Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

麺も米も「かため」です^^

2023-06-30 00:10:00 | コラム
歳を取る毎に「かため」が好きになっていく。

ラーメン。
「バリカタ」にはしないが、「かため」で注文。

米。
水は「少なめ」でセッティング、「なかなかの、かため」で炊き上げる。


昔はそんなことなかった、むしろ「やわらかめ」が好みだったはずなのにな、変わるものですねぇ。。。

では、チーズケーキは?
え、、、ベイクドとレアってこと?

これは両方とも大好き。
麺や米とは意味が違うしね(^^;)


※炊き上がった米のにおいで興奮する主人公、映画『殺しの烙印』は再評価され名画とされているけれど、まだ評価が足りないよコレ大傑作!!




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『我慢はしません(^^;) + 06月コラムの目次』
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日本女優別10傑(63)洞口依子

2023-06-29 00:10:00 | コラム
~洞口依子のキャリア10傑~

洞口さん58歳、黒沢清のミューズ。

自分が映画を好きになったころは「ちょっとエッチなおねいさん」として知られていたが、


デビュー作は置いておいて、「ほぼ端役」のキャリアを築く。
「ちょっとしか出てこない」のに、なんか気になる存在。

そんなキャリアを築きつづけ、ついにはスコセッシの映画にも出演。
やはり「ちょっとしか出てこない」役ではあったが、すごいなって思います。

多くの映画監督が「ちょっとしか出てこない」役に起用したくなるのも、なんとなく分かるなぁ^^


(1)『ドレミファ娘の血は騒ぐ』(85)

映画俳優デビュー作。


ほとんどポルノのような創りだが、ぎりぎり一般映画。
というか黒沢さんはポルノのつもりで撮ったものの、納品拒否されたのだとか。。。


(2)『CURE』(97)

黒沢清の傑作サスペンス。

依子さん、映画の異様な雰囲気づくりに「大」貢献している。



(3)『タンポポ』(85)

そう、謎の海女です。



(4)『スワロウテイル』(96)

岩井俊二の快作。
依子さんは、バンド「YEN TOWN BAND」のマネージャー。


(5)『マルサの女2』(88)

伊丹十三の代表作。

鬼沢(三國連太郎)の「少女」愛人を演じる。
異様だったなぁ。。。



(6)『カリスマ』(99)

周囲の木々を枯らしてしまう奇妙な木「カリスマ」をめぐる、黒沢清の最高傑作。



(7)『あした』(95)

大林宣彦による群像ファンタジー。

歌舞伎町の劇場で観たのだけれど、この回、複数の痴漢が出現し2度も上映が中断した、、、という奇妙な思い出がある。


(8)『君は裸足の神を見たか』(86)

イマヘイ率いる日本映画学校(現・日本映画大学)産、じつに誠実な青春映画で洞口さんはヒロインを好演。

じつは、あの出川さんのデビュー作でもあります。



(9)『富江』(99)

タイトルロールを菅野美穂が演じたホラー。
依子さんは、精神科医を演じる。


(10)『沈黙 ―サイレンス―』(2016)

キチジロー(窪塚洋介)の母を演じる。

よーーーーーく観てないと、気づきませんよ!(^^;)(^^;)

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ベルを鳴らすのはだれ??

2023-06-28 00:10:00 | コラム
先日―Twitterで、とある主婦さんの投稿が賛否を呼んだ。




路上で歩行者に対しベルを鳴らす自転車乗りと、それに対し激高する歩行者のトラブル。


ベルは「どいて」ではなく「気をつけて」の意味で使用するためのもの―そもそもこれが微妙な定義なのだけれど、

①子供が泣き出した
②おじさんの強烈な顔

の効果もあってか、投稿当初は「おじさんへの批判」が圧倒的だった、
しかし時間が経つごとに「ベルの使いかたは適切だったのか」「すぐに写真を撮ることが出来るほど余裕があったのか」という投稿者への批判が増えていく。

・・・どっちもどっちかなぁ。

チャリダー歴30年を超える自分だが、成人以降、チャリベルを「意識的に」鳴らしたことはいちどもない。
ただ「手が触れてしまい」「意図せず」「鳴ってしまった」ことは何度かある。
それで歩行者が反応したらまずい!と焦ったり、、、って、この時点でベルの必要性って?と考えないではないが、まぁ反応したとしても「すいません(^^;)」といえばいいわけでね、

