先週の日曜は夜コンサート。アップするのを忘れてました。
モーツァルトのピアノ協奏曲23、24番。
23は長調ですが、第2楽章がとっても哀しい曲。
全体的にモーツァルトらしい感じ。
24番は短調で、全体的に暗いけど、そこがモーツァルトのイメージと違って好きな曲。
20番も短調で個人的にはこっちを聴きたかったけど、
なんといっても、内田光子のコンサートは初めてで、しかも弾き振り・・・
ピアノを弾き、指揮もする・・・
いや、指揮をしつつピアノ弾く・・・
どっちでもいいか。
コンサートで鑑賞も、回数は重ねてきましたが、
初めてづくしでした。
内田光子が世界の日本人ピアニスト・・・というか、
世界の中でも屈指の演奏家だと、クラシックに興味を持つまで知りませんでしたが、
もう貫禄が違いますね。
ステージに登場するや、ホールの中の空気も変わる。
お辞儀をするのも、頭がひざにくっつきそうなまで、体を曲げます。
凄い体が柔らかい・・・
指揮も、ピアノパートでない部分では、両手を上げて、
ひらひらとリズムを取る・・・踊っているみたいでしたが、
休憩時間に近くにいた人は、魔女みたい・・・
演奏家集団をまとめるには、それなりのカリスマが必要です。
なんかこう、存在に圧倒されました。
結構有名な指揮者の演奏も聴いた事もありましたけど、
全然引けをとってない。
そういう人が、目の前・・・じゃなく、結構遠かったけど、
ピアノを弾いている。その音が聴けている。うーん、素晴らしい。
| Trackback ( 0 )
|