probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"Touch Me" (追悼 レイ・マンザレク)

2013-05-22 09:38:05 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Touch Me"です。

まずは、The Doorsの1969年の大ヒット曲"Touch Me"です。



キーボードのRay Manzarekさん亡くなってしまったんですね。
ドアーズといえば、やはり、Jim Morrisonのキャラクターが強烈ですが、
サウンド面でいえば、あのオルガンの音あればこそですよね。
ジムさんが亡くなってもバンドが続いていたのは、
レイさんの存在があったからなのでしょう。R.I.P.


もう1曲の"Touch Me"は、1985年リリースのThe Temptationsのアルバムの、
タイトルトラックである、↓こちらを選びました。
この曲も、当時シングルカットされて、
R&Bチャートでは、63位まで上昇していたみたいです。



Ali Oliさんも、すでに旅立ってしまいましたし、
ことし、Richard Streetさんも逝ってしまったんでしたねぇ・・・。

http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPTYE94J05P20130520
ドアーズのキーボード奏者R・マンザレク氏死去、胆管がんで闘病(ロイター)

2.0 - 98°

2013-05-20 19:47:32 | 新譜CD

・2.0 - 98°

新譜情報でも取り上げました、98 Degreesの12年ぶりのオリジナルアルバムです。

Boyz II Menに憧れて、Motownからデビューした彼らも、
時を経て、メンバーも、ちょうどアラフォーなんですねぇ。
活躍していたころと比べると、やはり、大人なサウンドになりました。

と言っても、老成したとかではなく、
若々しいダンスポップな曲を中心に、バラードもありますし、
Bruno Marsもソングライトで参加している12曲目では、
ミネアポリスサウンドや、2000年くらいに流行っていた、
チキチキR&Bサウンドを意識したような音が聴こえてきたりして、
いろいろな世代にアピールしそうな音作りです。

けどやっぱり、ルーツはこことばかりに、
自分たちのヒット曲のアコーステックバージョンで、
アルバムを締めているところもよろしい。

ニック・ラシェイとジェフ・ティモンズのツインボーカルが形のグループでしたが、
今回は、ニックの弟ドリューもソロをとっておりますので、
ボーカルも、さらに幅も出た感じ。なかなかの充実作です。


ステキなコンピレーション!(23)(追悼アラン・オディ)

2013-05-19 18:47:03 | 新譜情報
1977のNo.1ヒット"Undercover Angel"のAlan O'dayが亡くなったようですね。

日本では、山下達郎さんとのコラボレーションで知られ、
世界的には、他の有名アーティストに提供した曲がヒットしていて、
優れたソングライターとして評価が高い人ではあるのですが、
自身が歌って、USチャートでTop40に入った曲は、
この"Undercover Angel"ただ1曲なので、
ベスト盤なども出ていないみたいなのですが、
しっかり、"Undercover Angel"は自分のiPodに入っていたので、
はて?どのCDに入っていたんだろう??と調べたら、
やはり、この↓シリーズの、この盤でした。


・Billboard Top Hits: 1977 - V.A.

ディスコブームの走りの年あたりになるんでしょうかねぇ。
他も名曲ぞろいであります。
Climax Blues Bandの"Couldn't Get It Right"がシブいですね。

なお、アラン・オディさんのオリジナルアルバムは、
近年、何枚かリイシュされていて、
"Undercover..."が入っている盤"Appetizers"も、
現在は、手に入れやすい状況のようです。

残念ながら、本人が出ている映像がみつかりませんでしたが、
やはりこの曲を聴いて、R.I.P.



http://www.vintagevinylnews.com/2013/05/passings-singersongwriter-alan-oday.html
Passings: Singer/Songwriter Alan O'Day (1940 - 2013) (VVN MUSIC)

Time Machine ~1958~

2013-05-18 11:07:42 | 懐かし洋楽
今回は、1958年の今ごろチャートインしていた曲、
The Everly Brothersの"All I Have To Do Is Dream"です。(Pop#1 Country#1)
たいへん、カバーバージョンも多い名曲ですよねぇ。

50年代後半から、60年代前半にかけて大活躍した兄弟デュオ。
人気があった時代は、決して長いとはいえないのですが、
のちの音楽シーンに多大な影響を与えたグループと言われておりまして、
とくに、The BeatlesとThe Beach Boysは、そのハーモニーワークにおいて、
たいへん大きな影響を受けていると言われているようです。

また、1986年から始まった、
ロックの殿堂"The Rock and Roll Hall of Fame and Museum"に、
初年度、最初に殿堂入りしたアーティストの中の一組でもありますので、
どれだけ、高い尊敬を受けている人たちであるかがわかりますね。

仲違いなどもあって、70年代前半に解散を発表してしまったお二人でしたが、
83年に再結成し、84年には、"EB 84"というアルバムをリリースし、
そこからは、Paul McCartneyが書いたナンバーである、
"On the Wings of a Nightingale"という曲が、
67年の"Bowling Green"以来、17年ぶりにHot100入りし、
当時、けっこう話題になりました。(最高位は50位)

現在も、弟のPhilさんが主としての活動みたいですが、
The Everly Brothersとしての活動、続けておられるようであります。

↓映像は、その83年に再結成されたときのコンサートのもので。


80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(7)

2013-05-17 08:41:38 | 懐かし洋楽
今回は、ネタ使い編。

まずは、使っているほうの曲です。
Fugeesの正式メンバーではありませんが、
ファミリーの一員として知られる、John Fortéの、
98年、ソロ唯一のヒット曲、"Ninety Nine [Flash The Message]"です。



いきなり歌ってますので、すぐわかっちゃうっていうか、
タイトルでバレバレですが(^^;、この曲↓ですなぁ、元ネタ。
英語で歌っていますので、英語バージョンを貼り付けてみました。



2000年くらいに、Goldfingerっていうバンドによる、
パンクカバーもありましたよね、Red Baloons。
John Fortéのほうは、最後まで聴くと、
歌部分だけではなく、トラックのほうのネタ使いも、
しっかり聴こえてきます。

なお、この英語バージョンの歌詞の一部

This is what we've waiting for
This is it boys, this is war

っていうところ、昨年の、Fun.の大ヒット曲
"Some Nights"にも、まったく同じ箇所があるんですね。
因果関係は不明ですが、何か、格言とかだったりするのかしら。