probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Natalie Cole

2016-01-04 11:10:16 | R.I.P.
ことしも、よろしくお願いします。
本日より、再開いたします。よかったら、またお付き合い下さい。

さて、もう、ニュースが飛び込んできてから、何日か経ってしまいましたが、
一年ちょっと前に、その生のステージを見たばかりでしたので、
未だにまだ、信じられない感じでおります、Natalie Coleの訃報。

そのときも、体調が万全ではないのは見てとれたのですが、
歌声には、ほとんど衰えなどなかったので、
まだまだ歌いたかっただろうになぁ、と、その気持ちを想像すると切なくなってしまいます。

91年のアルバム"Unforgettable… with Love"のヒットが、
あまりにも、大きなものになってしまったため、
スタンダードを歌うシンガーとしてのイメージが、キャリアの後半は付いてしまいましたが、
ここでは、それ以前の、ちょっと、黙殺されてしまっている気がする、
Natalieの、80年代から90年代頭のシングルヒット3曲で、追悼したいと思います。



1985年のアルバム"Dangerous"のタイトルカット。
Popチャート57位、R&Bチャート16位。

80年のTop40ヒット"Someone That I Used to Love"をリアルタイムでは聴けていないので、
それ以来のHot100入りをしたこの曲が、自分にとっての、意識した初Natalieであったと思います。



その2年後、その"Someone That I Used to Love"以来のTop40ヒットになった、
"Jump Start"(Pop #13 R&B #2)。prod.は、Calloway兄弟でした。

アルバム"Everlasting"からの1stカットでしたが、
Popチャートでは、このあとの、Bossのカバー"Pink Cadillac"のほうが大きなヒットになったので、
この曲も、ちょっと冷たく扱われているように思うのですが、
R&Bファンならば、こちらのほうが好きよという方、多いのではないでしょうか。



3曲目は、90年のTop40ヒット"Wild Women Do"(Pop #34)

このあとが、"Unforgettable"になりますので、
ポップR&Bシンガーとしての、事実上最後のTop40ヒットということになるんですかね。

映画『プリティー・ウーマン』サントラの冒頭を飾る曲でしたが、
プリティー・ウーマンというと、どうしても、Roy Orbisonのあの曲のほうがイメージされるがゆえ、
あの映画から、あまり、この曲のことを思い出すという方は少ないのではないでしょうか。

2000年には、彼女の自伝"Angel on My Shoulder"が、
本人も参加して、TVドラマ化もされていて、
ネットでしか見ることはできないと思いますが、
英語がわからなくても、80年代前半ころのドラッグ中毒が、いかに大変であったかは知ることができます。



...R.I.P.



http://www.cbc.ca/news/arts/natalie-cole-death-pulmonary-hypertension-1.3394554
Natalie Cole died of pulmonary hypertension leading to heart failure, family says (CBC NEWS)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは驚きました。 (DE)
2016-01-05 20:58:19
新聞で知ったんですが、だいぶ具合悪かったんですねえ。
比較的最近のこれ→https://youtu.be/0dUzbeAlyH4
も良かったんだけどなあ。残念です。
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おや、 (maki)
2016-01-07 10:18:13
こんなところに参加していたんですねぇ。

ライブを見たときも、かなりやせていたのですが、
あれは、今思うと、節制よりも、体調悪化からのものだったのかなぁ・・・と。

65才は早すぎますよね。

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