
・Random Access Memories - Daft Punk
正直自分、エレクトリックな音には疎いほうでありますので、
Daft Punkに関しては、そりゃまあ、"One More Time"はアホほど聴いたけど、
それ以外の曲もアルバムも、ちゃんと聴いてこなかったのですが、
そんな、若者音楽についていけてなかったヤツらを、
がっつり取り込んでやれっていうのが、
彼らの今回の戦略だったのだろうと思いますが、
しっかり、取り込まれてしまったおぢさんがここに。σ(^^;
なんともはや、レトロな世界と今とを、
行ったり来たりする感覚が心地よいんですよねぇ。
まさしく、random access memories。
そうは言うけど、アルバム全体聴いたら、
"Get Lucky"なんて、浮いちゃうんじゃない?と予想していたのですが、
さにあらずで、何でこういうことをやりたかったのか、
アルバムの中の1曲として聴くと、わかってくる気がします。
アルバムバージョンは、ちょっと長いのもいい感じ♪
しかし、アルバム最大のクライマックスは、
3曲目"Giorgio By Moroder"ではないかと思います。
ドイツなまり?で、自らの音楽キャリアを振り返ってる感じの、
ジョルジオ師匠の語りをフィーチャーした、9分を超える壮大な曲ですが、
この1曲を聴くためだけに、アルバム買っても惜しくない感じです。