Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

来世で会おうぜ

2023-12-31 00:10:00 | コラム
いつもうるさめ?なブログに付き合っていただき、読者のみなさん感謝感謝です。

よいお年をお迎えくださいね^^

こっちは新年をさいたまで迎え、早朝に帰還する予定でございます。

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明日のコラムは・・・

『今年もうるさい奴にお付き合いくださいませ^^ + 12月コラムの目次』
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さいたま、前乗りです^^

2023-12-30 00:10:00 | コラム
本日の午前中には、あす大晦日に開催されるMMA興行『RIZIN.45』を会場観戦するため、さいたま副都心駅まで出発します。

以下が、「こうあるべきだろう…」という勝敗予想。
メインの堀口くんは同郷だから大好きだし応援しているし勝ってもほしい、、、のだけれど、格闘技の未来を考えるとね、後輩の神龍くんが勝つべきなのですよ。

堀口くん負けるの、つらいけどさ・・・。




というわけで、きょうはこれだけです。

ではいってきます^^

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明日のコラムは・・・

『来世で会おうぜ』
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「早ゆで」に「倍巻き」、これが進化というものか^^

2023-12-29 00:10:00 | コラム
そこまで自炊するタイプではないけれど・・・
何年前からですかね、パスタの「早ゆで」タイプって登場したじゃないですか。

通常の7~10分が、半分くらいの3~5分で済ませられるや~つ。


麺に切れ目を入れることでそれを可能にした―っていうアイデアすげーな!天才!と思うわけですが、前述のとおり「そこまで自炊するタイプじゃない」からこそ、たいへんありがたく感じるのかなっていう。

よくするひとなら10分程度は当たり前、でもそうじゃないと「長いよ…」みたいな?

そんなことないのかな。

ともあれ、これぞ21世紀!というアイデアだと思うのです。

もうひとつ、すごいなと思うのがトイレットペーパーの倍巻きタイプ。
そのぶん「当然のように」重くなったわけだけれど、かさばるものだから、12ロールを2袋買うより、たとえ重くても12ロール倍巻きを1袋買うほうがよいですもんね。


ずっとそこにある。進化していないように見えるものでも、じつはそんなことはないっていう。
こういう発想が出来るひとが、未来を作っていくのでしょうね^^


※パスタ・スパゲッティから連想して…


ガンズの『The Spaghetti Incident?』から^^


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年末企画 脚本を学べる映画⑤

2023-12-28 00:10:00 | コラム
『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2021)

監督・脚本:エメラルド・フェネル
主演:キャリー・マリガン

年末企画、最終回です。

レイプ事件を苦に自死してしまった友人のことが忘れられず、大学を中退しヒトリミをつづけるキャシーの「世直し計画」とは―。

レイプを背景とする復讐物語は(表現としてはどうかと思うが)ひじょうに相性がよく「これでもか!」ってくらい量産されてきた、そのほとんどは最終的には胸のすく創り…しかしこの映画が放つメッセージと毒は、かなり強烈で、しかも最先端。

ポップな装飾と語り口は「観易いかも…」という思いを誘発させる仕掛けとなり得ている、
それを裏切っていく展開も見事なもので、公開時は「男の居心地が悪くなっていく」などともいわれたが、この映画の器の大きさは、その毒が女性にまで放たれているところ。

そりゃオスカー脚本賞も取るでしょう、っていうかコレ取れなかったらアカデミー協会も終わりだよ!というレベルです。


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年末企画 脚本を学べる映画④

2023-12-27 00:10:00 | コラム
『ユージュアル・サスペクツ』(95)

監督:ブライアン・シンガー
脚本:クリストファー・マッカリー
主演:ガブリエル・バーン、スティーヴン・ボールドウィン、ケヴィン・スペイシー

カイザー・ソゼとは何者か、そしてコバヤシという弁護士はほんとうに存在するのか。
消えた大金と麻薬の行方を追う関税局捜査官クイヤンと、多数の犠牲者が出た爆破事故で「唯一、無傷で」生き残った身障者ヴァーバル・キントの対決。

「衝撃のオチ」ばかりが話題となり、このオチを途中で見破った向きは「分かったもんね~」などとのたまう。
いやいやそれだけでは、ほんとうのテーマに辿り着けないじゃん!

・・・という話は、もう何遍もしてますね(^^;)

いいトシこいた男たちが、居るかどうかも判然としない謎の人物に怯える。
まるで、幽霊を怖がる10代の子どもたちのように。
巧妙に作り上げた「物語」は拡散される毎に尾ひれがつき、カイザー・ソゼへの恐怖はさらに増していく。

この、集団心理の力学こそ真のテーマなのです。


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