maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



今日からやっと正月休み。
昼間はずっと掃除で、まら整理まで至ってないけど、やった後は何か違うな・・・
と、

ショック・ドクトリン〈下〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴く
ナオミ・クライン
岩波書店



もうとっくに読み終わっていましたが、次から次へと本を読んでいたら、
遅くなった・・・この本は上に続いて、下巻もまた凄味があります。

色々書きたいことはありますが、
著者が語るイラクの部分がありました。

http://www.youtube.com/watch?v=6iGLifiaUmE

イラクでオイルが欲しいから戦争だ・・・とは分かりやすい理解でしたが、
それだけでは済まないのが、今の暴走資本主義ですね。
イラクの中に、アメリカでよく目にする店が並ぶ・・・イラクの中のアメリカ。
略奪も知らんふり・・・で、貴重な歴史財産が奪われたそうです。

怖いけど、これがハリケーン”カトリーナ”の被害にあった地域でも、
破壊のあとに、よく目にする大手チェーン店が建ったりする。
そこに居たイラクから帰った兵士が一言・・・イラクに戻ったみたいだ。
多分災害や戦争などの後に行う新たなビジネスモデルが出来上がっているのでしょう。

ビデオの中では言及がなかったけど、本には、
戦後のイラクの人は職を求めていて、完全ではないにしろ米に期待もしていたらしい。
テレビでは、単に宗派の争いとか、反米のことしか伝えられていない。。。。
自分たちの勤め先が米企業に買収されると、結局は安い労働力を海外から持ってきてしまい、
労働者達は職がなくなる事が起こったそうで・・・これに憤りを感じているという・・・最初は米に期待もしてたみたい。
結局、見事に肩透かしをくらい、それなら工場もろとも爆破したほうが良いと答える労働者の話は、リアルです。

いまや、企業は安い労働力を求める時代ですが、行きつく先に希望があればよいですけど・・・
個人的にグローバル社会に光と影がありますが、影の方が大きい気がする。

他、もっと沢山の事例をあげながら、シカゴボーイズと呼ばれる経済学者の素行が暴かれる。
一つ一つ書いてもいいけど、要はお金を儲ける為に邪魔は排除する。
邪魔とは、政策に反対する人だけでなく、そこに住んでいる一般の人達、地域社会も入る。
独裁政権の国では、そこを利用して、規制の撤廃やら、公務員の削減やら、
自由化を推し進める・・・いやあ、これは実に響きのいい言葉なのだけど・・・
結局は企業しか儲からないという仕組みが出来上がる。
災害も、戦争も利用できるものは利用する。

当然、そのままうまく行かず、結局は失敗するのだけど、
米国内では、あの国を救った経済学者と紹介されたり、実情と評価との間にかなりのギャップが存在する。

これらの経済学者達は、自分の理論に酔いしれて、
人々の生活や文化は議論の範囲外という感じです。

まあ、著者は今の経済システムに同意できない立場からの視点ではあるけど、
事実でもある・・・これを無視して、新自由主義経済にも恩恵がある・・・とか言っても首をかしげる。

いまのシステムのまま、うまくいくはずがないと思っている人は多いはず。
これは、たぶん正しいと思うし、このままイケイケで世界が良くなるというより現実的でしょう。

でも、日本では、震災で国難の状況にも関わらず、TPPでアジアの成長を取り込めとか、
調子のいい事を言う。
反対派の意見はぶれないが、賛成派の意見は、いろいろ変わっている。
どうにも、無理にでもやらなければならない理由がある様子。
ある意味、TPPってのは、新自由主義経済の流れそのままだから怖いんですよ。

恩恵もあるじゃないか、てのも分かるけど、誰かの犠牲の上にある恩恵・・・

映画「おいしいコーヒーの真実」
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/

人によっては、1929年~の世界恐慌に似ているという人もいる。
その後は第一次世界大戦。
翻って今の世界情勢は、平和な日本では実感がわかないまでも、
中東など火種が燃え始まっている。
戦争経済(WAR ECONOMY)という言葉もあるけど、いろんな国の債券が弾けていくと、怖いです。
最近、オバマの顔つきって悪くなってきたなと思います。
最初の頃は、ブッシュの失態から救ってくれる新しいリーダーの様相がありましたが、
もはや政治より力を持った資本家のリードに逆らうというか、逆らえないというか、
仕事でも、客先の願いと、会社の願いの板挟み的な状況ってあるけど、
何かそんな感じもする。

おっと、話が飛んでしまいました。

まあ、今の生活以外の部分について、日本中、世界中の人が、
ネットや本を使って知る事を少しでも始めれば、世の中を変えるエネルギーになると思うのだけど。
そんな何かを知ることができる一冊の本です。


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テレビから生じる大いなる誤解・・・

むかし、騒音おばさんとが話題になった。

あれをみて、
どう思った??

正直、いかれた人だとしか思わなかったでしょう・・・自分もそうだった。

では、以下を見てほしい。

マスコミの嘘がバラされた瞬間.wmv
http://www.youtube.com/watch?v=iOlickICSW8&feature=related

何が「嘘」だったか・・・

そこから先は、自分で調べることです。

日本の闇の部分の一つかな、これ。

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世間では3連休。

クリスマスがなんたらかんたら・・・

でも今日は仕事で、午前様と。

さて、クリスマスソングでもと思ったけど、
世の中、なんだかきな臭くなってきました。
中東は、なんだか怪しい・・・



なら、
ジョン・レノンのイマジンでも。

http://www.youtube.com/watch?v=M0d_P-QMdNQ&feature=related


しかし、9.11以降、アメリカでは放送禁止になった。

今はどうなんだろう・・・

ん?

