魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

がねや@博多

2013-03-06 | グルメ(外食・中食)
「がねや」を初めて訪れたのは、
まだ福岡天神サロンを開く前だったので、10年ほど前。



それまでセミナーを開いていた「ウェル大濠」で宿泊がとれず
安いところをと探して見つけたのが、アールイン博多。
              ↓


同じビルの1階にあるこの店が、
朝食処となっていたので、「夕食もここでええや」と訪れた。

のれんには「漁師(ふなと)料理」と書かれているので、
「イキのいい魚を使っているが、素人っぽい料理」と
思い込んで入ったが、雰囲気が違って
かなりの高級感があふれていた。

その日の宿泊料金があまりに安かったため、
奮発してコースを注文。

でも、当時は本当にお金がなかったので、一番安いのを注文した。
それでも、料理の美味しさに、目が丸くなるほど驚いた。

目の前に立っていた板前さんに「京都の祇園で修行されたんですか?」
と尋ねたら「そうです」と頷かれた。
そうでなければこの味は出せないと思った。

その後、周産期新生児医学会の学術集会で発表した際、
数人で訪れたのが二度目。今からもう7年ほど前になる。

今回も注文したのは、この一番安い「華コース」3,300円。
                            ↓


櫛田神社から帰って来て、お酒を二人で1合注文。佐賀の「湧水」


                  ↑
「がねや」の「がね」とは蟹の方言。蟹の絵が描かれている。

先付けは、自家製豆腐の柚子あんかけに、生ウニ。期待通りの味。
                ↓

        
椀物は、湯葉巻きと、ツクシと桜の花の塩漬け(たぶん)
お吸い物の味は、京都でもめったに出会うことのない最高級!
心が洗われるスッキリとした旨み。

そう、これを味わいたくて、柳橋からここまで来たんや~!          
              ↓

                                  ↑
      湯葉の中にはフキと魚のすり身、これが絶妙の歯ごたえと香り


                 ↑
二人分のお刺身。赤貝が美味しい~! 東シナ海産?
              
ジャガイモ饅頭にも蟹が添えられている。さすが「がねや」
            ↓


焼き物はイトヨリ。白瓜の酢の物とイイダコ・エビが添えられている。
           ↓                 ↓


天ぷらは、エビ・フキノトウ・コゴミ。苦みがほんのり、春の香り。
        ↓


牛しゃぶの酢の物。
ここにちょっとボリュームを持って来ている。上手いなぁ。
                   ↓


蓮根とシラスと梅肉のご飯に、漬物と味噌汁
    ↓             ↓           ↓


蓮根とシラスの歯ごたえと、梅肉味のご飯が美味しい~、
「こんな美味しいご飯、食べたことない!」と、二人で感激しあいっこ。
            
   デザートはヨーグルトのムース
          ↓


それから仕事の打ち合わせ。
来た時は一番早く、帰る時も一番最後のお客さんだった。
               ↓

お土産までもらって、帰ってから、ペロリと食べてしまった。
        ↓               ↓


櫛田神社・キャナルシティのすぐ近く、博多のど真ん中で
京都でもなかなか出会えないほどの上品な美味しさを
こんな値段で頂けるなんて、ええんやろか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