probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2018-01-11 19:50:33 | 最近の洋楽
今回は、Adult Contemporaryのチャートから。

まずは、オーディション番組出身で、
ユタ州出身の、Jazz系ボーカリストで、ピアノマン、
Spencer Dayの新曲"72 and Sunny"です。



ことしリリース予定のアルバム"Angel City"からの先行カットのようです。
ほぼ、Jazzな感じはない、さわやかなポップロックナンバーになっていますね。

もう1曲は、L.A.出身のシンガーで、
女優さんもやり、映画のプロデュースまでもやってしまう、
マルチな才能を持っている女性、Rita Wilsonの、
昨年リリースされたアルバム"Rita Wilson"からのカット
"Along For The Ride"です。



映画ファンの方なら、ご存じの方も多いと思われますが、
あの名優、Tom Hunksの奥様でもある方ですね。
ですから、そこそこの年齢になられておると思うのですが、
じつに、可愛らしい歌声ですね。


Denise LaSalle

2018-01-10 16:13:24 | R.I.P.
ミシシッピー出身で、サザンソウルの女王などと呼ばれた、
Denise LaSalleさんが亡くなったんですね。

最大のヒット曲は、1971年のヒット曲で、72年リリースのアルバムのタイトル曲でもある
"Trapped By A Thing Called Love" で、R&BチャートではNo.1、
Popチャートでも13位まで上昇するヒットになっていたようですが、
当然のごとく、こちらは、リアルタイムでは聴いておりません。

また、日本では、80's初期のダンクラとして"I'm So Hot"という曲が人気が高いようですが、
こちらも、ぎりぎりリアルタイムでは聴けていないんですよね。
なので、強く思い入れがあったりということはないのですが、
85年に、Rockin' Sidneyという人のカントリーヒット
"My Toot Toot"という曲をカバーして、
UKチャートで、Top10入りをさせておりまして、
映像も見つけましたので、その曲で追悼したいと思います。

ただご本人は、渋いサザンソウルから、
ディスコ&ダンスミュージックに日和った、この時代の音楽は、
本意ではなかったのか、キャリアから消したがっておられたみたいですね。



R.I.P.

http://amass.jp/99573/
“サザン・ソウルの女王” デニス・ラサールが死去(amass)

(新)ベストアルバムを語るわよ!(141)

2018-01-09 10:24:53 | その他のCD

・Greatest Radio Hits - Bruce Hornsby

今回は、2004年に出ていた、Bruce Hornsbyのベスト盤
"Greatest Radio Hits"です。

1986年にリリースされた、The Rangeを率いていた1stアルバム
"The Way It Is"収録曲から始まって、2002年のアルバム
"Big Swing Face"収録曲までの代表曲が、
年代順に入っていて、その間に、Huey Lewis & The Newsに提供した
"Jacob's Ladder"と、Don Henleyとの共作曲で、Don Henleyのヒット曲にもなった
"The End Of The Innocence"のライブバージョンや、
オリジナルアルバム未収録の、映画『バックドラフト』サントラ提供曲
"Set Me In Motion"なども入っていて、
バランスのよい感じのベスト盤になっているように思います。

Bruce Hornsbyは、2015年に2枚組の"The Essential"が出ているようですが、
ライブバージョンが、かなり多く、ちょっとマニアックな感じになっていますので、
80年代後半から90年代初頭にかけて、ヒットメーカーだった、
Bruce Hornsbyのキャリアをざっと振り返るなら、こちらの盤のほうが良いような気がします。

曲は、名曲"The Way It Is"の影に隠れて、
なかなかスポットを浴びませんが、こちらも大ヒットした"Mandrin Rain"を。
ちょっと映像は荒いのですが。


No.41 コレクション(54)

2018-01-07 20:08:48 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
97年の3曲目は、8月に1週だけ41位だった、この曲です。



96年に、Hot100で最高位5位を記録したナンバー、
"Where Do You Go"でおなじみの3人組、No Mercyの"When I Die"ですね。

No Mercyは、中心メンバーのアメリカ人、Marty Cintronと、
ヒスパニック系の、ArielとGabrielの双子のHernández兄弟の3人からなるグループでしたが、
Boney MやMilli Vanilli、La Boucheなどを世に送り出したドイツ人プロデューサー、
Frank Farianが育てたグループでして、そのつながりから、
"Where Do You Go"も、もともとはLa Boucheの曲のカバーだったようですが、
この"When I Die"も、彼らのオリジナル曲ではありませんで、
オリジナルを歌っていたのは、なんとあの、The Real Milli Vanilliなのだそうです。(^^;

1997年8月30日付けのビルボード誌です。

1位と2位はBad Boy!!Backstreet Boysがブレイクしたのも、このころなんですなぁ。

Time Machine ~1995~

2018-01-06 13:49:06 | 懐かし洋楽
今回は、1995年の今ごろチャートインしていた曲、
Warren Gの"Do You See"です。(Pop #42 R&B #45)



Michael McDonaldの82年の大ヒット曲"I Keep Forgettin'"などをサンプリングした、
"Regulate"を94年にヒットさせ、実力者Dr. Dreの異母弟ということもあって、
当時、大注目を浴びた、Warren Gでしたが、
この曲は、その"Regulate"を収録した1stアルバム
"Regulate...G Funk Era"からの3rdシングルでした。

"Regulate"も、"I Keep Forgettin'"以外に、
Bob Jamesの"Sign Of The Times"などもサンプリングした、
複数ネタ使い曲でしたが、この"Do You See"も、
わかりやすい、Mtumeの"Juicy Fruit"の他に、
UK出身のR&Bシンガー、Juniorの82年のヒット"Mama Used to Say"と、
イントロには、Gil Scott-Heronの"Bicentennial Blues"という楽曲の、
ポエトリーリーディングを使用していますね。

1995年1月7日付けのビルボード誌
です。

1位は、またまたあのグループの、あの名曲。
Top10の10曲中8曲が、R&BとHip-Hop系で占められておりますね。