probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1998~

2012-09-15 09:52:21 | 懐かし洋楽
今回は、1998年の今ごろチャートインしていた曲、
Jesse Powellの"I Wasn't With It"です。(Pop #85 R&B #25)

96年に、かなり豪華な布陣をバックに迎えた1stアルバム"Jesse Powell"でデビューしたシンガー、
Jesse Powellの2ndアルバム"'Bout It"からのカットで、
1stからは、結局、大きなヒットが生まれませんでしたので、
この曲が、最初のHot100入り、R&BチャートでのTop30入りということになります。
このあとに、1stアルバムにも入っていて、2ndにも再収録された"You"が、
Popチャートで10位、R&Bチャートで2位を記録する大ヒットとなって、
一躍、彼の名前は大注目されたわけですね。

ただ、なぜか日本では、2ndアルバム"'Bout It"は、一部曲順変更され、
ジャケも変えられ、さらに、タイトルも"You Should Know"と改題されて、
ボーナストラック入りで発売されたんですよねぇ。
中古屋で見つけましたら、そういう事情ですので、注意いたしましょう。

曲のほうは、このころ大流行りだった、いわゆるチキチキサウンドで、
もともと声が高く、重量感には乏しい彼のボーカルにはあってないような気がしなくもないのですが、
みんなやってましたもんねぇ。もう10年以上経つのかい。(笑)


(新)ベストアルバムを語るわよ!(29)

2012-09-13 20:01:20 | その他のCD

・Greatest Hits - The Dazz Band

今回は、The Dazz Bandの86年に出てた"Greatest Hits"です。

彼らもまた、何種かベスト盤は出ていますが、
10曲しか入っていないわりには、この盤が、
いちばんバランスがいいのではないかなぁと思っております。

ただ彼ら、85年に、デビューから在籍したMotownを離れていますので、
そのまとめのような形で出された盤であろうと思うのですが、
85年に、Motownから最後に出されたアルバム"Hot Spot"から選曲されてないのが、ちと残念ではあります。

The Dazz Bandといえば、"Let It Whip"ですが、
自分はやっぱり、↓こっちが好きなの。


"Games People Play"

2012-09-12 08:08:39 | 同名異曲
さて、今回の同名異曲は"Games People Play"です。

まずは、先日、72才で亡くなってしまったJoe Southの、69年のこのヒット曲です。
シンガーソングライターで、ギタリストとしても知られた彼の、最大のヒット曲で、
グラミー賞も受賞している名曲ですね。



ジョー・サウスは、Lynn Andersonの"Rose Garden"や、
Deep Purpleのヒット曲として有名な"Hush"の作者としても知られ、
ギタリストとしては、あの、Aretha Franklinの"Chain Of Fools"のバックで弾いていたという、
すごい人なのですが、日本では、あまり訃報も、ちゃんと報道されないのが残念なところではあります。

また、"Games Pepole Play"は、オリジナルは知らないという方でも、
この、Inner Circleのレゲエカバーなら知ってるわよ!という方、多いのではないでしょうか。



で、もう1曲は、The Alan Parsons Projectの、80年から81年にかけての、このヒット曲です。
まさか映像ないわよね?と思ったら、ありました!!

ホントに彼ら?と思われる方もいらっしゃるかと思うのですが(笑)、
Vo.で、Lenny Zakatekが歌っておりますので、間違いないと思います。
なんでもあるねぇ、YouTube・・・。








(新)かあさん、あの12インチ何処へ行ったんでしょうね?(29)

2012-09-11 09:59:25 | 懐かし洋楽
ことしは、"We Are Young"という曲が、No.1ヒットになりましたが、
"We Are The Young"という曲が、Top40ヒットになっていたのが、
1984年から1985年にかけてあたり、このDan Hartmanのナンバーでしたね。

Theがつくと、Youngは名詞に、つかないと形容詞ってことなのでしょうが、
ニュアンス的には、どう違ってくるのか、ちょっと気になりますが、
"We Are Young"のほうは、未練タラタラな失恋ソングで、
「若さ」が必ずしもポジティブなものとして歌われてない感じなのですが、
"The Young"となると、オレたちゃ怖いものなし、
壁もぶち破っちまえみたいな歌詞になっているようです。

で、今回の12インチバージョンは、その"We Are The Young"のClub Versionです。
ちょっと低迷していたダンが、ひさびさに、1984年に"I Can Dream About You"の大ヒットを放ち、
アルバムもリリースして、それに続くTop40ヒットとなった曲でした。

アルバムバージョンも、打ち込み音ビシバシのカッコいい仕上がりでしたが、
こちらのバージョンは、そこらへんが、さらに強調された感じで、ええですね。


North - Matchbox Twenty

2012-09-09 20:08:10 | 新譜CD

・North - Matchbox Twenty

フルアルバムとしては、10年ぶりになるんですなぁ。
つうことは、あの名曲"Unwell"がヒットしていたのも、10年前なのか・・・ああ、早い。(^^;

間に、新曲が入ったベスト盤はあったものの、
10年で、彼らをとりまく環境も、音楽シーンの傾向も変わりましたし、
さらに、その間に、Robのソロも2枚リリースされたしという事実を踏まえた上での、
当然の帰結といいますか、かなり洗練された音になったなぁ、というのが一番の印象ですね。
初期の、けっこう荒削りな音が好きっていうファンの方には、若干の抵抗感があるかもと思いますが、
自分は、そこらへんの変化もひっくるめて、この人たちが好きなので、けっこう満足いたしました。

ただ、過去のアルバムの"Unwell"や"Bent"に匹敵するほどのキラートラックがない気がするのが、
ちょっと、インパクトが弱いかなぁという感じはしますね。