昔だったら、いろんなアーティストが反戦ソングを作ったり、
なんらかのメッセージを込めた曲を発表したものだ。

今は、そんな自由も無くなった。
どうにも、嫌な感じがする。

ロックは反骨精神の音楽だと、昔だれかがインタビューで言っていた。

ジョン・レノンはまさに反骨の人だと思う。

生きていたら、どんな曲を作ったろう?

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茶番  


何度も、何度も、
取り上げた気がするけど、
あの小沢関連の裁判ね・・・・

少し前に、元検事となった前田が、裁判でペラペラと、
自分なら有罪にはしないとか、いろいろ裏側をしゃべって、
話題になりましたが、
やはり、以前のフロッピー改ざんで冤罪発覚のとき、
責任を負わされたのが頭にきたのか・・・
ともかく、冷静になってみれば、あの政治と金の騒ぎは、
異常だったんですよね。

全メディアがこぞって小沢攻撃をしていたけど、
その捜査の正当性のなさには問題があったし、
そんな暇は日本にないのでは?とも思ったし。
テレビのニュースはあまりみてないから、どう報道されたのか
分からないけど、もう無駄ですよね。
税金かかってるんだから、やめちゃえば?

結局、小沢を追い出したかった人達が頑張った訳なんだろうけど、
その結果、日本が良くなったならまだしも、
なんだか悪くなる一方。

増税ありきの議論にしろ、なかなか進まない復興にしろ、
TPPの問題にしろ、次期戦闘機の問題にしろ、
冷温停止の宣言にしろ、
もはや、国として体を成してない気がしますね。

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ダム  


知らなかったんだけど、
あの群馬県にあり、最近工事続行が決まった巨大なダム・・・

まあ、やめればいいのにと思うけど、

水力発電できるしな・・・原発もダメだし・・・とか思っていたら、

あのダムには水力の施設はないし、

後から水力発電やろうとしても、

上手くできないのだそうで・・・・


なんで水力やらなかったんだろうか・・・・
せめて造るなら、脱原発の意味を込めて、
続行を訴えるいい材料になったろうに。

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神宮の銀杏祭りにて。

さきっぽの曲がった一本は、
東京タワーみたいです。

完全に紅葉ペースが同期していないみたいで、一つ裏の列はまだまだって感じでした。
写真を撮った位置(写ってない)の銀杏は、かなり散っていたのに・・・





場所をかえて新宿御苑にて。

縮小すると分からないけど、等倍なら結構きれいに葉っぱが撮れてます。




近寄って。

落ち葉。





どこの国の人か分からなかったけど、
外人さんです。


ちょっと撮らせてくださーい、と、心の中で言いながら。


GR Digital Ⅳ

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番
クリエーター情報なし
EMIミュージック・ジャパン



耳が不自由なのに、
頭の中で音を鳴らして、または鳴っている音を、
ピアノで弾いて、譜面に書いて、曲を作る・・・

ジャンルを超越して、間違いなくTOPクラスに君臨する音楽家。

最近、こういう管弦楽を軽く聴くのが心地よく、ブラームスなども
よく聴いていましたが、久々に戻ってきたベートーヴェン。

平日の夜など、BGMにしながら考え事をする・・・


はたと・・・もう年末だ・・・・

そうだな、第九だな・・・と思って、久々に交響曲を引っ張り出して聴いてみた。

ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 (Beethoven: Symphony No. 9)
マリス・ヤンソンス
BR KLASSIK


コンサートにも行ったことがあるヤンソンス・・・好きですね。

このCDはライブ盤ですが、残響が残ってて、コンサートホールの感覚が味わいたいとき良いCDかなと。
あとソリストの声もいいです。やはりこの辺は当たり前か・・・
スピーカーから出てくる声も、4人の立ち位置が分かって気持ちいい。
コーラスも終盤にくるにしたがって迫力がある。

うむ・・・

やはり第九は良い。

2回聴いた。一回は夜にヘッドフォンで。

いいものは理屈抜きです。


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写真をチェックしていたら、
人が通りかかったので、そのまま思わず・・・








信号待ちの様子。

信号って、ときどき何か、うまく言えないけど、
思い・・・のような何かを感じる時があります。


GR Digital Ⅳ

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One Of These Days
http://www.youtube.com/watch?v=wTrNQCYh70Y
これが邦題になると、「吹けよ風、呼べよ嵐」になるからフシギだけど、
曲の印象からか、何故か納得してしまう。

高校の頃、これをBest Hit USAの番組で観た記憶があります。
スライドギターがかっこいい。



The Darkside Of The Moon
http://www.youtube.com/watch?v=XiimzQ0KqBA&feature=related

このタイトルはアルバム名ですね。750週以上チャートインしたロングセラーアルバム。

実際は、このアルバムの後半3曲のライブ映像になってる。

Any Color You Like
Brain Damage
Ecrips

このメドレーなんですが、
3:18から始まる、Brain Damageのスクリーンに映し出される
世界の指導者(だった人達)の映像が歌詞とだぶって面白い。

狂人が頭のなかにいる・・・

そして最後のEcripsでフィナーレ。
この歌詞も All that you ~の繰り返しでインパクトがある。



TIME
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=hOMd7CSt0KU

歌詞が、なんとも頭にこびりつく。
対訳は、まあネットで検索すれば出てくるけど、
光陰矢のごとし・・・って事ですね。

こういう曲は、ロック史上の中では、もはやクラシック?
かもしれないけど、未だに聴かれる曲だから普遍的なものがあると思う。歌詞にも音楽にも。






老婆心ながら・・・・フロイドには関係ないけど、
いま流行り?の、なんとかガガという、悪魔崇拝の女性の曲などは、聴くのはおよしなさい・・・

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この建物がなんだったか・・・忘れました。

石造りの建物は、なんだか重みが感じされます。



GR Digital Ⅳ

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