maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



いやあ、メディアのTPP=農業キャンペーン、ご苦労様です。

ちゃんと、毒素条項の事説明せず、
農業は、逆にTPPで外に打って出ろ論を言う人ばかり連れてきて、
これだと、ふつうの農家でない人は、
ああそうか・・・ってなるからなあ。

人間なんて勝手なもので、自分に火の粉が降りかかるまで、
他人事ですからねえ。と、自分も他人事でいる場合もあるけど。
でも今回のは他人事じゃないだろう・・・


TPPより、円高をなんとかする方が、手っ取り早いと思うけど。
(無理だと思うけど)
もっと円高になる気配があるのに、ガンガン攻めろって・・・汗
(これも無理がある)
つまり結局は、海外に移転できる企業は移転しちゃうよねと。
(結果、より空洞化??)
農業は移転する訳にもいかず・・・・

昨夜、どっかのテレビで、
海外に出て、活躍した企業に日本経済をけん引してもらう論も語られてた。
あれ、
これって、竹中の構造改革と同じ論法のような・・・
規制を撤廃し、勢いのある企業に引っ張ってもらって、底上げをするという・・・

で、何かよくなりましたっけ・・・ (・。・;

ああ、大企業はよくなりましたっけか・・・
いざなぎ景気を超えたららしい好景気だったくらいですから。


別に競争=悪なんて言うつもりじゃないんですが、
今のままだと、為替とか国力、政治力の力で決まるでしょ。
競争ってのは、そこまで含めた競争力を考えないとダメでしょう。
いくら勇ましいことを言っても、まだジャイアンには勝てませんって。

もう少し、グローバル経済の事、知った方がいいんじゃないかなあ・・・
グローバル化すればみんなでハッピー・・・という触れ込みでしたが、
実際そうならなかったでしょう。
マーケットが広がって自由にお金や物が移動し、
貧富の差がなくなり、ってはずじゃ・・・・

これからは、WIN-WINの関係で・・・とかって、あれは何処にいったんだろう。

でも
貧乏国家はより貧乏に、その貧乏国家の中でも、貧乏人はより貧しく富める人は富む・・・

これがリアルですからねえ。


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土曜日、佐倉でマタイ受難曲の講座に行った帰り、
本屋でみつけて一冊の本「本能寺の変 四百二十七年目の真実」に目がとまりました。
著者は明智憲三郎という人で、文字通り子孫の方です。

日曜は天気が悪かったので、一気に読書。BGMにはマタイ受難曲。

それにしても、光秀と信長の関係が怨恨でないことや、、家康と信長の複雑な関係や、
信長に呼び出された家康の行動に、信長の死直後の家康の行動、光秀と細川藤孝、そして秀吉と信長の関係、
光秀と四国の長宗我部氏との関係、当時の”一族を守る”という事、
いろんな文書の改ざんなどなど・・・
多くの人がドラマや本、歴史の授業で習うこととは違う、複雑ですが目からうろこ。

資料を集め分析する・・・
ある意味、クラシックの楽譜を読み解く作業にも似ている?ような・・・


元々単に光秀の怨恨から起こった事件にしては、いろんな謎だらけであり、
それを上手く解きほぐしてくれます。実に愉快。
最近別の本では、イエズス会が加担したとか、色々ありますが、
他にどんな説があるのかは全部知らないながらも、これは説得力があります。

見猿・言わ猿・聞か猿なんです。


ちなみに幕末もまたしかり。おそらく皆が知っている歴史の事実とは、
違う形で明治維新は進んでいったようです。
これもまた、海外や国内のいろんな資料が、新たに見つかったり、調べなおしたり、
詳しく調査をすると分かってくることがあるのです。
そうすると、今まで知ってた小説やドラマって・・・みたいな。

歴史の教科書の内容も変わってくるかもしれません。


こういうのを知っていると、少し世の中を見る目が変わってきます。
そして、より真実が知りたくなる・・・

歴史に学ぶ・・・としたら、
同盟関係は常に一定でなく、状況でコロコロ変わるもの。
外交に一瞬たりとも油断は禁物で、日本が光秀のようにならないためにも、
対米従属のようなことは止めて欲しい・・・・おねがい。

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