90億ドルの州債発行で建設されるらしい、カリフォルニアの
新幹線。
テレビでも、カリフォルニアでは、渋滞で大変な思いをしている人が
待ち望んでるとかいうような報じられかたをしていたのですが・・・
(確かに、米国で毎朝テレビをONにすると、番組では渋滞ニュースを普通にやってて、
道路は真っ赤に。)
もし、
もしですよ、
その州債を、日本が買ったりしたら・・・
それって、日本がお金出して作る新幹線という、変な事になる。(JRは嬉しいけど)
これは、副島隆彦の本の中(日米 地獄へ道連れ経済)での指摘ですけど、
実際にシュワ知事が日本に視察に来たときに、
日本のエライ人が、そういう方向でサポートできますよと言ったのは事実。
(相変わらず日本のマスコミは、シュワちゃんご苦労様ムード。)
お金が返ってくればいいですけど、
アメリカは衰退(日本も・・・汗)していく国です。
破産宣言します、ごめんね。
この一言で、チャラです。今年、それが起こるかも(ここ数年言われ続けています)。
ちなみに、カリフォルニア州や、シカゴのあるイリノイ州なんかは、
結構財政が厳しい。
このほかにも、考えてみたら、去年円高抑止の為替介入とかで、
何兆円も使って2円程度円安にしましたね。過去にも同じ事を何度もやってます。
レートが100数十円の時代からやってるので、結果、為替差損で凄い損出です。
そして、米国債も買わされます。
一時期、中国も沢山買いましたが、最近は買わなくなったそうです。
でも日本は買います。菅はコイズミ以上にポチになってしまったし。
これでは、景気回復するわけがありませんねえ。
そんな金があったら、もっと新しいエネルギーの研究とか、
医療や福祉、その他不足している財源はいくらでもあります。
最近では、朝倉慶も著書でいろいろ指摘しています。
プログラムで高速に売り買いする、ロボットトレーディングの怖さを指摘した人です。
(こうなると、会社は株主の物とかいう議論はどうなるんだろうか)
近著の2011年本当の危機が始まる、では、
インフレの危機を訴えていますが、実は、レアアースなどの希少資源だけでなく、
銅などの通常の鉱物資源も価格が上昇しているのは、あまり知られていない事実。
そして、今は債権バブル。
投資する先がないから、債権に・・・これが、凄い異常な事だと指摘しています。
グローバル化の恩恵は、知らないところで沢山受けていると思うのだけれど、
これからは、その負の部分に直面するかもしれません。
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