
・2.0 - 98°
新譜情報でも取り上げました、98 Degreesの12年ぶりのオリジナルアルバムです。
Boyz II Menに憧れて、Motownからデビューした彼らも、
時を経て、メンバーも、ちょうどアラフォーなんですねぇ。
活躍していたころと比べると、やはり、大人なサウンドになりました。
と言っても、老成したとかではなく、
若々しいダンスポップな曲を中心に、バラードもありますし、
Bruno Marsもソングライトで参加している12曲目では、
ミネアポリスサウンドや、2000年くらいに流行っていた、
チキチキR&Bサウンドを意識したような音が聴こえてきたりして、
いろいろな世代にアピールしそうな音作りです。
けどやっぱり、ルーツはこことばかりに、
自分たちのヒット曲のアコーステックバージョンで、
アルバムを締めているところもよろしい。
ニック・ラシェイとジェフ・ティモンズのツインボーカルが形のグループでしたが、
今回は、ニックの弟ドリューもソロをとっておりますので、
ボーカルも、さらに幅も出た感じ。なかなかの充実作です。