おじさんも、ママさんも、そんなことでギスギスしないでよ!というのが本音よね。


写真・映像・音声は決定的証拠となるわけだから、保存出来るのであればそうしたほうがよい。
しかし、すぐに晒すという行為はどうなのか。

すでに投稿は削除されているものの、こうやって自分のように引用するものだって多くて。

そりゃ、生きてりゃイライラすることもムカつくことも多いさ。
でもそれらの大半は、少し時間を置けば「どうでもいいこと」であって。

だからEnterキーを押す前に、一息つこうぜ!!とは思うのであった。。。




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ツクッテクミタテテ

2023-06-27 00:10:00 | コラム
小学生のころは、モデラ―だった。
プラモデル作るのにハマっていたひと、、、という意味ね。

といっても。
「時流に乗っただけ」感もあり、
というのも手先は不器用であるからして、最後まで組み立てられないものがいくつもあったのだった。

それでも「大好き」のほうが勝ち、完成させたものは・・・

グフであったり、




ザクレロであったり。


どちらもガンダムだね、完成したプラモデルはしばらく飾っていたが、結局捨ててしまった。

キン消し同様、取っておけばよかったな~、、、なんて。


さて木曜深夜より、『量産型リコ ―もう1人のプラモ女子の人生組み立て記―』(テレビ東京)の放送がスタートする。


前作が好評を受けての続編だが、なぜ好評だったのかといえば・・・

乃木坂46・与田祐希ちゃんの起用、これは若いひと向け。
そして、
「プラモ道」に対する深い愛情、これに反応したのが、じつは視聴率を支えていた我々世代であったと。


物語的に続編は難しいと思っていたけれど、なるほどマルチバースの世界観というわけね。
いまっぽくていいじゃない!!

たぶん今年、連続ドラマはコレしか観ないんじゃないかな^^





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日本女優別10傑(62)寺島しのぶ

2023-06-26 00:10:00 | コラム
~寺島しのぶのキャリア10傑~

しのぶさん50歳、
ちなみに「てらしま」ではなく「てらじま」です、日本語(の地名・名前)は難しいぜ!!

フランス人アートディレクターの旦那、ローランさんとのラブラブぶりも有名ですね。


それにしても。
あらためて10傑を並べてみると・・・まぁ自分の好みもあるかな、ハード系が多いこと!!

ソフトなコメディもあるにはあるけれど、どんなキャラクターも厭わないひとには、やはりハードなのを期待しちゃうところはありますねぇ。。。


(1)『赤目四十八瀧心中未遂』(2003)

特集上映が組まれるとなれば、まずこの映画のショットが採用される。


つまりは誰もが認める、代表作ということです。


みなまではいいません、とりあえず観てください。


(2)『キャタピラー』(2010)

「あの」若松孝二が、乱歩の『芋虫』から想を得て描くエログロ反戦映画。




(3)『ヴァイブレータ』(2003)

つまり2003年は当たり年。

男(大森南朋)と女の物語を、この手の話なら任せとけの荒井晴彦が脚本を担当して面目躍如。


(4)『空白』(2021)

「善意の押しつけ」おばさんを強烈に演じる。
助演賞レベルの怪演だったのではないか、とくに(思わず)キスしてしまうところとか。。。


(5)『ヘルタースケルター』(2012)

岡崎京子(どうしているのだろう…)の代表作を沢尻エリカ主演で映画化、
しのぶさんは、主人公りりこのマネージャー役。


そういえば最近、エリカ嬢の近影が(連続で)週刊誌に載っているが、復帰するのかな??


(6)『やわらかい生活』(2006)

絲山秋子の小説をもとに『ヴァイブレータ』のコンビ(廣木隆一×荒井晴彦)が映画化した快作、、、なのだが、絲山側が「脚本を活字として残したくない」意思を示し裁判に発展、荒井側の敗訴が確定したことにより『年鑑代表シナリオ集』の収録から除外される―という騒動のほうが目立ってしまい、肝心の映画に触れているひとは意外と少ない残念な結果になってしまっている。



(7)『千年の愉楽』(2013)

中上健次の連作短編を若松孝二が映画化、
イマヘイあたりが撮れば180分超の大作になるところを120分以内にまとめあげた若松さんの手腕はさすが、そして、これが遺作となった。


(8)『オー・ルーシー!』(2018)

日米合作のインディーズ。
こういうしのぶさんも、たまにはよい^^



(9)『Arc アーク』(2021)

石川慶による野心的なSF、
その志の高さは「おおいに」買いたいが、少し窮屈?な感じがしたかな。

映画は、もっと自由でよい気がする。


(10)『人間失格』(2010)

太宰の代表作を生田斗真の主演で映画化。
しのぶさんは、主人公・葉蔵と(結果的に)自死することになる常子を演じる。

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