過去に乗っていた車で、
一番遊んだ車。
初代シビックタイプR、EK9だった。
今の車のセールスポイントとされる、安全性、自動制御、快適装備、静粛性、
そういったものとは無縁の車。
納車のとき、オーディオ類がなく、時計もないので時間も分からない車だった。
ドアミラーも手動で折り畳み。でも、この割り切り感がたまらない。
(画像が大きかったので入れ替えた・・・でもこれ一枚)
エンジンは8400まで回せる。
市販車とは思えぬエンジン。
音も豪快だった。エンジンの中ではプラグから火花が飛び、
爆発が絶え間なく起こっている事を実感させるに十分だった。
サーキットで走らせると、車に乗せられていると思い知らされた。
車にコントロールされている自分からスタートし、
走っているうちに、素人ながらも操る経験ができた。
でも、そのうち自動運転の時代になり、強制的に乗せられる車になっていく流れ。
老人になったらお世話になりたいと思うし、世の中の役に立つ技術ではある。
これが、車だけの話で終わらないのは、だれしも感じているはず。
何もかも、決めてくれる、やってくれる世界。
人間性ってなんだろう。
頼むから、そういうのは一定の割合だけに留めて、多少の害があっても、
人間が行為する部分、思考する部分を残して欲しい。
と思うのは自分だけではないはず。
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