probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2017-04-13 20:00:00 | 最近の洋楽
今週のビルボードのHot100は、アメリカで先日行われて、
TV放送もされたという、アカデミー・オブ・カントリーミュージック賞の影響で、
その受賞者や、パフォーマンスをしたアーティストたちの曲が、
軒並み、ジャンプアップしておりますが、そんな中からの2曲です。

まずは、パフォーマンスをした、Keith UrbanとCarrie Underwoodの
"The Fighter"です。



昨年リリースされた、Keithのアルバム"Ripcord"からの、
5曲目のシングルカットだそうなのですが、
ご本人たちが出演するビデオに加えて、
この、ダンサーズ・バージョンも公開されたことによって、
さらに、人気になっているみたいですね。

まったく、カントリーっぽさはない曲ですが。(^^;)

もう1曲は、"Die A Happy Man"で、
最優秀ソング賞と、最優秀男性ボーカル賞を受賞した、
Thomas Rhettの新曲"Craving You"です。



こちらは、最優秀女性新人賞を受賞した、
Maren Morrisをft.したナンバーですね。

こちらも、聴きやすい、ポップカントリーソングですね。
ここらへんの曲が、日本でも、ちゃんと紹介されるようになるといいのになぁ...。


J. Geils

2017-04-12 17:03:16 | R.I.P.
The J. Geils Bandの創設者で、
元リーダーでギタリストの、
J. Geilsさんが亡くなってしまったんですね。

自分の名前が入ったバンドなのに、元という表現になってしまうのは、
バンドは、80年代半ばに解散したものの、再結成して、
最初は、J. Geilsさんも参加していたのですが、
近年は、体調不良などが原因で、参加しなくなっていて、
そこへ、残ったメンバーたちが、
デビューから黄金期までのボーカリストだった、Peter Wolfや、
新しいギタリストを加えて、ツアーをやりだしたので、
もう、The J. Geils Bandという名前を使わないで欲しいと訴え、
訴訟問題になってしまい、結局、J. Geilさんは脱退という形になっていたようです。

曲は、あの"Centerfold"の大ヒットを生んだ、
1981年のアルバム"Freeze-Frame"から、
3枚目のシングルとしてカットされた名曲"Angel In Blue"を。



R.I.P.


https://www.barks.jp/news/?id=1000140788

J.ガイルズ、死去(BARKS)


"Misled"

2017-04-11 09:58:05 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Misled"です。

まずは、やはりこちら。
Kool & The Gangの、1984年のヒット曲"Misled"。



アルバム"Emergency"からの1stカットでしたね。
最高位は、Popチャート10位、R%Bチャート3位。
このあと、"Fresh" "Cherish"とTop10ヒットが続き、
アルバムも大ヒットを記録しました。

もう1曲の"Misled"は、この10年後、
Popチャート23位を記録した、Celine Dionのこの曲です。



Celineにとって、初のビルボードのHot100で、No.1となった、
"The Power Of Love"に続く、シングルでしたね。
ガラっと変わって、ポップなダンスナンバーでありますが、
プロデュースをしていたのは、Taylor Dayneの"Tell It To My Heart"や、
Mariah Careyの"Someday"などをヒットさせた、Ric Wakeでありました。

そういえば、偶然でしょうが、
Kool & The Gangのビデオも、JTが、
いきなり、バスルームで上半身裸で登場しますが、
Celineのほうも、セクシーに入浴シーンから始まるという、
ちょっと意外な始まりで、共通点のあるビデオになっていますね。

人名ポップス事典(d <2>)

2017-04-09 19:18:28 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、dの2曲目は、
5月に、Newアルバム"Pollinator"がリリースされる、
このグループの、このナンバーです。



Blondieの"Denis"、邦題は『デニスに夢中』。
78年リリースの2ndアルバム"Plastic Letters"からのカットで、
USチャートにはランクインしなかったものの、
UKチャートでは、最高位2位を記録し、
そのほか、ヨーロッパの多くの国で大ヒット、
Blondieの名前を、一躍、有名にしたのが、このナンバーだったようです。

ただこの曲、オリジナルではないんですねぇ。
じつは、最近まで知らず。(^^;)

オリジナルは、1963年に、Popチャートで10位、
R&Bチャートでは、18位を記録していた、
白人Doo-Wopグループ、Randy & the Rainbowsの曲で、
オリジナルのほうは、男性ボーカルグループの曲ということで、
タイトルは、女性名の"Denise"だったのですが、
われらが、Debbyねいさんが歌うということで、
男子名の"Denis"に改題されたようですね。


Time Machine ~1973~

2017-04-08 19:28:49 | 懐かし洋楽
今回は、1973年の今ごろチャートインしていた曲、
The Four Topsの"Ain't No Woman (Like the One I've Got)"です。
(Pop #4 R&B #3)



タイトル曲もヒットした、前年の72年にリリースされたアルバム
"Keeper of the Castle"からのカットですね。

"I Can't Help Myself"など、60年代に、
音楽史上に残るような、クラシックヒットを残している彼らですが、
70年代の最大のヒット曲は、この曲ということになるようです。

Kashifなどによるカバーや、Jay Zの96年のヒット、
"Ain't No Nigga"のネタ元としても有名ですね。

この曲をプロデュースしているのは、
60年代からプロデューサーとして活躍しているDennis Lambertですが、
Dennisは、80年代にも、Commodoresの"Nightshift"や、
Dennis Edwardsの"Don't Look Any Further"など、
R&Bの楽曲を中心に、多くのヒット曲を手掛けています。

1973年4月7日付けのHot100です。

この曲を含めて、上位に、ソウルミュージックの名曲がずらり。