしれませんが、それでも結局、小説では成功した試みは、映画では成功しませんでした。
ちなみに原作の元のタイトルは、『クリトリスにバターを』。
好きだけどなぁ、自分は。

ともかく本作で前夫人の中山麻理と出会い、翌年に結婚。
ひじょうに色っぽい物語ですからね、親密にはなり易かったんだと思います。

『北の螢』(84)、『Wの悲劇』(84)。

同年、必殺シリーズの劇場版がスタート。

『必殺! THE HISSATSU』(84)
『必殺! III 裏か表か』(86)
『必殺4 恨みはらします』(87)
『必殺!5 黄金の血』(91)
『必殺! 主水死す』(96)

なぜ4作目だけ「!」が入らないのか? みたいな無粋なツッコミはやめてください笑

そのほかの作品に・・・
『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』(87)、『ゴジラVSビオランテ』(89)、『極道の妻たち 死んで貰います』(99)、
『メトレス・愛人』(2000)、『アノソラノアオ』(2012)、
そして最新作が、今夏公開予定の『太陽の蓋』(2016)。

本作では、あぁそういわれれば似てるかも! と思いますが、菅直人さんを演じています。

インパクトという意味では、どうしてもデビュー作がベストとなってしまっている―ゆえに、この新作の出来が気になるところですね。




次回のにっぽん男優列伝は、光石研さんから。

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にっぽん男優列伝(323)水谷豊

2016-04-26 03:13:32 | コラム
52年7月14日生まれ、63歳。
北海道出身。

公式プロフィール

ちょうどこの原稿を編集しているときに、水谷豊(みずたに・ゆたか)さんが初めて映画監督に挑戦する―というニュースが入ってきました。

タイトルは、『TAP THE LAST SHOW』。
主演も務め、共演に、わがいとしの北乃きいちゃん。

水谷さんは元タップダンサーという設定で・・・ということは、劇中でタップダンスを披露するのかもしれませんね。

公開は来年を予定。


さて自分は『熱中時代』(78~81、日本テレビ)を「さほど」熱中して観ていませんでしたし、
2008年からつづく人気シリーズの『相棒』(テレビ朝日)も「きっちり」観たことがありません。

ありませんが、この世代の俳優さんのなかでは、割と親しみを持っているほうです。

というのも、(おそらく)すべての映画小僧にとって忘れ難い『青春の殺人者』(76)で主役を演じていますし、




個人的には、娘の趣里ちゃんをデビュー時に取材しているので、



なんとなく「ちかくに感じられる」俳優さんなんですよねー。

しかし一般的には、映画というよりテレビドラマのひと。
そういうキャリアを築いてきた俳優さんが、どんな映画を撮ってくれるのか楽しみですね。

<経歴>

夫人は、「もちろん」らんちゃん。


幼少のころから芸能の、、、というよりテレビの世界に憧れ、13歳で「劇団ひまわり」に入団。

俳優デビュー作は、フジテレビの『バンパイヤ』(68)。
手塚治虫の漫画が原作の特撮系ドラマであり、水谷さんは当時16歳でした。

幸運なデビューであったものの、18歳のころに俳優業に疑問を抱き、しばらく休業。
しかし70年には復帰、そして78年の『熱中時代』で高視聴率を記録、人気俳優となったのです。

ここからは、映画のキャリア限定で。

実質的な映画俳優デビュー作は、70年の『その人は女教師』。

黒沢年男や内藤洋子など、脇が異様に豪華「だから」、過激なわけはないのに「妙なタイトル」で騙されてしまう『バツグン女子高生 16才は感じちゃう』(70)と『バツグン女子高生 そっとしといて16才』(70)にチョイ役出演、

『新・高校生ブルース』(70)、『ひとつぶの涙』(73)、『鬼輪番』(74)、『想い出のかたすみに』(75)などなど、テレビドラマほどではないにしろ、着実にキャリアを築けあげていく。

テロリストの一員を熱演した『東京湾炎上』(75)を経て、
長谷川和彦の伝説的デビュー作、『青春の殺人者』の主演を務める。

明確な理由もなく両親を殺害する青年の狂気が、映画小僧のハートを鷲掴みにしました。

同じく長谷川の第二作『太陽を盗んだ男』(79)では交番の警官をユーモラスに演じ、
その後も『幸福』(81)や『逃がれの街』(83)などに出演。

その後、しばらくはスクリーンに登場することはありませんでしたが、テレビドラマの好評を受けて映画化された『相棒』シリーズに主演。

『相棒 ―劇場版― 絶体絶命! 42,195km 東京ビッグシティマラソン』(2008)
『相棒 ―劇場版II― 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』(2010)
『相棒 ―劇場版III― 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』(2014)

これをきっかけとして、再び映画界に参戦。

夫婦共演を果たした『HOME 愛しの座敷わらし』(2012)、
原作者・妹尾河童に扮する『少年H』(2013)、最新作が『王妃の館』(2015)・・・と、コンスタントに出演をつづけたうえでの監督初挑戦。

ウォーミングアップは完了、、、というところでしょうか。


※カリフォルニア・コネクション




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