probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1969~

2012-09-08 10:09:49 | 懐かし洋楽
今回は、1969年の今ごろチャートインしていた曲、
Waylon Jennings & The Kimberlysの"MacArthur Park"です。(Pop #93 Country #23)

曲は、シンガーソングライターとして知られる、Jimmy Webbの作品で、
68年に、俳優としても著名だった、Richard Harrisが大ヒットさせ、
78年には、ご存知、Donna SummerがディスコアレンジでNo.1にヒットにした、あの名曲ですが、
69年には、カントリー界の大御所アウトローだったウェイロンさんが、
男女4人組のボーカルグループ、The Kimberlysをフィーチャーして、シングルヒットさせていたのですね。



調べますと、この曲、ウェイロンさんやドナさま以外にも、
いろんな人がカバーしていて、日本でも、小柳ゆきさんが歌っていたみたいですが、
少々、大げさとも思える、ドラマチックな展開をする曲調が、
きっと、歌い手ごころを刺激するのでしょうね。
しかし、英語がわかる人でも、その歌詞は、ちょっと難解な点が多いらしいのですが。

そんなところを茶化した感じの、替え歌の帝王による、↓こんなバージョンもありましたよね。(^^;


ステキなコンピレーション!(7)

2012-09-07 09:51:34 | その他のCD

・The ABC's of Soul, Vol. 1: Classics from the ABC Records Catalog 1961-1969 - V.A.

1950年代に創立して、79年にMCAに吸収されるまで存在したレーベルである、ABC Recordsのコンピですね。
そのMCAも、もうずいぶんと前に、Universal Musicに買収されて、名前はもう無いし、
ABC自体も、79年には、もう無くなっていたレーベルということで、自分は、まったく身近な感じはないのですが。

このレーベルで最初にスターになったのは、Paul Ankaといわれているようですが、
このアルバムは、Soulと銘打たれていますので、
もちろん、ソウルミュージック系のアーティストの楽曲を集めたものです。
年代別に、Vol.3まで出ているようですが、自分が持っているのは、このVol.1だけであります。

Ike & Tinaとか、B.B.とか、前回のブルースコンピにも入っていたアーティストの曲もあったりして、
ブルース色やら、ちょっと、南部のR&Bっぽさが強い選曲になっているような気がしますが、
今回は、この中では、もっともポピュラーではないかと思われる、
Eddie Holmanの"Hey There Lonely Girl"の映像を貼ってみたいと思います。

63年にヒットした、Ruby & The Romanticsの"Hey There Lonely Boy"をGirlに変えて、
こちらも、70年に大ヒットした曲であります。
そんなに昔の映像ではない感じですが、ファルセットボイスに衰えがなくて、素晴らしい歌唱ですね。


(新)ベストアルバムを語るわよ!(28)

2012-09-05 18:28:47 | その他のCD

・The Very Best of Kiss - Kiss

再来年で、デビューから40年になるというKissの、
2002年に出てたベストアルバムで、
日本では、30周年を記念して、2004年にリリースされた盤ですね。

Kissは、かなりの種類、ベスト盤がリリースされていて、
Boxなども出ているようですが、箱物はいらないけど、
1枚持っておきたいわん!というような方には、よいのではないでしょうか、
1枚ものながら、21曲も入っていて、けっこうなボリュームです。

ただやはり、大人気だった70年代の曲が多くて、
素顔をさらけ出したりして、いろいろと試行錯誤だった80年代の曲が少ないのは、
まあ、仕方ないところなのかなぁ。

で、この1曲は、その、素顔を見せちゃった、83年の"Lick It Up"です。
Paulのメイクは簡単なので、素顔は、だいたい想像がついてましたが、
Gene Simmonsの素顔は、けっこう、当時、驚きましたよねぇ。


先週はレコファソ。(アナログ)

2012-09-04 09:13:20 | 中古LP

・Modern Heart - Champaign (\380)

はばらすは、何度もりイシュされているのに、
こちらは、なかなかならん83年の盤。一度もなったことないのかしらん?
にしては、安かったなぁ。


・Koo Koo - Debbie Harry (\380)

勘違いしてて、こちらもCDになってないと思いこんでいたのですが、
こっちは、近年、某斗羅入りで、ばっちり出ています。

かなり鳴り物入りで出た82年のソロでしたが、なぜか売れんかったんですよねぇ。
でも、"Backfired"のビデオを見ると、なんとなく、
MTV時代に乗れなかった理由も、ちょっとわかるやうな。(^^;


Hal David

2012-09-03 09:57:09 | R.I.P.
Burt Bacharachさんとのコンビなどで、数々の名曲を世に送り出してきた作詞家、
Hal Davidさんが亡くなったのですねぇ。91才だったようであります。
なら、バートさんはいくつなんだろう?って調べたら、84才だそうです。
バートさんは、まだまだお元気で、まもなく日本にやってこられますが。

バートさんもそうですが、ハルさんが多くの名曲を書かれていたのは、
60年代から70年代にかけてが主で、調べると、あれもそうなのか?これもそうなのか!と、
あげ始めたらキリがない、名曲リストが作れてしまうのですが、
自分が音楽に慣れ親しんだ80年代は、それらの名曲をカバーしたアーティストの曲が、
いくつか、チャートに上がったりして、ハルさんの偉大な功績に触れることができました。
83年の、Naked Eyesの"Always Something There's To Remind Me"とか、
84年の、Julio & Willieの"To All The Girls I've Loved Before"あたりが、そうでしたよね。

で、つぎの1曲も、80年代の、Luther Vandrossによる名唱でも知られる1曲で、
ルーサーの声は、Kanye Westによって、後に早回しされてネタ使いまでされましたが、(Twistaの"Slow Jamz")、
今回は、オリジナルのDionne Warwickの64年の歌唱で、ハルさんを偲びたいと思います。

ことしは、ディオンヌさんにとっても、近しい人の訃報が続いていますねぇ・・・。